『鬼龍院花子の生涯』
>>30
相良と子供松恵はドラマの「ホットドック」で父娘だったな。 人間一生二万日 どうせ死にに来たようなもんじゃ
三日月次郎もいい味だしてたな 仲代が狂人を演じ切れてないという感じもなくはないが
鬼政自体、狂人になりきれてないよね。根が真面目だし。
松恵襲っても、あやまっちゃうし。 BSで久々に見た
オープニングあんなふうだったんだな
2時間ドラマのオープニングみたいというか大空港みたいなテーマ音楽だった
室田日出夫、益岡徹、役所広治いい役者いっぱい出てたな
夏目雅子はやっぱり惚れ惚れする美しさ 夏木(夏八木)勲の兼松がどうにも役不足で気の毒だった。
ラストの鬼政一家惨殺シーンでも画面が暗すぎてよく分からなかったし。
五社監督への友情出演的なもんだったのかな。
>>48
>大空港みたいなテーマ音楽だった
ほぼ、というかイントロから導入部はまったく同じメロディだったなw菅野が使い回したんだね。 >>49
花子は後半の主人公。
ただし映画は鬼政が主人公である前半のみ描いて、後半は切り捨ててる。 鬼政が使ってた刀って珍しいタイプじゃない?
普通やくざ映画っていったら、ただの白鞘だけど
鬼政使ってるのは白鞘に鍔付き、さらに柄になにか被せてた
あああああああああ気になるぅウううううううう >>33
陽輝楼みたけどそんなシーンなかったわい
「女衒」と間違っているのでは? 原作は松恵の目を通してみる
鬼政一家の光芒、って感じ。
最近テレビで、観月ありさの、なめたらいかんぜよって、うっすいペラペラタンカをみるにつけ、雅子さんのすごさを思う。
不良の女子高生のけんかにしか見えない。
雅子さんはすごかった。あの一言で、100も語るかのような演技。
観月はなんでこの役受けたんだろうか。比較されて大根が目立ちまくりじゃん。 基本的に故人より評価されることってないんだから、やめときゃいいのに >>59
「吉原炎上」→「肉体の門」→「鬼龍院花子の生涯」とテレ朝+東映+観月ありさ
主演で五社監督作リメイクシリーズになって来ている。
理由は分からんがこのシリーズはテレ朝側のプロデューサーや編成にウケがい
いとか、何かそういうものがあるのかもしれない。それとリメイクは以前に
映像化されたものを下敷きにしやすいから企画が通り易いのだと思う。
他人にDVDを渡して「これ見てください」「これやります」って言えば話が
簡単に通じるでしょ? オリジナルよりは遥かに楽だよ。 高橋英樹はどうなんだろう
桃太郎侍にしかみえないんだけど・・・ 吉原炎上のリメイクのとき偶然一瞬見たけど、あまりの酷さにすぐチャンネル変えた
今回も番宣のCM見ただけでイヤな鳥肌が立つ
五社英雄が特別すごい監督だとは思わないけど、それにしたってクォリティー下げすぎ
テレビ局は何考えてんだ 映画が先でテレビが後の場合、女優の格が落ちるのは通例じゃない?
黒木瞳の「失楽園」をテレビは誰がやったと思ってんの?www >>62
有名な話だけど、昔から現在までテレビ朝日と東映の資本関係があって(株の持ち
合い。現在は東映の筆頭株主になったテレ朝側の方が東映よりも立場が強い形)、
その絡みで現在、テレ朝は東映京都を助ける必要がある。
3年前に東映京都制作時代劇のレギュラーを切った後も代償として優先的にテレ朝作品
を東映京都に入れる約束(口約束?)が出来ている。昨年「メイド刑事」をなぜか
東映京都に作らせているのも恐らくそのため。ずっと視聴率低調だった京都ミステリーが
切られなかったのもテレ朝と東映の関係ゆえ(ここ数年は視聴率的にも上がってきたが)
この観月ありさ主演の五社リメイクシリーズも、「時代劇レギュラーを切る
代わりの作品を東映京都に入れる」約束の延長上の企画。他にも「柳生一族の陰謀」とかもやってたでしょ?
