【黒澤明】生きる 3【志村喬】
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光男・・・光男・・・光男・・・・・・・光男・・・・光男光男! お尋ねします
お通夜のシーンで「公園ができたのはいうなれば偶然だよ選挙が近くなきゃ市議会議員も動かないし
利権屋がホニャララホニャララ」という会話があるのですが
このホニャララは何と言ってるかお教え願えないでしょうか 野口「あれはね、あの公園は・・・・強いて誰が作ったかと言えば・・・偶然だよ・・・
偶然が作ったのさ・・・早い話が選挙が眼の前に来てなきゃ、あんな仕事をかつぎ廻る市会議員も
出て来なかったろうし・・・・利権屋があの敷地に特飲街を作る腹で首を突っ込んで
来なかったら、埋立工事があれ程、トントン拍子で進まなかったかもしれんしね」 DVDは先日のNHKBSとは違って音声クッキリでしょうか? 思えば初めて見てから15年経過。
四回借りて四回目にやっと面白さが解った。
何回見ても凄い役者だよなあ
あと最後のカメラが下がっていくところがまたイイ 姿三四郎とかこの作品とか志村は老け役させたら天下一品だな 序盤で小説家も言ってたけど、渡辺さんがまんまファウストだったなー
wikipediaではイワン・イリイチの死が下敷きにってなってるらしいが
この映画、すごいよかった
ナレの「主人公は、死んだ」のあとの後半の葬式の語り口の構成も素晴らしい
普通に描くとだれちゃうからね
前半では、主人公の名すら、観客は意識しないけど、死んでから「渡辺」と言う名だとわかる
葬式後の、市役所連中が今までどおりの姿がすげーリアル。普通の監督だったらm渡辺さん万歳!で終らせるだろう
なんて哀しい物語と思ったら、最後の公園のショットで涙が出てきた
黒澤はやっぱ天才だな
LDは持ってるが、今さらHDD/DVDレコに落としてDVD化するのも面倒(2層焼き未対応だし)なので、レンタルしてきた。
予告が入ってなくて絶望した。
てか、なんでセル盤にしか入ってないんだか。
インタビュー映像などがレンタル版に未収録ってのはまだわかるが、予告くらい入れてくれてもいいのに。
なもんで先日、セル版(箱入りの方)を買った。
>葬式後の、市役所連中が今までどおりの姿がすげーリアル。
普通の監督だったらm渡辺さん万歳!で終らせるだろう
ああいうシニカルな視線が黒澤らしくていい。 音の使い方が、またよかった。
病気のことで頭がいっぱい状態から、ふとわれに返ると
そこは工事現場でものすごくうるさい場所だった、と言うシーンとか。
酒場で歌う恋せよ乙女も絶品だった。
海外リメイクで見てみたくもあり見るのが怖いようでもあり。 >>36
しかし、今この男についてレスをするのは退屈なだけだ。
面白かったけど。 課長さん、ちっとも上がんないのね
「いや、その…」
何だかひどく疲れたみたい
「しかし、今日は実に楽しくその…」 こんなもんでも作ってると楽しいわよ。
.ハ ハ
/ノ/ノ
(,,´ω`)
/つつ
( _ )
 ̄  ̄ 【福井】「許可がでた」とうそ 元県議が公園に自分の銅像を建設しようとして、県が中止要請…トリムパークかなづ
ttp://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1245893184/ いやー、中身スッカスカのペッラペラの軽薄短小な糞映画だったな。
キューブリック尊師が撮ったら名作になったに違いない つまんねえええええええええええええぇぇぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
こんなダサいクズ映画を崇めてる信者面しれえええええええええええぇぇぇぇぇぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww ハッピーバースデーツーユーから後の流れに、
七人の侍で野武士をバッタバッタ斬ってる時のような爽快感を覚える。
>>34 同時に、そういう世界の中にいたにもかかわらず、あれだけのことを行った課長の行動が光り輝くんだな。うん。 喜劇と悲劇が同時に存在しているのが何とも味わい深かった。 >>49
その話だったら土木課のほうでお願いします。 初見
感動する、泣けると聞いてたけど…
これ、泣ける映画か?むしろ自嘲の意味を込めた笑いが出て来る映画だと思ったが
誰もが分かっていても大見得きって言えない、言っても実行出来ない
死に直面した人間だけが到達出来る領域
そんな空しさ溢れる映画で全然感動出来なかった
それに、渡辺の「生きる」ってことが結局仕事に行き着いたのも疑問
あれだけ光男連呼してたのに
結局誰にも分かってもらえず仕事しかやることがない
挙げ句一人で公園でポックリとか
息子や同僚じゃなくてオバハン達の方が悲しんでたりとか
通夜の皆が奮起するシーンとかどう見てもコメディだし
とにかく全編皮肉としか思えない
これどうなんだ?俺がおかしいのか
考えさせられるタイプの映画だとは思うが
泣けるってのはなんか頑張って生きて死んだ!ってイメージしか見えてないように思える
そんな安っぽい映画じゃないだろこれ
俺はむしろ志村のとり憑かれたように仕事をこなす姿が怖かったわ >54
同じこと思ってた。泣く感動と言うより感心する感動
畏怖、尊敬する感動じゃないかと。笑える映画でもあるとも
思うし。ヤクザとにらめっこするシーン笑ったと書き込んだら
そこは泣くシーンだってレスが来てちょっと困ったよw この作品を叩こうとやって来たのだが、キューブリック厨のレスみたら嫌になってしまった。
奴は実に優秀な反面教師だよ。奴みたいな汚物がいれば世の中は逆に良くなるかもな。 >>56
身につまされる体験をしてないんだろうなw >>59
それはどういう意味だ? 何なんだあんたは。泣こうが考えようが驚嘆しようが
観る人の自由だろ。それともこの映画は泣かないといけないのか? 小田切みきの役を香川京子がやっていたらどうだったかな。 あの役柄は小田切の放し飼い度120%感がないとなぁ 自分の香川京子のイメージだと
「活気がある・・・!」のは小田切みきの方かも 小田切みきは最悪だった。いや女優じゃなくて役の性格が。 もし小田切みきの役を香川京子がやるとしたら役柄を変える必要があったろうな。
たとえば黒澤がすきなドストエフスキーの「罪と罰」のソーニャみたいな役柄に
して、志村喬が彼女に出会って「世間には自分よりもっと不幸な人間もいる」と
ということに目覚めるとか。 スレ違いですまないけど共産党の志位委員長が野党の党首という立場を超えて
派遣切りを阻止するために奔走してるの見てこの映画を思い出した。 >>68渡辺は元々自分が不幸だと思ってひがんでたわけじゃないと思うけど .ハ ハ
/ノ/ノ
(,,`ω´) <「こんなもん」で悪かったな
/つつ
( _ )
 ̄  ̄ "派遣切り"に関しては思想が絡んでる人たちが居るから、一概には何とも・・・ >>54>>56
直線的な見方でこの映画を見てもつまらんよ。
いや、まあこの映画だけじゃないんだけどな。山田洋次の寅さんとかもそうだけど、なんつーかな…「言葉にならない言葉」っていうかさ…
例えばヤクザとのシーン、なぜ泣けるかといったら、渡辺の心の声が聞こえるから。「命が惜しくねえのか!」と言われた時の渡辺は何を思って、そして何故笑ったのか。
そういう所を自分なりでいいから解釈していかないと、映画の魅力が半減だよ。>>54さん、色々考えながらあと三回見てみな。良さがわかる…ハズ。
話し変わるけど、ゴンドラの唄って本当に良い歌だよね。いま着メロにしてるw 見るときの体調や精神状態で喜劇に見えたり悲劇に見えたりする映画だな もしかして「生きる」は泣ける映画派の人は渡辺さんを可哀想と思ってんのかな。 >>75
例のシーンは渡辺さんが必死でやっとのことでヤクザ退散させたんなら泣くかもだけど、
わりとあっさりと勝ってるんだよ。まあ渡辺さんとしては勝負してるつもりもないだろうが。
渡辺さんは確かに可哀想だけど、そのほかの面でもあくまで勝利者だから。
笑えると言うか痛快なんだよ。しかしまあ泣くか笑うかは観る人の自由だけどね。 >>78
勝ち負けじゃないでしょ。
ヤクザは渡辺さんの覚悟を知って
自分から退散した。
渡辺さんからすりゃ、ヤクザの脅迫なんて
うるさいハエが飛んでるな程度だよ。 森繁さんの動画みてたら、ゴンドラの唄があって、ハッと思い出して22年ぶりに見た。
高校の時は、文化面してここが良かったとか、知ったようなこと言ってたが、
今見ると、そんな上っ面だけだった自分が恥ずかしくなる。 >そういう所を自分なりでいいから解釈していかないと
それは少し無理だと思いますが >>75
こういう時普通は「いや、やる気になれば」とか何とか返すもんだろ。
お前泣く泣く言ってる割には性格悪いよなw 泣いたなんて感想も怪しいもんだぜ。 日本映画専門チャンネルの暗黒街でヤクザの親分をやってたがちょっと違和感あったな 渋く重厚な演技ではあるが。 思想的、芸術的には「生きる」と「天国と地獄」が黒澤の最高傑作。 渡辺さんと左ぼくぜんさんの物まねをよくしたものだ。
知っている人にはウケたが。 たけしは渡辺篤になぞって息子に「篤」って名づけたらしいね。 金子信夫は、この映画の後、黒澤作品には出たんだっけ? 小田切みきはこれほどの作品に出たのにあっさり引退したね。
「隠し砦の三悪人」の上原美佐もそうだったな。
やはり黒澤は女優には興味がないのかな。
黒澤に本格的に気に入られた女優というとやはり香川京子ぐらいか。 率直に言って「赤ひげ」より「生きる」の方に感銘を受けるね。
黒澤のヒューマニズム映画の系譜は「生きる」に始まって「生きる」に終わる。 92> まぁ、そうとも云えるけど、技術的には「赤ひげ」の方が上だと思う 「赤ひげ」の三船敏郎は立派すぎてどこか「作り物」という印象を受ける。
「生きる」の志村喬は全く平凡で小心な官吏が余命六ヶ月といわれてはじめて
「生きる」ということの意味を考え始める。「私にもまだ出来る事がある」。
こちらの方が感動的。 生きるも赤ひげも両方素晴らしい作品だよ。
時代劇、現代劇それぞれのジャンルにおけるヒューマニズムの傑作。 志村喬と対決するヤクザの役に三船敏郎を起用したらどうだかな。
迫力あったかも。
70年代にドイツの映画監督が志村喬を尋ねてきて「貴方は世界最高の性格俳優」
といったそうだ。「生きる」と「七人の侍」の演技のことらしい。 息子の態度がドライすぎる。志村の死後になって息子が父親の真情
を知ってそっと涙を流すなんて光景はどうかな。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています