東京物語
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小津安二郎による世界的名作
制作年度 1953
監督 小津安二郎
出演者 笠智衆 、東山千栄子 、原節子
脚本 野田高梧 、小津安二郎
撮影 厚田雄春
音楽 斎藤高順
出演
笠智衆/東山千栄子/原節子/杉村春子/山村聰/香川京子/
中村伸郎/三宅邦子/東野英治郎/大坂志郎/十朱久雄/長岡輝子 ほか ___
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この映画でドリーショットは一回しか気づかなかった(バスのシーンはパンとは認めない) 危篤状態って云うから病院の一室で寝ているのかと思ったら
開け放たれた座敷で吊るした氷袋を額にのせて寝ていたのには
ちょっと笑ってしまった。
あとラスト近くで裸電球のまわりを大きな蛾が飛んでいたのを
見てゾッとした。
以上が、この映画を観て印象に残った2つのシーンです。 尾道の海や鉄道、古い家々の風景が織り込まれてるのがすごくいいね。
大林宣彦なんかはそれを前面に押し出して作品を作ったけど。
いまはもう尾道も変わり果てちゃったと聞くね。 ガキどもがホント憎たらしいな。
うちの親父くらいの生まれの子だろうけど、
昭和20年代の少年はほんと可愛げがない。 「今の若い奴は平気で親を殺したりする」とかって老人が愚痴るシーンあったよね
今とあんま言ってること変わらんね まあ子殺し親殺しはいつの時代もあったろう。
ただよく団塊オヤジが「エジプトの歴史書にも『最近の若い者は』って記述があったわけで
今が取り立てて悪い時代ではない証拠だ」って訳知り顔でいうんだけど、
俺なんかは人類の歴史ってのは秩序(平和)→放縦→秩序→放縦っていう繰り返しであって
道徳的に素晴らしかった時代は確かに或る時期あったと思ってるけどね。
たとえば江戸中期なんて庶民にまで武士道が広まって相当なレベルだったと思う。
幕末や明治に多くの西欧人が日本の総体的道徳の高さを称賛してたし。
まあそれも戦国時代が無秩序極まった反動だと思ってる。 紀子のうちに泊めてもらったとみと、とみが死んだあと周吉と紀子が話すシーン、
周吉ととみが紀子の今後の人生について心から案じ、再婚を願うあたり
「めぞん一刻」の響子さんと音無老人のやりとりを思い出したわ。
まあめぞんの方が影響は受けてるんだろうけどさ。
とみ「あんたまだ若いんじゃし。本当よ。わたしゃあんたにすまん思うて時々オトウサンとも話すんじゃけえど、
ええ人があったら、あんた、気兼ねなしにいつでもお嫁に行ってくださいよ。本当よ。
そうしてもらわんと私らも本当に辛いんじゃけ。」
紀子「いいのお義母さま、わたくし勝手にこうしてますの。わたしこの方が気楽なんですの。」
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周吉「お義父さんホントにあんたが気兼ねのう先々幸せになってくれることを祈っとるよ。本当じゃよ。」
周吉「もう修二のことは忘れてもろうてええんじゃ。いつまでもあんたにそのままでおられると
かえってこっちが苦しゅうなる。」
紀子「この頃思い出さない日さえあるんです。このままこうして一人でいたら一体どうなるんだろうと
夜中にふと考えたりすることがあるんです。一日一日が何事もなく過ぎていくのがとっても寂しいんです。
どこか心の隅でなにか待ってるんです。・・・・・・ずるいんです。」
周吉「いやずるうはない。」
紀子「いえずるいんです。そういうことお義母さまには申し上げられなかったんです。」
周吉「ええんじゃよそれで。やっぱりあんたはええ人じゃよ。正直で。」
紀子「とんでもない(泣き)。」
周吉「これはオカアサンの時計じゃけえなあ、今じゃこんなものも流行るまいがオカアサンが丁度あんたくらいの時から
もっとったんじゃ。形見にもろうてやっておくれ。あんたに使うてもらえばオカアサンもきっと喜ぶ。」
笠さんの背中に入れた、猫背に見せるための綿が浮き出てるところがあるw ↑熱海の海岸かな
およしなさいよぉ、豆ばっかり〜! 熱海の海岸シーンでカメラがパンするとこあったっけ? 熱海の海岸で堤防を歩くシーン、お年寄りが危ないなあとそっちが心配で。 平山周吉(笠さん) =現役時代は、市の教育課長。師範か大卒?
平山幸一(山村さん)=医博。ということは院卒? 軍医上がり?
平山志げ(杉村さん)=多分、少なくとも女学校は出てる?
平山修二 =多分、少なくとも旧中卒、もしくは旧専門卒?
平山敬三(大坂さん)=修二に同じ。国鉄勤務なら結構優等生?
平山京子(香川さん)=小学校教諭。高女か師範卒?
平山紀子(原さん) =志げに同じ。
平山家は、昭和前半期としては、かなりのハイレベル一家の設定と思うのだが たけしの家の母ちゃんみたいにこれからは学歴が大事だと考えていたのかもね 小津溝口黒澤成瀬の作品に主役級で出た女優って
香川京子だけか? >>19
亡くなったって信じたくない心情もあるんじゃまいか >>24
『東京物語』の香川京子を主役級と言うのは無理があるだろう。
山田五十鈴と京マチ子は主役級で出ているが。 >>24
巨匠連中にやたら重宝された香川京子だが、美人過ぎて女優として超一流にはなれなかった。
そんな印象を持ってしまうな。
整いすぎてるというか正統派でありすぎるというか…。 松たか子はともかくザ・ガードマンスのキャップはひどかったな。
当時まだ40代だった笠智衆の足元にも及ばない。
キャスティングする方もする方だが、受ける方もちっとは
考えろよ、スーパージャイアンツ。 『点と線』のテレビリメイク版でも宇津井さんは出てたな。
いまテレビに来やすく出てくれる後期高齢者の俳優は宇津井さんくらいだしな。
小林桂樹は2年くらい前から見ないし。 世界的にも日本の代表的作品の一つだが、西欧系のひともこういう世界が分るんだねえ エレクトラコンプレックスと評しているのを読んだことがある。 >>37
元になったのはアメリカ映画でしょ?レオ・マッケリーの『明日は来たらず』 その作品も老夫婦の悲哀と核家族化による人間関係の希薄性を描いてるのですか? 衛星映画劇場 「東京物語」
放送日時:
7月10日(木) 13:00〜15:20
放送局:
NHK衛星第2 衛星映画劇場◇
53年、松竹。
笠智衆、原節子。
地方から上京し、成人した子どもたちの家を訪ねた老夫婦。
初めは歓迎されるものの、やがて子どもたちは冷たい態度を取るようになる。
戦死した次男の妻だけが優しい心遣いを示すが、2人は失望のうちに田舎に帰る。
間もなく、母危篤の知らせが子どもたちに届く。小津安二郎監督。
http://tv.nifty.com/cs/catalog/tv-program_program/detail/tk_02/sk_02/ak_01/s_02/id_200011194100137907010807101300/1.htm
そう?長さを全く感じないけど。
とすると貴方には合っていない作品なんだよ、屹度。 あの縦ロール蚊取り線香って当時はポピュラーな立て方だったのだろうか。 今日見たけど確かに冗長。もっと短くしてテンポ良くしたほうがいいな。
それにしても映像の劣化が激しいな。
ちゃんと修復してるのかね。
小津独特のリズムを冗長と見るか絶妙と見るかで評価が分かれますね。 笠さんと杉村さんの演技の温度差がそのまま親子間のギャップをより強調して伝わってきたな。
東京物語って長いんだ?