ただ時代劇はいま視聴率が悪い。代わりに準時代劇=「近現代もの」「明治もの」としての
五社もののリメイクを作るような形になっている。ただ「吉原炎上」も「肉体の門」も視聴率自
体はそんなに良くはなかったと思う。今回も悪ければ次は無いかも。
この現在のテレビ朝日と東映の一蓮托生の関係は意外と余り語る人がいないね。
この辺は結構、独特の緊張関係があると思うよ。その中で近年は全く作品が入っていない
東映京都の立場が凄くまずいのは事実のはず。東京は「相棒」「戦隊」「ライダー」があるし
その他色んな映画・ドラマが入っているけど。
・・・その辺の政治的事情がまあ色々あるんですよ。このあいだの柳葉主演・和泉
監督の刑事ものも撮影は京都だったしね。注意深く見ていると近年のテレ朝は何
とか京都に少しでも仕事を回そう回そうとしてるよ。 >>63
スレチだが川島某はどうしてもあの役が欲しくて原作者と・・・。本当は別の女優の
予定だったらしいけど。TV版の演出家(深町幸男)は納得出来ないと降板、
加藤彰と花堂純次が後始末する形に・・・。
でも川島は開き直って脱ぎまくってたけどな。90年代の時点で女優さんは
TVでは殆ど脱がなくなっていたのに。無理に役を取ったんだからこの
ぐらいは頑張らないと認めてもらえないと知ってたんだろうね。 >>62
好き嫌いはともかく、五社は凄いよ。
この時代に「売れる」映画を連発してるんだから。
全盛期の映画界で監督やっていたら一体どうなっていたのだろう。
数段上の女優で撮れていたはずだからね。
ただ「脱ぎ」が使えないけど… >>66
>全盛期の映画界で監督やっていたら一体どうなっていたのだろう。
ご存じでしょうが五社は60年代から映画を撮っている(http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=123383)
ただこの頃はTVの名物ディレクターの副業orその馬力を買われて大作に登板
という程度だった。
五社が巨匠として持て囃されるようになったのは、70年代末頃からそのなり
ふり構わない演出のハッタリ精神が「今の日本にもここまでやる監督がいるのか」
と業界の内外で注目されるようになってからだと思う。
五社自身は映画史的な伝統や教養とは全く無関係な所から出てきた人で、ペダンティックな
評論家・研究者には現在に至るまで全く評価されていない。五社自身は「オレが
古き良きカツドウ精神を蘇らせている」という覇気で撮っているのに、インテリ
たちはずっと冷たかったですね。
あと興行でいえば実際はそんなに入っていない映画、スポンサーの前売買取に
頼った映画も多かったと思う。ただ演出のハッタリとか現場の粘りとか女優を脱がして話題作
りとかそういう部分が凄い監督は業界やジャーナリズムで神格化され易いからね。 殴りこみのシーンの殺陣が綺麗すぎて、もっと泥臭くやってほしかった みんな真面目だね。
今日見たけど、役者もアレだけどこういうの撮れる作り手ももういないって事だぁね。
なんか時間は同じ位なのに今日のは三倍速くらいに感じた。
やっぱオリジナルが濃すぎたんだなw 鬼政の部屋に般若の面が飾ってあったが
てっきり“あれ”を装着して殴り込みに行くのかと思ったわw 仲間由紀恵が方子をやったら面白かったかも…。
田邊さん役は阿部ちゃんで。 そうそう、役柄と本人とのギャップがあればあるほどこの役はハマるからな。
仲間の方がお淑やかで落ち着いた雰囲気してるから、より適役だったろうね。 仲間の方が着物も似合いそうだし。
あと英樹は松方弘樹でも良かったかな? 英樹は、松方か中条きよしあたりがよかったな
仲間が出てたらごくせんになるだろ
しかし、迫力がなくて最悪だった
中条きよしって必殺のイメージがあるから色男って印象の方が
先にたつが
実際のところ、貫禄あるんだよな。 >>64
ここ数年の仮面ライダーとか○○レンジャーってほぼ必ず東映京都を
使う話が出てくるんだよね。
だけど逆に今年東映は時代劇映画を3本も作ってるのに、京都で撮影してるのが
1本しかない・・・
これはどういう事なんだろう??
