そ、宮崎アニメなんか以外と浅い。カリオストロの城とかな

TVの第1シリーズで五右衛門が師匠だかに「お前はルパンに勝てない。ルパンは自分が
助かるなら女だろうと容赦なく殺すが、お前には無理だ」(記憶曖昧)みたいな
ことを言われて反論できない。
つまりルパンは不二子を相手に、女にだらしない男、女が弱点の男、を対外的に演じて見せて
いて、仲間の次元ですら半分騙されているが、実体はどこまでもプロフェッショナルな男で、
場合によっては躊躇せず不二子でも撃てる。そういう男だから、昔の武士道が身に染みていて、
女子供には簡単に手を出せない五右衛門では勝てない、ということが描かれていて、なかなか
いい感じなのだが、このあと視聴率が伸びないことから宮崎駿が参加してガキ向けに路線変更、
その後、再放送で人気に火が付き、今に至るホントに女にだらしない助平なルパン像が定着して
しまった。