むしろ短いと思ってた。
という事はオイラにとっては面白かったという事だな。 日に何度もIDを変え、しかも文章の感じも変える自作自演の
レス乞食で、長文の自己満足オヤジ、またの名を15年荒らし。
映画板の有名基地外。
ウソだと思ったら懐かし洋画アート系のスレを観察するといいよ。
数パターンの文体があって分かりやすくてボロが出てるから。
あと、こいつの癖つかんだら、じゃけんに扱っていから。
こいつのせいで、映画板過疎って参考になる人出ていったしね。
昔の人とメールでやり取りしているけど、
批判したらしつこく付きまとうらしいんだよ。
だって長いじゃん。何度見ても眠くて記憶が飛ぶところがある。それでもストーリーは分かるんだから、もっと尺を詰められるってこと。 >>56
たとえばどの辺を詰められると思う?俺は老人や節子の「間」に込められた気持ちが
この作品の芝居的真骨頂だと思うんだけど。
その「間」を味わいながら見て行くとむしろ短く感じるくらいだったよ。 >>56には、
何も動かないショットがよく挿入されてるし、ストーリーにも関係がない
あんなところは省いて、テンポをよくすべし
くらいの発言は期待したいw 62が言いたいことを言い尽して頂いています。ありがとうございました。56 今時の飛んだり跳ねたりしないと喜ばない人達には不評かも。 親戚に劇中の杉村春子っぽい叔母ちゃんいるんだけど…
ちょっと苦手… 951 名前: この子の名無しのお祝いに Mail: 投稿日: 2008/07/13(日) 23:06:26 ID: 3tyy0Neo
相変わらずカスしかいないスレだなあ
952 名前: 951 Mail: 投稿日: 2008/07/14(月) 00:14:43 ID: jezibu9+
見本みせてから言えや!
キチガイ!!951
カス丸出しレス命の951
と 突っ込まれるかな?
953 名前: 951 Mail: 投稿日: 2008/07/14(月) 00:16:38 ID: jezibu9+
誰か俺のレスに突っ込んでくれよ
折角挑発レスしたのに〜
>>65
嫌な親戚のおばさんさせたら右に出る者はない ってか背中の入れ物はDVDのトークでも指摘されてなかったっけ?
言われなければ変だとは思わないのは確かだけどさ。 尾道の実家のシーン、近所のおばさんが結構構成のキーウーマンなんだよな。
初めに窓越しに出てきて話しかけ、最後にも同じように出てくる。
小津作品独特の循環性がこの作品ではあのおばさんが果たしてる。 大昔に、英国で観る機会があったんだが。
ラストに、あの近所のおばさんが出てきて、
「お淋しいでしょう」と、声をかけるところで、
クスクスと笑い声が起きたので、驚いたな。
おばさんが口説いている、と考えたようだ。
苦いユーモアが、人生を感じさせるそうで。 欧州じゃご近所さんとの世間話で愛想を入れることはあっても
日本みたいに自他無差別なかんじに話すことはないんだろうな。 あのシーンのような「うち」と「そと」の境界が曖昧な構造は
海外ではまず理解できないし、もはや日本でもかなり違和感感じる人がいるのでは >.>70
防波堤の上で座ってるシーンでしょ?笠智衆も自伝で
背中の座布団のことを言ってたね。年寄りにしては背
筋がいいので、猫背っぽく見せるために座布団を入れ
られたと。
あとセリフが終って立ち去るところでは、ばぁさんに目も
くれずにスタコラと去っていくのが、なんとも不親切なじぃ
さんだと。
いわれて見直したらたしかに両方ともその通りでした。
あれは熱海じゃなくて、草津とか渋川あたりなら死ななかったかも知れない。 >>76
俺も妻が調子悪いのにスタコラサッサと歩いて行っちゃうのはどうかなと思った。
ああいうところを日本のカルトなフェミはここぞとばかり突いて来て
「そうらやはり日本の男は女を犬か何かと同じに扱っていた!」と言ってくる。 >>73
小津に教えてやりたい。
たぶん高橋さんと大笑いだと思う。 紀子が東京に戻る乗ってた急行、復刻版の昭和28年の時刻表を見ると、尾道を15
時頃出て、東京に翌朝着くのがある。12時間以上、扇風機もない車内で硬いシート
に座ってるんだな。タフじゃなきゃ旅行も出来ない時代だったんだな。 汽車の中で、見ず知らずの周りの人とおしゃべりしたり、お裾分けをしたり、されたり・・・今と比べて悪かったのか、良かったのか・・・ 原節子の職業もわからない。
商社?なのかな、社内のシーンには
ブリヂストンのタイヤとマネキンが置いてあるみたいだが。
シュウジさんのことを忘れてないと世間に見せてるってことだろ 自分は、夫の両親には「亡くなった夫に操をたて続けている未亡人」
を演じているだけで、最近は夫のことを忘れている日もある。
そんな自分は両親に思われているような貞淑な女ではない。
義母の死を機会に、自分は新しい人生に踏み出したい、
という思いを「私はずるい」=両親には申し訳ない、という表現で
義父に伝えたかったのだと思う。 >>87-88
君ら優しいな。他のスレなら「映画の中で示唆されてるだろヴォケ」ってとこだw >>73
全然意味合いは違うが、オールナイト小津4本立て特集(こんなの今でもやる?)とかだと、高橋とよが登場するだけで笑い声が起こったものだ。 >>オールナイト小津4本立て特集(こんなの今でもやる?)
やらない 息子にかまわず再婚してくれという義父母と紀子のシーン、めぞん一刻を想起した。 >>93
それはときどき指摘されることだが、連載当時には小津ブームがあったので
影響があったと見ていいだろう 紀子はその後、この一家とも疎遠になっていくんだろうな。
寂しいな・・ >>86
心とは別に体が男を求めているという直接的な評論もあったな
そういえば「めぞん一刻」でも一の瀬のおばさんが響子さんにこんなこと言ってた。 小津安二郎の循環性といえば、この物語も三十年後にまた同じ形で
繰り返されるんだろう。山村と三宅の老夫婦で。設定は1980年代。
医者になった長男夫妻、風来坊になった次男、1953年にはまだ
生まれてなかった長女の夫妻が老夫婦を邪険にするという。 山村聡は、小津の映画ではまともな役を振られることはない。 テレビ朝日「TVタックル」でのビートたけしの発言(11月3日)
「みんな、国民はいらついてるよ〜ほんとにねえ・・選挙やったほうがいいと思うんだけどな〜」
国民の良心ビートたけしも早期解散しない麻生にあきれている!!!!!
今、いらいらしない奴って空気よめてね〜〜〜
さぁみんなーーー国民の良心ビートたけしに続けーーーーーーーーーーーーーーーー
草の根から早期解散を求める怒りの声をもっとあげるんだ〜!!ウォーーーーーーーーー!!!!!!
>>19
> 原節子が独り身を通そうとしている理由は何?
マッカーサーのアレだったから
笠智衆さんの御子息の笠徹さんが先週、急死されたそうです。 「名作」のわりにはスレが全然のびないなー。
万人向けのシャシンではないのだろう。
『歩いても歩いても』はおもしろかった
ジワジワ来るね
某大学の心理検査で、東京物語の一シーンが使われていた。
1:44:45〜1:46:44の2分間(婆さんが危篤のシーン)で
「登場人物の立場と何を言っているシーンかを当てろ」だって。
中年男「おとうさん(爺さん)、ちょいと。お前(中年女)も」
(中年男・中年女・爺さんの3人が別室へ移動)
中年男「ねえおとうさん、おかあさんどうも具合が悪いんですがね」
爺さん「そうかい」
中年女「悪いってどうなの」
中年男「いやあ、良くないんだよ。
こう長く目が覚めないってのは、どうも良くないんですがね」
爺さん「そうか。こないだうち東京行ったりして疲れたんのがいけないのがのう」
中年女「そんなことないでしょう。
だって東京じゃおかあさんあんなに元気だったもの。ねえ」
中年男「うーん、それがあるかもしれん」
爺さん「で、どうなんじゃ」
中年男「明日の朝まで持てばいいのですが」
中年女「明日の朝?」
中年男「うん、明け方まで持てばいいと思うんだ」
爺さん「そうか、逝っちゃうのか」
中年女「ううっ……(泣き出す)」
中年男「僕はそう思います」
爺さん「そうか、おしまいかのう…」
中年男「では…(一礼)」
私は「中年男と中年女は夫婦。爺さんは中年男の義父(=中年女の父親)。
中年男の義母が危篤らしい」と答えたら、教授&学生は「違います」&不満顔。
ここで連中が「中年男は爺さんの長男、中年女は爺さんの長女かつ中年男の妹。
危篤の婆さんは2人の実母。中年男は医者なので、婆さんの病状がわかる」
と抜かしてきた!
私が「中年男は爺さんに対しては義父相手並みの丁寧語・敬語を使っている。
また、中年女を『お前』と呼んだけど、妹なら最初に実名を呼ぶはずだ」
と突っ込んだら、
「昔の父親は偉い人なので、大人の息子が父親に『お父さん』と呼ぶのもありうるでしょう」だって。
そんなのは心理検査じゃないだろ!
東京物語を知らない人にとっては意地悪以外の何者でもないだろ!
それでも、爺さんが笠智衆・実年齢は中年なのに爺さん役を演じていることだけはわかった。
いっそのこと、連中に「爺さんは笠智衆・実年齢は中年なのに爺さん役を…」
とぶちかませれば良かったかな。
後で調べたところ、連中が使った動画は東京物語だと判明。
東京物語を観てわかったことは、中年男=長男は実の父母の前では
「お父さん・お母さん・僕」+敬語だけど、普段は「俺・お前」+乱暴な言葉遣いだと判明。
1950年代の大人の男ってこんな言葉遣いだったのか? 映画の中だけだと思いたいが。 長男の中学生の息子。中1だよね。
夏の制服が半ズボンで、学生帽に白い覆いをつけて、手提げバッグ。
これって、当時の一般的な公立中学(東京)の制服?
何となく私立中っぽいんだけど、開成中あたりの設定?
(平山医院は、北千住の近く。東武伊勢崎線「堀切」)
英語の教科書が『NEW TSUDA READERS』(三省堂発行 昭和24年検定済)
読んでた内容の一部が、
The cold winter is over. Spring has come. It is April now.
中1の夏休み前としては、難し過ぎない?
私立中だと納得できるのだが、考え過ぎかな。 ここで問題です。
作品中、長女の志げが、
今の亭主(庫造)と結婚した理由の一つが暗示されています。
それは何でしょうか? >>121
おお、なんというタイミング!
節ちゃんお誕生日おめでとう! |______________|
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| | . |
|_. ∧∧ | ∧_∧」
//! ( ,,) | ( .)\
// |ニ/,, ⊃二二二二二⊂ ノ \\
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また映画を観れば 昔にもどれる! セリフが巧すぎる。最近の映画は何でも風景とか表情で誤魔化して逃げてばっか 初見。いやいい映画を見た
けど今の時代だとこりゃ人を選ぶ映画だと思う
失われかけた日本人の礼節や思いやりを描いてるけど
もはや失われてしまった現代ではこの映画の言わんとするところが分からん観客も多いと思う
日本人特有の必要以上に相手の心情を察する力がないと成立しない映画
そこがまた素晴らしい。これを良いと思えない日本にはなってほしくないな
印象的なレイアウトはいくつもあったけど
一番きたのが最後お父さんが一人で座ってるシーン
あれだけ人がぎゅうぎゅう座ってて狭い狭いと思ってた部屋が
がらんとだだっ広く見えたのが印象的だった
日本家屋という空間の生かし方が物凄い
以上ゆとり世代の感想でした 原節子がアパートで老夫婦に出したのは天丼? カツ丼? 親子丼?
>128
あの時代背景なら「親子丼」の様な気がする。 >130
正解というか、あの世代にとっては凄いご馳走。 老義母にカツ丼喰わせたら、熱海行くまでに倒れるだろ 「どっちかっていうと、お父さん先のほうが良かったわね」
これほど共感できるセリフも珍しい。 ずっとニコニコしているだけの紀子がクライマックスで自分の思いを吐き出すのがよかった。
すごく心に響いたよ。
女が男を一途に思い続けること、あるいは裏切り
小津はこの話が好きだな。 市民ケーンとか東京物語が好きな評論家って多いよなw 20年くらいまえにやったキネ旬のは、確か「七人の侍」「天井桟敷の人々」がそれぞれの1位だったと記憶している。
「東京物語」は何位だったかな?
「東京物語」も「七人の侍」もその年ではベスト1とれてなかったよね。
1953年は今井正の「にどりえ」が一位。
「東京物語」が2位。「にごりえ」なんて今は大抵の人が知らないと思う。
反面「東京物語」がこれほどの古典として残ると予想した人も少ないん
じゃないか。感無量。 >>143
当時の評論家がいかに見る目がないってことだね
次の年も7人の侍よりも二十四の瞳とか女の園とかしょうもない映画だし 二十四の瞳や女の園がしょうもない映画って・・・、映画を見る目ゼロだな。 1953〜1954年というのは日本映画の創作活動のピークの観があるね。
「東京物語」「雨月物語」「煙突の見える場所」「日本の悲劇」「二十四の瞳」
「女の園」「七人の侍」「近松物語」「山椒大夫」・・・。
現代の日本映画では10年かかってもこれだけの作品は揃わないと思う。 初めて小津作品をみたのがこれで、とても良かったです。
次に観るなら何がいいでしょうか >>149
人生の機微がわかるあなたに、
「麦秋」! >>150
>>151
どちらも良さそうですね
とりあえず近い作品で麦春にします。
観ずに死ななくて良かった。
久しぶりにいい出会いです。 原節子むっちむちやなあ
タイトなスカートとブラウスがエロい そりゃ成瀬に比べたら小津なんてカスみたいなもんだからなw 小津をくささないと成瀬を褒められない病気かなんかか? 予告編を拝見しましたが
「観てみたい」と思わせる作品だと思います。 これって明日は来らずっていうアメリカの映画のパクリだったんだな。 この映画の続編を作ってほしかったな。原節子や香川京子が十年後に
どうなっているか・・・。 >>161
今度は香川京子が若い人に「あなたはまだお若いからそうおっしゃるのよ」
なんて言ってるかも知れない。それが人生。 レスアンカーを間違えました。
>>161→>>160 >>160
よし、マイケル・ベイにお願いしてみるわ。 カラーライズ化5,1CHドルビーサラウンド
3D化で飛び出す笠智衆! 一週間前に初見してからこの映画の事考えているが、
オチは原節子の告白ではなく、祖父自身も妻が死んだことをそれほど悲しく思ってないって所なのかもな。
そこまでの人間関係の気薄さを描いてると考えるとこの映画って物凄く怖く感じるんだよね。
考えすぎかもしれんが、もうその辺のホラー映画より怖い・・・。
ま、どうあれ超名作だってことはよーく分かった。
>祖父自身も妻が死んだことをそれほど悲しく思ってない
お前は冒頭と同じアングルで近所の女性と会話する終盤場面が表現した「ぽっかりと空いた妻の不在」を見てないのか? 今見終わりました@ゆとり
映画自体も素晴らしかったけど昭和20年代の東京の街の様子に感動した。
そしてみんなお洒落だね。
テーマは全然違うんだけどニューシネマパラダイスを思い出した。 >>171
「ニューシネマパラダイス」の監督のジュゼッペ・トルナトーレは、
「東京物語」を題材にした「みんな元気」って作品を撮ってる。
1000円で買えるから観てみては?
笠智衆の役がデ・ニーロ! >>148
おいおいまだまだあるぞw
それら以上に圧倒的な興行収入を獲得した名作と名高い「ひめゆりの塔」「君の名は」「ゴジラ」を忘れるな!! 実役の村瀬禅さんが長野県在住で、お元気みたいですね。 >東京物語
とてもいい作品だと思います。
テレビ世代にはこの作品の時間の流れの緩やかさがちょっと辛い時もあります。
結構体力が入ります。
それでもやっぱりいい作品です。w 村瀬禅(むらせ・しずか)は、『麦秋』でも実役だったなあ 山田洋次のリメイクは、どういうキャスティングになるか。
今時、あの老夫婦と紀子役が務まる俳優がいるかな? 田舎から出てきた老夫婦の「東京」での「物語」だからさ 「東京暮色」という題名も考えたそうだ。後に同名の映画が作られたけど。
要するに「東京での物語」という程度の意味だと思う。 56 :この子の名無しのお祝いに:2011/02/05(土) 07:18:51 ID:7ibZ7kUd
ttp://ameblo.jp/oduyasuji/
↑
小津スレッドにあったけど、う〜ん。
なんとも言えません。
>>186
同感。
本当にどこにでもいるような中年女で、酷くもないし優しくもない。 杉村春子だけが生きていて、残りの全員は幽霊なんだよ >>186
杉村春子は「足にさわった女」みたいな無茶振りの役でも説得力あるからなあ。 東京物語での一番人気は杉村春子。
中村伸郎も味があるけど。 4月4日、NHK-BSでデジタルリマスター版を放送する テレビで見るのと、DVDで見るのは、何か違う?
テレビだとライブ感があるのかな?
何十万人の人達と同時に見ていると、
その何十万人の潜在意識がつながるとかw 母が亡くなった後に観ると、とても堪らない気持ちになる。 紀子役は蒼井優ですか。そうですか。
志げ役が室井滋って、フジTVリメイクの時と同じだろ。 市原悦子はいいとしても、菅原文太は違うんじゃないか?
子供から邪険にされようもんなら説教始めちゃうような強い親父のイメージだな>>菅原ブンタ 最近はかなりお年を召して、感じが柔らなくなってきているよ。> 文太 周吉・・菅原文太 とみ・・市原悦子
幸一・・西村雅彦 文子・・夏川結衣
志げ・・室井滋 庫造・・林家正蔵
昌二・・妻夫木聡 紀子・・蒼井優
orz 菅原文太って大物扱いされてるようだが、役者としてどんな実績があるんだ? 市原悦子なんかよりマツコ・デラックスの方が原作イメージに近いだろ。 周吉・・梅宮辰夫 とみ・・梅宮クラウディア
志げ・・梅宮アンナ 庫造・・羽賀研二 >>204
ひとりとして納得いく配役が無いのは、ある意味凄いと思うw 昔の仁義その他のキャストを当てはめてみた
周吉・・金子信雄 とみ・・木村俊恵
幸一・・松方弘樹 文子・・芹明香
志げ・・中原早苗 庫造・・千葉真一
昌二・・渡瀬恒彦 紀子・・志穂美悦子
大阪の国鉄の上司・・梅宮辰夫 校長先生・・内田朝雄
周吉の同級生(実は周吉のカマを掘っている)・・田中邦衛
熱海で周吉を狙うヒットマン・・志賀勝
熱海で周吉たちを眠らせない若者たち・・西条康彦、世志凡太、堺 左千夫
運転手・・佐田豊
東京物語、東京暮色、東京の宿、東京の女、東京よいとこ(一人息子)、
東京の合唱
「東京」がつくと暗くなるのは何故でしょう?
小津は東京に複雑な思いを持っているんだよ。
親は三重県出身。小津は東京深川生まれ。
10歳で三重県松坂へ。20歳で東京にもどる。
東京人でもなければ、三重県人でもない。
だから、東京への思いが複雑なんだねえ。 「麦秋」でも次男が亡くなっている。
こちらは紀子の兄の設定で、名前は同じく「ショウジ」 「早春」だと長男が亡くなってる。
山で遭難したんだか? >>222
山で遭難したのは「東京暮色」では?
「早春」で亡くなったのは幼い子供だったような・・・ 「お早よう」を、たまたま先に観ていて、やんちゃな子供たちの印象が強かったせいか、
途中から孫兄弟たちが、綺麗にフェードアウトしたのは驚いた。
後半は、チラッと数カットほど、セリフなしで出てきたくらいだったか。
最初っから存在が無かったかのように消しちゃったのに、
冒頭、あんなに喋らせたのが不思議。
★福島原発事故は【人災】でしかない件★
震源地から一番近い『東北電力・女川原発(宮城県)』は無事。
→東電OL事件で有名な『東京電力・福島原発(福島県)』は壊滅的。
※『東北電力・女川原発』も福島原発同様に、『大地震・大津波』にあっています!
============================
杉村春子の演技・存在感が凄すぎて困る
杉村の映画の印象w デジタル・リマスターでよみがえる名作「“東京物語”と“地獄門”」
放送日 :2011年 3月27日(日)
放送時間 :午後11:45〜28日午前0:15(30分)
川又昂, 森田富士郎, 三浦和己, 【語り】渡辺俊雄
カメラマン川又昂さんが「傷のない東京物語を初めて見ました。
やっと小津さんに恩返しができました。もう死んでも良い」
とうれしそうに語るのを観て涙が・・・
東京物語って小津生誕100年でリマスターされたような気がしたんだけど勘違いだったのか。
あと父ありきをリマスターしてくれないかな。あの映画の現存プリントは凄く不鮮明だと思う。 デジタル・リマスターでよみがえる名作「“東京物語”復活への情熱」
3月31日(木)午後11:10〜午後11:40(30分) 総合テレビ
>>238
>3月31日(木)午後11:10〜午後11:40(30分) 総合テレビ
今日の夜だ、age デジタルリマスター版の『東京物語』の放送は、
NHK-BS、4月4日夜10時である。 >>240
うちのほうじゃ都知事選の政見放送のせいで、たった今放送してた。
>>241
BS見られないんだよなぁ・・・。はよBlu-rayで発売してほしい! >>242
どうせ、地震・原発関連の速報やら官邸の記者会見やらで中断するだろうから
放送にはあまり期待できない。 BS見られる満喫ネットカフェないかな
録画できるところ NHKはBS2が無くなって2波になったようだね。
BS1とBSプレミアム(旧BS−hi) NHKって、ネットからも視聴料を取ろうとしている。らしい。
プロバ料金に上乗せ? 多分、NHKオンデマンドのことだろうと思うが、これは見逃した番組をネットで
見るとか過去の番組のアーカイブスの配信とか、いざというときには大変有用である。 ▼NHK受信料の大津波がパソコンに襲いかかる!
http://www.insightnow.jp/article/6412
今回の震災でNHKがネット再送信をやっていたのは、善意などではない。
3月1日から放送法が「改正」されつつあり、
夏には、携帯やカーナビはもちろん、ケーブルテレビ、
さらには、テレビ機能のないただのネット接続パソコンまで、
受信料が課金されることになっているからだ。
--------------------------------------------------------- >>248
なるほど、無線だけでなく有線でも視聴できる環境にある者に対象を拡げる訳か。
まあ、もう払っているから自分にとっては関係ないが、支払い義務は二重にではないのだろうね。 放送視たやつ居らんの?
スタンダードサイズの画面がワイドに引き延ばされて平べったくなってんだけど、何で? お前がテレビもまともに操作できないカスだからだよハゲ 杉村春子め!と思うのだけれども、よくよく思い返してみれば、私自身も杉村春子である事に思い至る。原節子が優しいのは、原節子が今を真剣に生きてないから。受身で生きてるから。だからある意味、余裕があり、他人に優しくもなれる。 何だ。バカと口の悪い奴しか観てないのかw
それはともかく、元々傷が多くて不鮮明なバージョンを見慣れているから、
凄くクリアすぎてノイズ一つなくて、ちょっと気持ち悪くなるくらいクリアだった。
映画って今でも、イマジカの試写室で見る初号プリントでさえ細かい傷がついてる時があるのに、
異常なほどに綺麗ってのは、ちょっとあり得ないような気がする。 >>254
口の悪い馬鹿が観てるなw
録画の映像がレコーダー側からの画面モードの切り替えを受け付けない。
HDMI接続だとどうやっても画面の両端まで絵が拡がってしまう。
アナログビデオ接続だとかろうじてまともな画角に設定できる。
画質はこっちのほうが好みだ。
ハイビジョン映像でちゃんと映るように再放送してほしい。
文句をつけてる訳じゃない。
受信契約してないからな。 >>255
テレビの方で画面サイズ変えられないの?
自動判別方式が固定されてて手動でオンオフできないってことかな。
例えばPCに取り込んでapptvなんかで見ると、ちゃんとした画面サイズ判定するけど。 今回、23年ぶりに観て(前はビデオ視聴)思ったこと。
●杉村春子のダンナ役うまいなぁ〜と感嘆し。田宮版テレビの白い巨塔の東教授やん
ということにもあらためて気づいた。←唐沢版観たあとレンタルDVD観直したんで。
●長男の嫁ははたきをかけてほうきで掃き出しマドからごみを外へ。その後拭き掃除。
熱海では仲居さんが新婚客の悪口いいながら、濡らした新聞紙にごみを吸わせて
ほうきがけ(コミカルで毒のあるシークエンス)。そうじの仕方が今と違いますな。
●こんだけしみじみとした、最後泣かせる映画でもちょいちょい笑える演出がありそれが
話に深みを与えている。昨今のお涙頂戴一辺倒の戦争ものとか難病ものとか、
見習って欲しい。
●画質だけじゃなく音声のノイズも消してあるので聞き取れない台詞がほとんどなかった
が、最後の最後大坂しろうが読経中抜け出して原節子と語るところ不明セリフあり…
お焼香が…の前のやり取り、誰かわかる人教えてプリーズ。
★結論。リマスター特集で川又昴さんがおっしゃっていたように、この映画は国の宝!
