暴力に彼らなりの筋道が通ってるから「この映画の暴力は恐怖をもたらさない(高橋洋)」のだろう。
映画における暴力は、それが発生した瞬間には心理や因果とは無縁の現象として即物的に描かれるべきではないか。
(たけし映画で最も好きな作品3-4xのスナックのシーンが残念だと思うのもそこに理由がある)
才能や見識や演出力がありながら、終盤の展開や落ちがつまらないのはそのせいでもある。