東映の中で京都にこだわりたい陣営と京都をリストラしたい陣営のやり取りが
あるんだろうか? >>82
>だけど逆に今年東映は時代劇映画を3本も作ってるのに、京都で撮影してるのが
1本しかない・・・
>これはどういう事なんだろう??
だって、「桜田門外ノ変」と「花のあと」は配給するだけで、
東映が製作に加わってるのは、「必死剣鳥刺し」のみなんでしょ。 CM見て気になって、最初見たらはまって最後まで見てしまったw
観月ありさも意外と良かったと思うけどなー。
岡田こうき?は…ビミョーだったけど。
それと逃げた兄貴、サイテーw
夏八木さんって映画の方にも出てたんデスね。
映画も見てみたくなった。 >>86
テレビがそれなりに楽しめたなら
映画を見ることをぜひお薦めします
登場人物それぞれの生き様や業がもっと炙り出されてますよ 今レンタル店に行ったら、きっと借りられてるだろうな。 >>78
その通りですな。松恵はなんといっても和風美人じゃないとねー 観月ありさガタイよすぎてサシでガチったら夏八木とかヒデキとか余裕でブッとばせそうな感じが ドラマ見た
なめたらいかんぜよ!の決め台詞はやっぱり夏目雅子の方が迫力があったな
やっぱり映画の方が面白かったけど、ドラマはドラマで楽しめた 当たり前だろうけど、映画どどらまで内容がちがうとこ多々あるね >>85
そうなんかw
東映時代劇復活か!??
とちょっと喜んだんだが、ちょっと事情は違うようだね・・・・ テレビ朝日系だと、肝心の高知では放映されないんですよね…… ドラマは見なかった
イラネおもた
ブルレイでないかな >>92
映画だと一緒に貰われてきたのは弟だったけどドラマじゃ兄だったね
所々映画と違ってたし、ドラマの方が原作に近いのかな
>>95
同じくBD化希望
五社作品全部BDで出して欲しい 観月って意外に芝居そんなに悪くないのな
けど夏目仲代の元祖と比べると観月以外もショボ過ぎてつらい ヒデキが殴りこみに行く前に湯呑叩き割ったのってなんか意味あるの? 今、ドラマ版を見て、呆然。
花子の生涯っていうけど、全然、花子軽い扱いジャン。
田辺っていう医者が出てきた時、
「彼によって、父も花ちゃんも私も翻弄されることになるとはこの時はまだ
知りませんでした」
みたいな台詞をみづきが言うよね。
だから、実は田辺は悪者なのかと思っていたら、全然いい人。
逆に、みづきと花子によって、彼が翻弄されて犬死にじゃん。
それと、みづきは直接の原因じゃないけど、みづきにかかわらねば死ななかったのに
葬儀の場であんな風に、たとえ警察相手だろうと、タンカ切るのは、ドン引き。
あの有名でカッコイイ台詞が、あんなところで使われるとはガッカリ。
夏目版では違うのかもしれないけどさ。
ハードディスクにとって今頃見たんだけど、ハードディスクに2時間以上の
容量をキープしてたことが後悔・・・。 脚色は橋本忍の不肖の娘だったけど、基本ラインは映画版と同じ。
プロットもそうだし、原作になくて映画にある場面もてんこ盛り。
それなら映画版を脚色した高田浩治に頼めっての。 なんで鬼龍院松恵の生涯ではなく
鬼龍院花子の生涯なの?
内容から言って松恵が中心だし花子は、いてもいなくてもいいのと違いますか?英樹が殴り込みに行くのも子分がやられた理由に設定代えたら
いいだけぐらいの内容で、花子の存在は全然重要なポイントになってないから花子のくだりの話は、いらないでしょ?
