これ、正直やらせでしょ?
奥崎謙三という人間はガチもんだとは思うけど、
この映画の内容や出て来る人たちはやらせくさい。

たとえば奥崎が取っ組み合いした家の人、
一度は勝手に押しかけてきて暴行までしたっていうのに
半年だか1年後だかにまた訪ねてきた時、普通応対するかね?
あんな危険な人がまた来たら、速攻で警察呼ぶでしょ。

てか、足不自由なじいさんの家だと、警察呼ばれてたけど、
警察も普通あんな中途半端に立ち去るとは思えないよね。
呼んだ家の人が「もういいですから」って言ったとしても、
明らかに奥崎は異常だし、もっと詳しく話聞くと思う。


なんていうか、こういう映画を撮ったことで、
奥崎の勘違いがどんどん助長されていったというか、
戦地で仲間を処刑して食べたっていう妄想が現実になっていって、
「もうあの時の隊長殺すしかねえ!」ってなったんじゃないかと思うよ。