悪魔の手毬唄 [転載禁止]©2ch.net
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>>404
あおい輝彦というと、金田一以外の映画だと、二百三高地、大日本帝国、真田幸村の謀略あたり思い出すな
主演ではないがけっこう目立つ役だった この世界の片隅には左側の人から責められていて
反戦メッセージが希薄だと言われていた
それに対する回答で「この映画には反戦メッセージがないと言うのはどうかしている」と監督は言ってたと思う 江戸川乱歩と横溝正史 単行本 – 2017/10/26
中川 右介 (著)
日本の探偵小説を牽引した二大巨頭、江戸川乱歩と横溝正史。
盟友として、ライバルとして、お互い認め合い、時に対立しつつ、
一方が作家として執筆するとき、他方は編集者として支えた。
太陽と月にも喩えられる日本文学史上稀な関係は、どのように生まれ育まれたのか。
二人の大作家の歩みを辿りながら、日本のミステリ史のみならず、
日本の出版史をも描き出す、空前の対比評伝! 横溝作品はあんなに映画になったのに江戸川乱歩はテレビドラマぐらいしか印象がない
知名度は江戸川乱歩の方があるかな?
不思議な現象だね 渡る世間と同じ役者が結構出てるね
山岡久乃、草笛光子、岡本信人、大和田獏 助監督吉田氏(仙人峠の“おはん”その人である)のトークショーより帰還。
色々な裏話が聞けて楽しかったです。 あの歩き方は老婆に見えなかった
でも岸恵子さんが演技してるものと思ってました
じゃあ、助監督さんは小柄な人なんですね 小柄だし何やらせてもいいので、滝壺セットでマスの位置を決めているとき、ずっと下でジョウロくわえてたとか
里子殺害シーンを撮り、次は岸のアップを撮影すると思ってあわてて全力疾走で「ハケ」たら、
「今の逃げ足、イイ!」と何故か崑ちゃんが気に入り、そのまま使われてて試写でビックリしたとか
ありゃ20代男の脚力だよなどう見ても 確かに印象に残る逃げ足だった
少し早回しもしてるみたいだけど 先回りしたり色々と神出鬼没っぽいキャラだったからそのくらい足が速いのも納得な感じだった この映画は冬に撮影したために画面が寂しいというかショボいというか、残念だ
原作は夏の話なので夏に撮影した方が良かったと思う 仙人峠で手拭いで汗ごしごし拭いたり、袖まくりしながらおはん(おりん)とすれ違う金田一など見たくもない。 すれ違った見知らぬ他人に自己紹介するなんて変なシーンだなと思ってた
その不自然さが不気味さを醸し出す効果もあるのかな 映画の公開スケジュール上、冬に撮影するしかなかったという事情だから仕方ないのはわかるのだが
やっぱり残念 手毬唄に何故、夏が欲しい?
TVシリーズ版なら「夏目雅子の肌の露出が増える」というメリットがあるが、
この映画には何もない 原作から読んだから夏のイメージがある
それから、いい風景のシーンが挟まれているとそれだけで映画の豊かさ、印象がアップすると思う
例えば八つ墓村で丹念に中国地方の中山間の風景が挟み込まれてる効果を思い出して欲しい
山の感じ美しい緑、あれだけでかなり映画の印象が良くなってると思わないか?
多治見要蔵が懐中電灯を頭に刺して刀を振り回して走るシーン。あそこはバックに桜吹雪が舞うことでシーンのイメージが素晴らしくなっている
風景が冬枯れだと侘しいというかしょぼしょぼの感じがする 夕暮れどき、おりんとの遭遇
放庵の侘び住処
人食い沼の死んだような色
六道の辻での殺人
20年という歳月を生きてきた磯川警部
閉塞的な村の人間関係
どれを取っても冬枯れの方が映像的にぴったりくる
寒村って言われるだけの趣をしっかり映像化してる
八つ墓村を褒めてるけど、
自分的には
入道雲のかかった青空
汗を首に巻いたタオルで拭いながらの会話
蝉のうるさい声
寅さんの顔
こういうのはおどろおどろさには邪魔 夏だと、滝の泰子も樽の文子もリカの入水も気持ち良さそうでダメじゃん この映画は公開スケジュールの縛りがあったから冬に撮影するしかなかったけど
もし、その問題がなくて撮影時期を自由に選べたなら
夏の撮影になっていたと思う?それとも冬だったと思う? 逆に犬神は冬に撮れていたら、逆さスケキヨは原作通り氷漬けになっていたのか あの冬枯れの風景が不気味な雰囲気を醸し出しているよな。 ウワバミ娘は滝じゃなくてワイン樽の中で死ぬべきだったのではないか? こんな日は
こたつにみかんに
手毬唄
歌丸です
二時半頃から観るのがよろしいです 石坂浩二によると、お気に入りの坂口良子が今回は出てくれないんだよと言って監督が残念がってたらしいけど、
お幹さんの役が坂口良子だったら里子が気の毒過ぎるから、出演できなくてよかった 山岡久乃のところが坂口で良かったじゃん
ありがとうじゃあるまいし >>442
20年近く前の逢引の話する訳だから坂口だと若すぎる
まぁ女将は出来ないけどいつも通り仲居さん役で出れば良かったかもね
それか通夜のシーン2回も出てくるから手伝いの村人 今更だけど>>317の資料集買ったよ
いやこれ凄いよ、高いけどファンなら絶対買うべき
知りたいことやカットされたシーン、直前になって変更されたシーンなどが
殆ど載ってる
・既出だけど北公次が本来のキャスティングではなかった
・恩田役の人の公開
・滝のシーンは引きがロケで死体は人形、アップはセットで死体も本人
・文子の死体は人形でなく本人、吊るされて落ちるのも本人
・エピローグで歌名雄と知恵の会話のシーンがカット 歌名雄役は洋泉社の編集者も確信はなく、
「江木俊夫じゃないかと思ってるんですよね」
と10月のトークショーで語っていたね。 12月10日にAXミステリーで
石坂金田一シリーズ連続放映するけど、
順番が
獄門→蜂→病院→手毬→新犬神
なんだよね…
なんでやろ? やっぱり大トリは新犬神がくるね
実は2006リメイクが俺にとっての邦画No.1なんだな。
オリジナルが小学生の時なんで
角川映画全盛の時代で俺も角川映画で産湯を浸かったクチなんだよね。
どうせお前らも大方そんな感じだろ?
何気なくリメイクも見たのよ。
富士純子も老けて俺のかーちゃんにちょっと似てきたな〜と、見てたうちは良かったんだよな。
犬神ってイロイロあるけど基本の話は松子かーさんが佐清不憫でやらかすって話だろ。
だからかーちゃんに似た松子が罪を重ねる度に、もうやめてくれ!俺のためにそこまでするのはやめてくれっ!
ってなる訳よ。この感じわかるかな?
すっかり佐清に感情移入しちゃってもう!映画であんなに泣いたのこれが初めてだわ。
だから最期は涙が溢れて溢れて止まらなかったよ。
思い出したら又、泣けてきた (´・_・`) >>383
遅レスだけど岸恵子をリカ役に選んだのは
リカ同様に封建的な鬼首村の人間じゃない
都会的な余所者感を出したかったらだとか(ムックより) やっぱり大トリは新犬神がくるね
実は2006リメイクが俺にとっての邦画No.1なんだな。
オリジナルが小学生の時なんで
角川映画全盛の時代で俺も角川映画で産湯を浸かったクチなんだよね。
どうせお前らも大方そんな感じだろ?
何気なくリメイクも見たのよ。
富士純子も老けて俺のかーちゃんにちょっと似てきたな〜と、見てたうちは良かったんだよな。
犬神ってイロイロあるけど基本の話は松子かーさんが佐清不憫でやらかすって話だろ。
だからかーちゃんに似た松子が罪を重ねる度に、もうやめてくれ!俺のためにそこまでするのはやめてくれっ!
ってなる訳よ。この感じわかるかな?
すっかり佐清に感情移入しちゃってもう!映画であんなに泣いたのこれが初めてだわ。
だから最期は涙が溢れて溢れて止まらなかったよ。
思い出したら又、泣けてきた (´・_・`) 今日は日本で最初にクリスマスツリーが飾られた日とな。
あんなものが無ければ鬼首村は平和だったのに! 12月31日にAXミステリーで
石坂金田一シリーズ連続放映するけど、
順番が
新犬神→病院→蜂→手毬→獄門(大トリ)
なんだよね…
なんでやろ? 泰子が初見の怪しげな老婆の言う事をまともに聞いたのが今でも信じられん
原作だと泰子のほうから急かしていたとあるが、放庵の元女房と説明したとはいえあまりにも簡単に騙されている
泰子の性格からしてあり得ないと思うのだが… というか、石坂金田一版だと老婆と泰子がなぜ一緒にいたのか理解出ない人多かっただろうな…
放庵に呼び出されたのになぜ老婆がそこにいるのかと あと、石坂金田一版では最初の頃は立花さんは磯川さんを敬ってたのに
だんだん命令口調に洗う物言いに変わって来るのが解らない
電灯が落ちて二人で取り付けているシーンなんか声荒げて怒鳴りつけてるし
実際の撮影時でも役者二人は仲悪かったのかな?とふと思った >>454
もう一度、落ち着いて観賞してみることをお奨めします >>448
岸恵子自身も離婚後で仕事が欲しかったというのもあるね 先日、手毬唄と女王蜂を連続して観たけど、
自分としては岸恵子さんは神尾先生役のほうが自然で普段の彼女らしさが出て良かったと思う
リカ役も彼女の明るさ華やかさが出て良かったけど 自分のお母さんが岸恵子だったら最高やなうらやまけしからん 放庵はやりまくって金までもらってんだよな
殺されるけど 大判小判の飾り物と辰蔵との関係がよくわからないよね
原作で説明されてるのかな? >>424
冬枯れは磯川警部の隠喩
これを理解せずにこの作品は理解出来ない 中折れは多々良放庵の隠喩
これを理解せずにこの作品は理解出来ない 立花の張り切りに世代交代を痛感する磯川警部に対し手柄をプレゼントする金田一
ここも見所 >>461
関係のあるなしを疑問に思うのがわからない いや、普通は思うだろ
何であんなの辰蔵が持ってたのか 鏡とみかんでトリックに気がつくあたり
恩田の足の指の特徴が発覚するあたり
金田一が神戸に赴いたあたり
ぐいぐい盛り上がってくるね
何回見てもおもしろい 原作金田一は、恩田の話を聞き、青池源治郎の話を聞くうち、両者のイメージが重なって仕方がなかったと言ってたね
それは読者にも提示されているわけだから、気づく読者と気づかない読者が出てくる
しかしそういうのは映像化では難しいので、みかんにする、分かりやすい 恩田の顔を明かさず匿名キャラとして処理してるのも効果上げてる >>461
あれは正月飾りの「繭玉」
原作も映画も同じで、他にも色々縁起物を結び付けていたんだけど、作り物の大判小判以外は
犯人がむしり取った 原作では繭玉を文子が持ってきたんだったかな?
