江戸末期足を洗いたがっている。親分為し子分無しの三度笠がいたが渡世の義理あって
係争中の三下を5、6名殺めてしまった。
いくばく¥の路銀を手にして旅だったが花のように美しい少女と出会い夜止めて貰った。
しかし夜中に家の老婆に殺されそうになり、その家を逃げだした。その後旅籠に泊まるしても
お連れ様がいらっしゃいますと言って宴会が開かれます。
酌婦に例の少女もいて兄の敵と言って突き出したドスにわが身を任せる。
娘も還すドスで棟を突いて果てる。二人一緒に穏やかな顔に戻って昇天していく。

浪人時代夏休みの予備校時代新宿の小さい映画館でみました。
切ないが心に残る作品でした