野村芳太郎監督
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メロドラマは自分より哀れな境遇の人を見て流す涙は楽しいということが根本になっている。
だから出てくる人間は無知な常識はずれが多いし、事件にも不自然さがなくてはならない。これはダメだ。
たとえ涙をねらっても催涙的でなく、自然なものを求めたい。
小津安二郎 今月の中旬からシネマヴェーラ渋谷で始まる特集が楽しみ♪
取りあえず「でっかいでっかい野郎」「望郷と掟」は絶対見るw 続・拝啓天皇陛下様、個人的には前作より良い映画だった >>142
「望郷と掟」
安藤昇と竹脇無我と渥美清の組み合わせは何だか斬新だった。 最高傑作は「拝啓天皇陛下様」
戦争映画としても戦後邦画における頂点 >>145
よくその面子で、無我ちゃんが撮影中に鬱病を発症せずに済んだなw 職人というところがいいし、山田のような扱いにならなかったところもよい
続拝啓天皇陛下様もよかったな ウンコの善さん 80年代前半の安い空気感を感じたいなら芳太郎、だな。
大当たりとハズレが混じった邦画監督。 まぁ、頼まれたら撮影するという職人だ
山田のように失敗しない監督よりよい
松竹の鈴木ノリフミでもあり田中徳三でもある 鶴田武志氏による三村晴彦監督インタビュー。
三村監督と野村芳太郎監督との確執。
殊に『天城越え』は商売にならない作品だと、野村監督は潰しにかかっていたこと。
『彩り河』の脚本にクレジットされているが、野村監督は一行も書いていないこと。
などを暴露している。
658 :この子の名無しのお祝いに:2014/08/07(木) 04:18:12.30 ID:DRVJKUOw>>657
ショーケンが「八つ墓村」で、野村監督はいつも現場で寝てた、
ほとんど助監督が演出してたって暴露してたな
それで、あまりにリアリティのない部分に
「監督、これはいくらなんでも」って文句言ったら、傍にいた渥美清に
「おかしくてもいいんだよ、だって寅さんの俺が金田一を
やってるぐらいなんだから」って、なだめられたんだとw 寝てても怪作が撮れちゃうすごさ
野村監督作品の夏の蒸し暑さの表現がたまらないね
今年も色々見返そうと思う 先日、名画座で
最後の切り札 を見た
長年見たかったサスペンス
佐田啓二が裏稼業で胡散臭いタレント斡旋業&強請屋を営む色悪役
棺桶のオチもなかなか良かった ここだと全然挙がらないけど「昭和枯れすすき」が好き
秋吉久美子のやさぐれた感じの演技がいいな >>165
結局、野村芳太郎の映画ってのは幸薄い庶民の見本市であるべきだったんだよ。
「危険な女たち」が愚作だったのは当然だ。
「八つ墓村」がカルト映画になりえたのは、土豪の話なのにみんなが心に孤独を抱えていて幸薄い感じが滲み出ていたからだ。 下町の庶民の人情話なら、そのタイトルどおり「東京ド真ン中」だろ。
「砂の器「と「八つ墓村」の間にああいう映画を撮ってた野村は凄いw 「東京ド真ン中」って、題名の割には地域色が無いんだよね。
四谷辺りだっけ? 「砂の器」と「八つ墓村」の間に「東京ド真ン中」を挟まないと
メンタルがまいっちゃうんだろうね 「東京ド真ン中」、森田健作のアンちゃんと宍戸錠のオッチャンがそれぞれいい味出してた。
特に前者は「砂の器」の時より全然いい。
あとあの映画の舞台は大昔の貧民窟・四谷鮫ヶ橋、地形的に谷間になってるところだよな。 個人的には砂の器の森田健作もいいけどね
それよりもいいのか 「東京ド真ン中」というよりあれは、山手線ド真ン中だろ。
主人公が教師と言う設定が、全く生かされていない。 脇役で渥美清と倍賞千恵子も出てて、何気に豪華キャストな作品だったな。
DVD出たら買いたい気もしてきた。 中国の映画舞台裏ドキュメンタリー番組「電影伝奇」より、「砂の器」特集の回。
