ごめんなさい、>>32です。ずっと自宅にいなかったので、書き込むのが遅く
なってしまいました(それでまだ中身をちゃんと読めていません、すみません)。

私もこういうものは公的な機関がまとめて保管してくれたほうがいいと思います。
台本と比較すればさまざまなことが発見できるでしょうし。

・大学ノートの表紙に、赤鉛筆でタイトルと、池部良、22・9・13の文字が。
万年筆で、Direc豊田四郎…と書こうとして、うっかり豊田豊四郎と書いてしまっ
たらしく、豊の字をくにゅくにゅと消してあるところがお茶目?

・頁の欄外上部に、川の畔、村上の家、分教場前、などとタイトルが付いています。
頁左から3分の1くらいのところに縦線を引いて、分割しています。

・左側には、番号?を振り、さらにところどころ、簡単な図で登場人物の
動きが書かれています。川をはさんで棒人形がどう動くか、矢印と番号が付いて
いるという具合です。俯瞰、full、longなどの添え書きもあります。
 乗馬ズボン、ホームスパン上着、Yシャツ、借ネクタイ、髪側ノミ油、左七三
といった覚書もあります。
 
・「潜在的な恋愛感情をカバーしてゐる。然し其の表現は理性的でない。
(不明)恋愛感情に対する(不明)な表現である。目は恋に生き、言葉は理性に
生きる、それは医者的な、やや」といった分析もあります。

・右側には、「小山、ハッと流れる手紙をとらふとするが、手の先を離れて流れて
ゆく、小山、あきらめた様に起き上がる時、テルの手紙を追ふ姿が見える」
という感じで、登場人物の動作が書かれています。
これがノートの大部分をしめています。