ラピュタ阿佐ヶ谷で「この二人に幸あれ」鑑賞。
素晴らしかった。
田中友幸の「特撮ものばかり撮らせていなければ成瀬巳喜男のような監督になっていたかもしれない」
という言葉も納得の出来栄え。
大事件が起こるような映画ではなくて「娘が結婚した」とか「夫婦喧嘩して仲直りした」とか
それだけのエピソードの連なりなんだけど、細かい人間描写が丁寧で素直に泣ける。
音楽もシナリオも美術も、俳優陣も軒並み充実。

これはほんと名作なので、もう少し鑑賞の機会が増えてくれると嬉しい。