加藤剛、森田健作、川又キャメラマン、それに何と加藤嘉の未亡人にまでインタビューしている。
(しかし、中国語通訳の声が重なっているのでほとんど聞き取れないのが残念)
http://ding.youku.com/a/id_XMjY3Njg4.html
おまけ。
「男はつらいよ」特集の回。http://v.youku.com/v_show/id_XMzA4NTk1NDY0.html
黒澤明特集の回。http://v.youku.com/v_show/id_XMzA3NTgyNjk2.html
どれも超貴重なインタビューがテンコ盛りだが、とにかく中国語通訳の声しか聞こえないので、イライラしてしまう事間違いなし。 改めて見直すと、
「男はつらいよ」特集の回では栗原小巻や松坂慶子にまでインタビューしてるのに、それぞれ十数秒づつしか使われてない。
二人ともバッチリと化粧していて、外国のテレビ番組でも女優オーラを発散する気満々でいるのに。
それなりのギャラが支払われただろうに登場がたった十数秒とは、中国のテレビ局はどんだけ資金豊富なんだ。 ファン・ビンビンのTV出演料は1時間3億円と聞いた。 中国でも「砂の器」は高い評価を受けているってことだね
嬉しい! 中国人も「砂の器」の三木謙一の極悪ぶりには怒ってるだろうなあ。 >>182
中国語翻訳版の担当者がインタビューに答えて、
「殺人犯が主人公なので中国の道徳観には合致しなかったが、観客の情感に訴えるところがあった」
というような事を言ってるね。
しかし、>>179の動画では加藤剛(の役)よりもむしろ加藤嘉(の役)の方にスポットが当てられている。
インタビューも、加藤剛の登場はちょっとだけだが、加藤嘉の未亡人と娘さんは繰り返し登場している。
それにしても、娘さんは加藤嘉に良く似てるな。特に目がちょっと奥まってるところ。 >殺人犯が主人公なので中国の道徳観には合致しなかったが
建前じゃないかなぁ
赤いコーリャンとか芙蓉鎮とか清濁併せ呑んですごいと思ったけど。
後者の監督の「乳泉村の子」は大傑作で、どこか砂の器のネガ(ポジ?)みたいな感じがする。
栗原小巻が出てたな。 >>185
加藤嘉の方にスポットが当てられているというのは
分かる気がする
おいらもの加藤嘉の方に涙を誘われた 疑惑の特集が載ってるキネ旬の野村のインタビューが面白かった 最近震える舌を見た。
30分くらいを3日かけて見て断念した。
ヤバすぎて重過ぎてちょっともう嫌。
オススメ映画だけどオススメできないみたいな気持ち。 >>179の「砂の器」特集は消えてしまってるな。
寅さん特集と黒澤特集の動画は、まだ残ってる いろいろと役に立つ副業情報ドットコム
少しでも多くの方の役に立ちたいです
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VVUYL 野村芳太郎ってやっぱ砂の器が一番いいの?
おススメなんかない? >>198
俺の野村作品ベスト1は「拝啓天皇陛下様」。
「砂の器」は正直どうでもいい。 >>199
ありがとう。
今ちょっとレビューとか見てきたけど、
やっぱりヘビーな感じかな。 「砂の器」は一般に泣かせのメロドラマとして評価されていて、本来の松本清張
原作ミステリとしての面白さは全く無い。自分の血を引いた子供が生まれるのを
恐れてある方法で恋人を流産させる下りが変更されていて、クライマックスに
宿命というテーマ曲を大々的に流し、丹波の「(犯人はお父さんに)会いたかったに
決まっとる!」と力説する辺りで、ゴメン、無理、コレ何の映画よ?となるんだわw >>200
いやいや、明るく楽しい映画だよ。
でもしかし、日本人にとって戦争とは何だったのか? 日本人にとって‘天皇’とは何者なのか?について考えさせられる。 >>203
マジで?
じゃあ見てみる。ありがとう。 >>201
砂の器の松本の原作を評価するとか、たんに映画を叩きたいだけだろ(笑)
素人のお前の力説の方が滑稽だっての まあ、砂の器っていうのは賛否分かれるというのはわかった。
拝啓天皇陛下様と砂の器は見る事にするよ。
こんなに色々言われるのは理由があるんだろう。
ありがとう >>207
ま、「砂の器」ってのは飽くまでも‘野村芳太郎の代表作’であって、それ以上でもそれ以下でもないと思うけどな。
(野村以上に脚本の橋本忍の個性が強く出てると思うし)
木下恵介の代表作は「二十四の瞳」だけどアレが木下の最高傑作ではないし、
大島渚の代表作は「戦場のメリークリスマス」だけどアレだって大島の最高傑作ではない。
野村の場合は、「東京湾」とか「五瓣の椿」とか「事件」とか「震える舌」とか、
松本清張原作以外にも傑作秀作が多々あるよ。
松本清張原作の作品でも、「張り込み」や「鬼畜」「疑惑」などは「砂の器」と同じくらいに評価が高いし。
「二十四の瞳」一作で木下恵介を語るのが不可能なのと同じように、
「砂の器」一作で野村芳太郎を語るのも不可能だ。
しつこいようだけど、野村の個性はむしろ「拝啓天皇陛下様」において発揮されているように思う。 >>208
野村芳太郎か、、何でも撮るヘンな監督だよなあ、、まあ昔の日本映画の監督はそういう
人が多いんですが、、
あれだけ撮ってるのにそこはプライドなのかTV映画は自分では殆ど撮っていない。基本的に
監修のみ。
脚本・プロデューサー作品も多い。TVの霧プロ企画制作作品も実質的には野村の
プロデュースの様なものだろう。
小林政広は野村死去の際に「ボクは城戸賞を取ったがそれですぐに職業的に映画TVの仕事が来る様になった
わけでもない」「そんな頃、野村監督はボクの事を買ってくれたのか霧プロに呼んで『キミは清張さんの
原作のプロット・シナリオ書きをしなさい。デキが良ければ使うから』と仰ってくれた」
「ところが書いても書いても何が気に入らないのか野村先生はボクのプロット・シナリオを
採用しない。自分もだんだん疲れてきて、たまたま知り合いに誘われたアニメ脚本の仕事を
始め、そこをきっかけにプロのライターになり何時の間にか野村先生とは疎遠になって
しまった」と、、、
、、野村の小林に対する扱いは弟子への「厳しさ」だったのか?
あるいはライター志望者を都合よく使おうとした業界人の「冷たさ」だったのか?、、
小林も師匠の本意はいまだによく分からない様だった、、 今日プライムビデオで
八つ墓村と鬼畜みたが
2本ともやっぱり凄い作品だわ。
あと
山本陽子、岩下志麻、小川真由美
ほんと昭和の女優さん綺麗だね。 >>209
「何でも撮るヘンな監督」かな?
庶民目線を貫徹させた人でしょ。
野村が撮ると「疑惑」の女弁護士だってちっともエリートに見えない。
原作だと、弁護士が被告のチンピラ女を見下してる雰囲気があるんだけど、
映画では二人は同じ高さの目線で口論してる。
庶民しか撮れない監督だったから、‘富裕層映画’の「八つ墓村」や「迷走地図」「危険な女たち」は愚作になったんだ。
(「八つ墓村」は、野村の別の側面である‘狂気’が滲み出た珍作でもあるけれど) 「八つ墓村」を愚作と言ってる時点で何もわかってないな。
あれは橋本忍のトンデモ脚本を野村が監督したからこそまとまって完結した作品に仕上がったんだ。
橋本がトンデモ脚本を自分で監督したら「幻の湖」のようなトンデモ作品が出来上がってしまった。 >>212
幻の湖知らなかったから予告編見たら
シリアルママじゃん。
まさか日本映画が元ネタとは。 >>209
会社が儲けるために作る映画にも協力しないといけないという考え方の人
はっきりそう発言したことが元助監督たちへの助言ちして残ってる
32作目の張込みが最初の自分が作りたくて作った作品という監督だからね >>209
野村さんは脚本についてははっきりとした好みがあるから
よく仕事をした三村晴彦とも関係は良くなかった
加藤泰の助けがなかったら
天城越えはもっと野村的な映画になってただろう いいスレなんだが、ときどき三木叩きと思しき奴が混ざるのが難点だな。 野村芳太郎の全映画の中で「砂の器」の三木謙一ほどの極悪人は他にいないだろう。 あんまり叩いたりするのはみんな好きじゃないからなぁ 高橋貞二と岡田茉莉子の花嫁のおのろけや、コント55号の映画迄監督しちゃう野村芳太郎は凄い!
