戦前には、日活と東宝を合併させて大東宝を作る計画があった。

それに戦前の東宝は、大沢商会の大沢善夫氏に社長を任せていたので
小林一三はそれほど細かくは経営にタッチしていなかった。

戦前の小林一三は、阪急電鉄や東京電燈などを経営し、さらに財界を
代表し商工大臣を務め、日蘭会頭などでインドネシアから石油の輸入を
確保しようとするなど、政財界の大物として多方面の活躍があり、
意外と東宝での細かなマネージメントはしていない。