渡瀬は兄の渡より大物と云う鳴り物で東映に入ってきたけど、主演したデビュー作が大外れ
渡が日活のスターだった分、期待外れだったから肩身狭い思いをしたんだろうなあ
アクションでといっても、身体能力で遥かに上回る千葉真一という売り出し中のスターが既にいて、渡瀬にとっては目の上の瘤だった
空手をやっていたとはいえ、あの頃の大学空手道部は寸止めが主流でウエイトトレーニングもしていないから、型だけは巧いというのが実情
だから東映でくすぶっていたときに大部屋でたむろしていた拓ポンらと仲良くなったんだろうね
北陸代理戦争で念入りに準備せず無茶してスタントをやり大怪我してから、80年代以降アクションにこだわらず、演技派に変わっていけたのは結果的に良かったんだろうなあ