>>43
・ノートの記述は、小山と北見先生との結核についてのやり取りのところで
終了しています。というか、ノートがそこでいっぱいになっているのです。
私はこの映画を見ていないのですが…2冊目、3冊目があるのかもしれませんね。

・私は映画を勉強した者ではなくて、いちファンに過ぎませんからよくわから
ないのですが…監督志望の青年が、渡された台本をもとに、情景や人物の動きを
イメージして楽しんで書き進めている印象を受けます。

・ノート自体は戦後間もなくの頃のものですから、紙の劣化は激しく、劣化した紙
独特の匂いも強いです。
しかし、以前生原稿を入手たときも、原稿の綺麗さに驚いたのですが、
これも紙のヨレやうっかりつけてしまう汚れというのが、無いんです。書き損
じてびりびり破り捨てたあと、などというものもありません。
もちろん誰かに見せるために書いたものではないから、字の乱暴なところもあり
ますが、基本的に池部さんというのは、非常にきちんとした人なんでしょう。
それが大学ノートのせいもあるのでしょうが、とても真面目な学生のノート
という感じですね。