最後に花子が死んじゃうところで、
松恵の悲しみが倍増されて、
エンディングとしてもうまく落とせてる。
松恵は単なる傍観者で、
歌、政五郎、花子が死んで、
古い世界の鬼龍院家が消滅してしまう話だから。
政五郎との別れのシーンも、
結局、松恵は養女に過ぎないと思って、見直してください。
理由は複合的なもの
1原作のタイトルが花子の生涯
2原作をそのまま映画化すると長過ぎるのでカットする必要があった
3映画監督は松恵を軸に映画化した。
4が、小説は鬼政→松恵という2代の没落が中心で、原作と映画とに
ズレが生じた
5で、タイトル改変の必要性はあるか?あるようなないような。
6過去の映画となって、当時このタイトルで文句あるか。あるようなないよな。
>>103
もともと松恵視点の小説だから、3、4はちょっと言いすぎ。
花子は映画と同じくしばらく登場しない。
小説のみでもタイトルに違和感を訴える人はいる。 例の名ゼリフは、「ヤクザもん同士のいがみ合いで言い放ったのだろ」と思ってたら、
堅気相手にすごんでいた。
タイトルと内容の不条理さといい、肩透かしを喰った作品だった。 >>105
原作では人がいなくなったところでこっそり持ち出すんですが、
ああいうケレン味が映画には必要なんじゃないかと思います。
その後の、もともとあまり好きにはなれなかった父との別れともよく繋がってます。 「なめたらいかんぜよ!」
子供の頃、はやりましたー。でも、本編は最近ようやく
DVDで見ました。私もずーっと、タイトルロールが夏目雅子だと思っていた(笑)
花子のブスさかげんは衝撃的…
本人がブス専門女優で大成する気なら出来たかもだけど
見かけないですね
近いけど映画より少し前ではなかったかしらナメネコ
華子のほうが空虚な人生だから対比したときまつえが活きる
まつえの人生をより美しくみせるための、
今でいうところの『逆にい?』なタイトルだとずっと思ってた 流行ったよな、でも、再評価されることはないだろうな なめ猫ブレイク時 社長ってのがTV出てたな。
リーゼントで歯ボロボロ ヤンキー丸出しで
俺、成り上がり 次はアメリカンドリーム・・・とか逝ってて眩暈した。
が
今 猫のグリーティングカード全米で売って儲けてやんのw
商才って知性と別なのな。
仲代は黒澤に
「五社に 俺の真似ばっかすんな! って逝っといて!」
と言われたらしい。 「鬼龍院花子と松恵の生涯」「鬼龍院花子と松恵」またはただ単に「花子と松恵」
といった穏当(!?)な題名だったらこんなに有名になったのだろうか。
タイトルから連想される主人公と実際の主人公を故意にずらす。
それで話題を取る。受け狙いをする。
姑息ではあるが中味が、まあまあ良いから許してやろう。 鬼政がひれ伏していた御前様ってのはどういう人なの?
資本家?政治家?大親分? 鬼政が松恵を襲っても、これは本気じゃないなというのが感じられて興奮するまではいかなかった
むしろ夏目雅子が服の胸元を半ばはだけられて両眼を瞑っているポスターのほうが刺激的だった 美人ばかり出てくる中で肝心の花子がブスなのが残念だった >>128
「昭和の侠客―鬼頭良之助と山口組二代目」って本を読んでみて。
爆弾を使った喧嘩。
労働争議に介入して組合側の指導者を引き入れる。
その男が養女に手を出したと指詰めさせる。
その養女も手篭め(未遂)。
等々、けっこう実話。 昨日初めて見た。夏目雅子を見たのも初めてだった。
でも実質、仲代さんと岩下さんが主役みたいなもんだよね。
他の五社作品も見てみたくなってきた〜 >>135
うん、この映画は仲代さんと岩下さんの映画だと思う。
個人的にはこの映画が五社監督のベスト作品ではないかと…。 一方、タイトルになっている鬼龍院花子のエピは完全なサイドストーリーw この映画は鬼龍院花子の生涯てタイトルでなきゃいかんでしょー
花子の生涯イコール旧時代の女の姿、つまりは鬼政の時代の象徴なんでは
てなことを鬼龍院翔のオールナイトニッポンを聞きながら思う さっき見た。
俺はタイトルはこれでいいし
花子もアホで馬鹿で不細工なのが
逆に引き立て役でよかったと思うけどなあ
最後のあれだけど
、最悪の落ちなのがむしろやるせなさやどうしようもなさがあってよかったよ。