映画では「辰蔵の家にあった物」ってことになってるね >>474
その正月飾りが辰蔵の家にある理由がさ
辰蔵を酔わせて送って行って拝借したと言うなら偶然任せということになる
それだと弱いかと >>478
辰蔵は春江に出資を頼むぐらいの野心はあったので(酒に消えるかもしれないけど)、
商売繁盛を願って繭玉を飾ってもおかしくない
枡と漏斗、秤、一升瓶や多分錠前と鍵も葡萄酒工場のものだし、犯人が下調べしてたんだと思う
原作の辰蔵は妻子持ちで工場とは別の場所に住んでいるから、辰蔵の家の物を使うのは難しそう
映画では葡萄酒工場の住み込みっぽい 辰蔵が警察に申告してたら分かりやすかったかもね
飾り物の由来を説明していつ盗まれた云々の取り調べシーンがあれば こないだ初めて見たけど雰囲気や演出は良いが手毬唄通りに見立て殺人を行う理由が放庵の犯行に見せかけるためって理由がどうにも弱いし無理がある。一人であんな手間かけるのは不自然だと思うし上手くいくとも思えない
葡萄酒の樽に死体を入れるとこなんて無理ありすぎて笑っちゃったわ。あの犯人女なのにどんだけ怪力なんだよw
まあ映画としては良かったけどミステリとしてはダメダメだね。犬神家はミステリ映画としても良かったのに 獄門もそうだけど、犯人は金田一との勝負を楽しんでいる、そこが見所
そうでなければ、調べれば死亡してることがすぐに分かるであろう「おはん」に扮装して金田一の前を歩かない
殺人を表現として貫徹する芸人の魂っていうかね 訂正、勝負というより対話かな
なんていうか、善悪の中間領域の関係での対話 こないだw
日本語も改行もできないニワカのゴミは8年ロムってろ(笑) 市川監督は絵的な分かりやすさを優先するから細部の揚げ足とってもね
犬神だって死体を屋根の上に置く必要はほとんど無いんだし(男の犯行に見せかけると言っても) いろいろと役に立つ副業情報ドットコム
少しでも多くの方の役に立ちたいです
グーグル検索⇒『金持ちになりたい 鎌野介メソッド』
CASOT >>487
悪魔の手毬唄も原作では文ちゃん殺された後ぶどう酒樽に浸かってないしな
片岡鶴太郎編では逆さに吊るされて乳丸出しとか更に酷い、乳晒しの為にAV女優の朝岡実嶺を
文ちゃん役に起用したんだろうけど、それいる?って感じ >>489
市川映画の方の殺し方が刷り込まれて
原作の方は忘れてしまった自分がいる 市川版だと泰ちゃん文ちゃんは見立て殺人の為殺人後大掛かりな細工してるが
里ちゃんにそれするとその場で娘殺しバレちゃうから死体放置して逃走するだけと言う
二人に比べるとあっさりし過ぎて違和感
稲垣版はその場で娘殺しバレてリカが発狂するからイイネ
>>494
ショボくないババアなんていません! イッテQ見てると、たまにこの映画のテーマ曲(レコードver)のイントロが流れる >>494
分りやすさを最優先してるからね
モール詐欺の回想シーンが好きだな
あの感じ
じわじわくる トーキーの革新と活弁士の廃業もそうだけど
戦後アメリカ文化が日本を浸食してくる様子つうか
敗戦の歪みと日本人が横溝の一貫したテーマなんだろうなと勝手に解釈 泰子の死体のとこで滝に升を置いてるけど水流で落ちないのか?w
一旦水が満杯になると落ちないよ
水がいっぱい入ったバケツが風で飛ばされないのと同じ理由 >>500
地縁血縁的なもの因習しきたり的なものvs外部的他者的なもの革新的なもの
と考えると青池源治郎が全ての災難の根源に見えて実は違う。
彼は単なる地元名家の不良息子。
外部者であるリカを連れ帰ったことこそが疫災のもと。 登場人物全員何かしら隠し事や悩み抱えてたりして幸せでは無かったしなぁ なんとこの一人何役のトリックを地でいってる事件がある ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています