十年くらい前の著書「俳優のノート」が出て来たので拾い読み。
昼近くに起きて3時くらいからビール飲んだり、お孫さんの誕生に涙しつつも他の子と
比べても家の孫が一番可愛いなどと爺馬鹿っぷりを如何なく発揮している下りがあって
面白い。
後作品はスタッフ、キャストが一丸となって作るものであると言う趣旨の表現が繰り返
し出てくる。俳優が単なるモノとして扱われてる作品には例え一観客の立場でも知り合
いに窘められる程怒りを露わにしちゃうらしい。主張が一貫しすぎてるのが演技に関し
ては頑固で信念を曲げなさそうな性格が伺え、素の部分が色々見えて興味深かった。