尚且つ、三原葉子や泉京子と言うグラマー女優や、浦里はるみの様な時代劇女優を起用する素晴らしさ ヒデオ!オマエのオヤジのことを世間にバラされたくなかったら、
カーネだ!カーネを出せ! (石持って)
グシャっ!!
「ギャッ!!」
「この強欲ジジイめ!」 Kstyleの記事の写真のコ・ヒョンジョンが急にデブってるけどストレス太りか?
http://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2091261&categoryCode=MV このスレは主に野村のB級娯楽作品について語るスレなんだから、
砂の器みたいな大作は八つ墓村と同様単独スレ立ててそっちでやるべきだろう。
変な三木叩きはそっちに隔離ということで。
ところで「白昼堂々」で渥美清と有島一郎が一緒に肥溜めに落ちるシーンは最高だなw 三木に悪気はなかった。
でも田舎者の老人なので、コミュニケーション能力が足りず、
和賀に誤解され、撲殺される羽目になった。 「砂の器」の子役、早くに引退して一般人になったけど
大人になった今の顔つきが俳優っぽくてカッコいい
http://promax.co.jp/sunanoutsuwa/interview01.html 576 名無しさん@恐縮です 2018/05/12(土) 18:17:18.36 ID:+LV3OjdZ0
自伝「ショーケン」における八つ墓村に関する記述。
「祟りじゃーとかでヒットしたけど、とにかく変な映画だったぜ」
「出演は迷ったけど、あの名優ポール・ニューマンですらビル火事映画ごときに出ると聞いて、
無理にガチガチに考える事もないかと思って出た。あと、渥美清とも共演したかった」
「野村芳太郎監督は本番までパチンコやってて、
リハは全部川又カメラマンが監督を務めていた。そういうのアリかよ」
「鍾乳洞でお梅婆さん(原文ママ)の死体を引き上げずに先に進む。
この演出のいい加減さに発狂寸前になり、普通お婆ちゃんが死んでたら引き上げてやるでしょう!と叫んだ。
すると渥美に、この映画は俺が金田一な時点で最初から変なんだよ、と諭された」
「鍾乳洞の中で、小川真由美が駆け回っている。
それを見た渥美に、健ちゃん、こんなところにブラック・エンペラー(暴走族)がいるのかいと言われ吹き出した」 >>232
面白いねえ。黒澤や神代辰巳やゴジや桃井かおりについては何て言ってるのかな。
読んでみたくなった。 キャメラを振り回した男 撮影監督・川又昂の仕事 単行本(ソフトカバー
変革に挑戦し夢の中を駆け抜けた男。伝説の映画キャメラマン・川又昂の軌跡をたどる初めての集大成! 「OZUの弟子」として映画修行の若き日々『東京物語』(小津安二郎監督)にはじまり、旧体制映画への抵抗と松竹ヌーヴェル・ヴァーグ『青春残酷物語』(大島渚監督)へ...
そして、不朽の名作『砂の器』(野村芳太郎監督)から、円熟の傑作『黒い雨』(今村昌平監督)に至る、伝統ある撮影所の黄金時代と共に歩んだ一人の映画人を通して、映画の夢とその秘密を探る。
砂の器』『八つ墓村 鬼畜』『黒い雨』 砂の器で因業なジジイに強請られる可哀相な役をやった加藤剛さんが亡くなったな 砂の器って主演はやっぱ丹波さんだよなあ。
加藤剛も加藤嘉も緒形拳も基本的には脇役だ。
「砂の器の加藤剛」って紹介されると違和感がある。
主演作品なら「影の車」だろう。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています