1990年代のゴジラシリーズって、大森一樹、川北紘一、大河原孝夫に私物化されていたような気がするのだが・・・。
エンターティメント性とかにとらわれすぎて、わざわざ連続シリーズにしなくてもよかったのに、無理して続けていたような感じがする。
そもそもなんであんなに大河原孝夫が起用されていたのか理解できない。
「ゴジラ2000」の際、発売されたムックで、佐野四郎が監督が投げやりだと苦言を呈していた。
2000年代に入ってからのように、もっと、ほかの本編監督、特技監督を起用して、多様な映画を製作するべきだった思う。
そうすれば、尻すぼみに終わることもなかったのではないかと考えてしまう。
本多監督が演出していた昭和のゴジラシリーズとは明らかに画面の密度が違う。
まぁ、制作環境や予算の違いもあろうが、昭和のシリーズにあって、90年代のゴジラシリーズにはないものってなんなのか?