>>254
映画一般板にも書いたけれど、古いフィルムでも、このようなカンペキなリマスターでも、
どっちの状態でも観られるようになったという点では、幸せ倍増だと思います。 「東京物語」なんて暗記するくらい繰り返し見てるのに、昨日の放送は
既視感が全く無くて気持ち悪かった。ディックの小説で、いつもの場所に
コンセントのプラグを挿そうとしたら壁のあるべき場所からコンセントが
無くなっていて不安になるって場面があったけど、そんな自分の記憶を
全否定されたような感じ。
それくらいに、見る度に新しい発見があると云うことですよこの映画には。 今なら、即入院、
降圧剤、脳出血とめる薬、血栓を溶かす薬とかで助かってるな もし黒澤明だったら生きものの記録の三船みたいな笠智衆が子供を連れ戻しに上京するのかw 昔、今はなき並木座の小津特集で何回みたかなあ。
何度みても素晴らしい。 小津映画って他の映画では極悪人な人がいい人で出てくるよね。
この映画の安部徹とか、他の映画で内田朝雄と遠藤太津郎が共演してるとか。
みなさん小津映画を境にして立派なやくざに成長なさっているわけで。
悪役俳優が好きだったのかな? そういう人は5月にBSでやる『地獄門』を観ると
長谷川一夫と山形勲のキャラクターに混乱するだろうね あらすじだけ知ってて今回のBS放送で初めて観たんだけど、
想像してたより長男長女が酷薄でなかった
あんな親戚いる
そしてそのことにゾッとした
原節子が香川に言った台詞の重みを感じたわ 「ハハキトク」で喪服を用意するかどうかを確認するのは、
情がないと思うのか、用意周到と考えるのか。
俺も大人になってしまった。 昔=孫に「お前がお医者さんになる頃、おばあちゃんはまだ生きてるかねえ」
そして晴れ渡った青空に浮かぶ雲。
今=孫に「おばあちゃんが死ぬ頃は、まだお前は生きてるかねえ」
そして福島の方から漂ってくる放射能雲。 「お前が大人になる頃、まだ日本はあるかねえ?
日本全土が汚染され、北朝鮮より貧しい国になってるかもねえ」
>>273
あと熱海行き
もっと静かなところを手配してやれよとは思ったけど
上2人は自営だから気の毒な面もあるんだよな >>273
当時の人は交通事情も考慮して物事を考えてたんだなと理解した。
今なら宅配便とか家族が新幹線で来る時に持ってきてもらうとかできるしね。
当時では家族も呼べなかったんだろうな。夏だからすぐ葬式にしないと遺体
の状態もすぐ悪くなるだろうし。 原節子こと紀子が恩給をアテにしているとしたら??? >>279
原節子の役柄に限ってはそういう打算的なところがあることは許されないの! 恩給なんてたかが知れてるよ。
食べていけずに娼婦に身を落とした戦争未亡人も多かった時代。
紀子は独身時代に勤めていた会社にまたもどった、という設定
なので、次男とは社内結婚→寿退社と想像…意外とかんたんに
休みが取れるのも周囲の同情があるせいなのだ、…なんてね。 杉村春子が原節子の団扇をあおぎながら原節子に電話をかけてるのってギャグなのか? >>278
恩給は再婚したら支給されなくなるけど、
彼氏が出来てなくなるわけじゃない。
(だから内縁のままにした人は結構いた) >>282
>原節子の団扇
どの場面?
東京見物を頼むところ? >>282
オレも気になってたんだが、あれは原節子じゃなくて高峰秀子じゃないか? 他の監督ならともかく、小津がそんな事をやるとは考えられんな。 あんなところあるのか
あったんだろうか
熱海=年寄りのイメージだけど、当時は若者の遊び場だったのか? バックに「湯の町エレジー」が流れていたことからその時代を感じさせる。 >>290
>熱海=年寄りのイメージだけど、当時は若者の遊び場だったのか?
当時の若者が今の年寄りなんだろ。 >>294
噂に違わぬ綺麗さだったけどな
相当気合い入れて作業したらしいし 地上波放送 ソフト販売はないのか
販売ならNHKが関与してくるのかな
海外の反応は 気になるところ 経費回収するため当然ソフト化するっしょBDで松竹は >>296
たぶん劇場公開があると思う。松竹がそう言ってる。
秋の蓼科映画祭か東京国際で初公開かも知れないけど。 キネコ、3D、弁士楽団付、シネスコ、匂いを嗅ぐカード付とか色々な方式で上映してほしい >301
全然違うわアフォ。
東京物語にも嫌な人物は出てくるがそれは理不尽な行動ではなく、
リアリティを追求した結果として必然的に出てきた人物像。
それに対して渡るの嫌な人物は作者の都合だけで事件を起こすために突然理不尽なワガママを言い始める、
軋轢がどんどん深くなっていってリアルに考えたら解決は不可能などうにもならない状況になったところで、
「ワガママ言ってた当人が突然何の必然性もなくそれを撤回する」か「当事者の誰かが妊娠する」のどちらかで強引に解決させる、
要するに登場人物は脚本家のコマに過ぎず、作家の都合だけが行動原理なので必然性、リアリティが全く無い。 >>303
東京物語に嫌な人物なんて居るかな?
原節子だってそんなに悪い人間じゃないと思うぞ。 >>304
高橋とよは浮草を見ていらい、
あの窓辺で隠れている手にカミソリを持って町を歩き回ってるんじゃないかって気がする。
それはともかく、悪人はいないけど現実と折り合いをつけるドライな人間は多いんじゃないの。
東京物語は全員が悪人で
その全員が普通の善人の家族を、示し合わせて演じてるという斬新な設定 >>304
東京物語の原節子が「悪い人間」なら、一体この世に良い人間なんて存在するのか?w
多分杉村春子と間違えてる。
初見では「うわっ、長女強欲ババアやな〜」と思ったが、
二回目観ると、彼女はただ都会的・合理的なだけだということに気がついた。
母の死に際して最初に泣くのは長女だしね。
関係ないけど、この映画、見返す度に泣けるポイントが増えていくのは何故なんだ・・・w >>308
>多分杉村春子と間違えてる。
間違えるほど似てないだろw
杉村春子と兄弟は愛情と合理性の表現のバランスが絶妙。
妹と原はそういう部分を意図的に描いてない。 >>308
> 母の死に際して最初に泣くのは長女だしね。
その解釈は疑問。 一番たくさん泣いたのは長女。
感情の起伏が激しいんでしょ。
泣いた後、ケロっとしてるし。 いるんだよなぁ、葬式では人一倍嘆き悲しんでみせながら、
葬儀の実務とか面倒な事は全部他の家族任せ、とか。 婆さんはこの旅での心労が元で他界したようなものだ。 それ以外の原因?そりゃ直接の原因は生活習慣病だわな。 年とって太ったみたいのが死亡フラグだったわけだな。 池波正太郎の仕掛人梅安で、
仕掛人の元締が最近やたら腹が減って食欲があるって喜んでたら、
梅安の見立てでは胃がんの兆候だってのがあったの思い出した。
年取って太ったり食欲が出たりすると危ないかもだ。 子供達による、計画的な殺人だったのでは?
遺産を狙って。
妻に先立たれた男は、早死にするから。
>>321
前半は同意出来んな。子供らはみな仕事が順調で金銭的な動機は無い。
後半は確かにそう思う。ああいう無口なじいちゃんはボケやすいし、年齢的にもあまり長くないだろう。 子供ってのはいずれ親から巣立ってって、自分の生活を持つものだから、
親との関係がドライになってもしょうがないわけで。
で、小津は別にそれを批判したり子供ケシカランって怒ってるわけじゃなくて、
人はただ晩年には孤独になるってのを諦めの心境で描いているだけでしょ。
ただ葬式のシーンの杉村はちょっとやりすぎだったと思うけど、その帳尻を合わせるかのように、
「小早川家の秋」では、ドライな言動をさせた後で杉村を泣かせている。それで充分だと思った。
>>320
半兵衛じゃなくて、その前の元・元締だったと思う。 日本を代表する小津安二郎の代表作だと聞いてみたんだけど、すごくつまらなくてびっくりした。
>>325
今はそれでいいんじゃないか?
30年後に見直してみるといいよ。
ワシは40代の頃まではみようとも思わんかった。 小津の映画の中で東京物語ってジョークも少ないし直球勝負のホームドラマってのはあるかも。
だからつまんないって人がいても当たり前だと思う。
小津だと、シュールな東京暮色とか、やたらにマターリしてる秋日和とか、
溌剌とした笠智衆と子供がおかしい麦秋とか、
父子相姦の謎かけがある晩春とか、
そっちの方が東京物語よりも好き。個人的にだけど。 なんかこれを見ると杉村春子に言われっぱなしで悔しいがまあ良い。
笠智衆最晩年の「今朝の秋」で「東京物語」の仇を取っている。 古い映画は時代背景とか分かってないと面白くないかもな
地方と東京の関係とか距離感とか
自分的には当時と今の言葉使いの違いだけでも十分楽しめた >>324
笠の台詞でも幸せなほうと言わせてたしね
亡くなった母親も不幸そうではなかった >>330
> 古い映画は時代背景とか分かってないと面白くないかもな
> 地方と東京の関係とか距離感とか
> 自分的には当時と今の言葉使いの違いだけでも十分楽しめた
尾道が遠い事ぐらい映画を観ればわかるよ。 途中で体調崩して名古屋で電車降りる設定にしているしね。 基本的にはおっとりしたオズテイストなんだが
それがいいのかこの作品に関しては悪いのか
笠夫婦は基本的ににこやかで笑っているし
杉村は悪い性格じゃない
裏では原の悪口をいっていればとか
兄弟が全員一致で原に悪い感情もっていたら
ちょっと映画のイメージ変わっていたな 紀子は嫁だから実の子供のような遠慮のない言動は取れないでしょう。
志げも嫁の立場だったら、「よく気のつく優しい人」という印象を義理の親に与える
ことはできる・・・・かな?w
__ ゚
母 |
の |
墓 | ∴ ('A`)ハカニフトンモカケラレズヤ..........
──┐ ∀ << )
原こと紀子の住んでるアパートって古い映画でよく見る
長屋の近代版みたいな感じ
木造 炊事トイレ共同 トイレはポットンだろう
黒澤の素晴らしき日曜日もこんな感じだった
トキワ荘もかな >>340
鉄筋コンクリートの4階建てぐらいだぞ。
当時としては、良い方のアパートでは? トキワ荘って手塚が入った頃は新築で当時最先端のアパートだったんだよ。
それでもトイレ、炊事場は共同だけど。 ああいうアパートでも醤油等の貸し借りがあったのかどうか。
>>340
「素晴らしき日曜日」はかなり時代も設定も違う。 普段から付き合いのある、仲の良い隣人なんだよ!
酒ぐらい借りるだろ! 酒の貸し借りに、あの年代でもリアリティが合ったかどうかは分からないが、
あのシーンは、隣人の赤ん坊を写したいため、隣家に行く方便だろうね。
子供を授からないまま、未亡人になってしまった紀子の心象を描くための。 紀子は酒を飲まないんだよ!
だから、借りるしかないだろ! 醤油や味噌の貸し借りなんて当時は日常的にあったんだし酒借りるくらいあるだろ。 あのアパートみたいなところでもあったかどうかが議論になってんじゃないの?
昔は小売店が店じまいするのが早いから、どういう生活形態でもあったと思うが。
今じゃちょっとコンビニ行けばいいだけだしね。 アパートでも長くいると長屋みたいな感じになってくるのではないですか。
紀子さんとあのお隣はアパート内では古参組かもねw
金子庫造(中村伸郎)が旦那。
紀子は口止め料をもらっている。 庫造が「集金行ってくる」とか「明日かい? 明日はちょいとまずいなァ」
とか言ってるのは、紀子のお隣さんとこに通ってるわけね。志げもうまく
騙されましたなあ。 集金で外出する真昼間は紀子は会社で仕事中
間違って顔を合わすこともないね 実際これないでしょ。昭和28年だから東京大阪間でも8時間ぐらいかかったはず。
仕事もあるし物理的に不可能。
酒の貸し借りもそうだが、今の感覚で見ると?って言うところがあるからそこは時代背景理解しないと。 切符がすぐに買える時代ではなかった、ってのもあると思う。 自由席だから、すぐ買える。2〜3時間待てば、座れる。
文子も庫造も、薄情だったんだよ! 切符は買えるがすぐにいけるような状況じゃない
今で言うと東京からブエノスアイレスに行くぐらいの感覚。 今見るとおおいに違和感があるのは未亡人となった他人の
紀子が当たり前のように家人としていること
大概疎遠になるはずだが
近作の「歩いても歩いても」は水死した長男の嫁さんは
事実上音信不通になって登場しない 離婚しても、実の子より離婚した配偶者と仲がいい、
こういうことがリアルにある。
ドラマは日本人の平均像を統計的に描くことを目的としているわけではなく、
何を描くかが問題。 未亡人になった嫁が家人としているって当時は普通でしょ
だから周吉が、いい人がいれば気にせず再婚してくれって言うんでしょ 服部さん、沼田さん も葬儀に来ない!
尾道の人って、薄情者が多いんだ。きっとそうだ! 「名もなく貧しく美しく」では高嶺秀子さんは、食い扶持を減らすため、
とっとと離縁されて実家に戻されていた >>369
んな事ないよ。次男だし跡取り産んでないし。 >>371
お葬式に来てたじゃん。
うしろのほうにちょこんと座ってるよ。 >>372
離縁も何も旦那は死んでしまったからな〜w
この場合、旧姓に戻るためには離婚は不可能だから母親の養子になるの? われ親孝行せなんでなあ さればとて墓に布団も着せられず、や わて孝行せなんだでなぁ
いま死なれたらかなわんわ
さればとて墓に布団も着せられずや 秋田県出身なのに「大坂志郎」で、
大阪弁が下手だから、
小津に「山形志郎!」と罵られた、大坂志郎ですねw 小津に大阪弁をとやかく言えるのかね
「淑女は何を忘れたか」の大阪弁の台詞は酷いよ 大坂志郎って昔のドラマでよく見かけたなー
やっぱり一番有名なのは大岡越前なのかな。ドラマでは。
結構若く亡くなってるのね >>388
小津が大阪弁の台詞しゃべってるシーンがあるのか? 俳優にしゃべらせてる台詞がまるで大阪弁になってないってことでしょ
監督の責任だよな 脚本伏見晁・ゼームス槇とクレジットにある
酷い台詞の責任は小津にあるから言ったんだよ
桑野通子のアクセントがどうこうより
台詞自体、関西人にとっては不自然に感じるよ
>>392
んなこと言ったら標準語(?)の台詞だって相当不自然だぜ。
様式美なんだと思ってるけど。 東京物語で言えば長男の山村総の台詞が嫌に冷たい情のないように聞こえるけど
あれはどういう意図なんだろう。杉村春子はああいうおばはん居るよな、と思うけど。
あの時代の男特有の感情を表に出さないさまを表現しているのかな。
実は最初見たとき山村総ではなくて佐分利信かと思った。 最近は親類縁者との付き合いも希薄になっているので、
ああいう親類を観る機会が減っているのでしょうね。
私は特に違和感はありませんが。 「ちょいと」っていうのは、某小説家(「庫造の神様」)の口癖らしい。 >>391
>監督の責任だよな
監督の責任だから大坂志郎には厳しくしたんじゃねーの? >>398
そう、猫に小判とか豚に真珠という諺の通り、これは映画の方が見る人を選ぶの。 >>400
医院を営む長男が急患で東京見物に
出かけられなくなった時
その息子が言う台詞だよw
もう一回DVDでもビデオでもよく見れw
中学生にもなって、親や祖父母と東京見物かよwww
東京に住んでるのにwww >>402
住んでる所がなんたって
堀切だからなwwwww それにしても、笠智衆って何を演じてもどうしてこうも演技が下手なんだろう。
薄気味悪いうすら笑いを浮かべながら、セリフの棒読み。 >>404
それでええんじゃよw
あの人はちっとも悪うない。
かあさんも言うちょったよ。
ええんじゃよ。あれで。
東京在住者だからこそ「東京見物」なんてしないんだよ。
俺も田舎の親戚を案内する事がなかったらいまだに東京タワーには登ってないと思う。 >>401
ああゴメンゴメン分かった分かった。
>>398はあの小生意気な糞坊主の台詞ね。 >>402
この頃(1953)は、街中心部に出かけて、デパートで食事するのが、
子供には嬉しい、そういう貧しい時代だったと思う。
戦後まだ8年しか経ってないわけだし。
現在を始点にすると第二次小泉内閣くらい前の時代に、まだ戦争していた。
「お早よう」(1958)の頃になるとだいぶ変わってきていると思う。
池田内閣が所得倍増をスローガンにしたのが1960年。
1968年にGNPが資本主義国家の中で二位、(実質二位に等しい)
実質所得もその一年前に1960年比較で倍増。
ふーん、倍増かい、ふーん、倍増ねぇ。
そうなんですよ、倍増なんですよ。なにしろ倍増ですからねぇ。
ふーん、そうかい、倍増かね、ふーん、倍増なんだねぇ。 むかしはデパートに行けば一日過ごせたからな。
映画館でディズニー見て、おもちゃ売り場に行って
屋上の遊園地で遊んで、8階の大レストランで
ハムステーキを食べる、と。 今のモールだな。
田舎は、完全にモール(イオン系)に石鹸された。 チョンだのシナだのネトウヨは馬鹿言ってんじゃないよ!(杉村春子風) チョン・ダヨン(韓国のダイエット・トレーナー)
シナ・ドットコム(支那のウエッブ・サイト)
支那そば、支那ちく、東支那海 昔こーゆう女優が受けたんだな
原って美人でもないし演技もできてない。
この映画では杉村と笠さんがともよくて感激した。 チョン・ダヨ〜ンとかファン・シネとかイ・ソジンとかオモロイ名前やな 布団? 蒸暑いんじゃ われ!
もっと気の利いたもんかけんかい じゃ、風呂に行きましょ、帰りに氷あずきを食べましょ。 枕あったんならちゃんと謝らんかい!
「ああ、あった」じゃないじゃろが!
このくそじじいの死にぞこないが! 嫁が立ちくらみして気分悪そうにしているちゅうのに
旦那が先にスタコラさっさって、どんだけ薄情やねん!
ちゃんと手を引いてやらんかい!
この鈍感くそじじいが! ま、欲を言ゃあキリがにゃぁが、わしらは幸せなほうじゃよ。 >>424->>438大爆笑! わたしら幸せでさぁ ええかげんにせろよな。お前ら。
わしゃ、お前らの給仕じゃぁねぇけんの。
あぁにが「俺にもおかわり」じゃ。
飯ぐらいてめぇでよそえ!
どいつもこいつも親思いの振りばっかししやがって、
てめぇらのことしか考えとらんじゃねぇか!
母さんの着物かっぱらったら、早よいなんかい!
この強欲きょうだいめが!ぺっ! じゃ勉強しなくていいんだね、あー楽ちんだ、あーノンキだね 手で顔を覆い泣いたふりの原
OKの声に顔あけて舌ペロ 「わたくし、臭いんです」
「どこが?」
「どこがって、その…」 スレタイに小津安二郎がなかったのでこのスレの存在に気づかず、
今、小津安二郎 『東京物語』を立てる直前だった。
「東京も観たし…」
「熱海も観たし…」
「もう、帰りたいでしょ?」
「お前じゃよ…お前が帰りたいんじゃよ…」 老夫婦が上野の国立博物館のところで弁当食べるのってこの映画でしたっけ?
『麦秋』とごっちゃになっているのかな?
麦秋では菅井一郎と東山千栄子が夫婦だっけ・・・・
どうも、混乱する。
>>452
国立博物館で、菅井と東山が『麦秋』
寛永寺で、笠と東山が『東京物語』 インド人の友達にこの映画のDVDをあげたら、最後に原節子が泣いているわけが
わからない、と言われました。
一応、翻訳の英訳も送ったんですけど、
とみ「あんたまだ若いんじゃし。本当よ。わたしゃあんたにすまん思うて時々オトウサンとも話すんじゃけえど、
ええ人があったら、あんた、気兼ねなしにいつでもお嫁に行ってくださいよ。本当よ。
そうしてもらわんと私らも本当に辛いんじゃけ。」
紀子「いいのお義母さま、わたくし勝手にこうしてますの。わたしこの方が気楽なんですの。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
周吉「お義父さんホントにあんたが気兼ねのう先々幸せになってくれることを祈っとるよ。本当じゃよ。」
周吉「もう修二のことは忘れてもろうてええんじゃ。いつまでもあんたにそのままでおられると
かえってこっちが苦しゅうなる。」
紀子「この頃思い出さない日さえあるんです。このままこうして一人でいたら一体どうなるんだろうと
夜中にふと考えたりすることがあるんです。一日一日が何事もなく過ぎていくのがとっても寂しいんです。
どこか心の隅でなにか待ってるんです。・・・・・・ずるいんです。」
周吉「いやずるうはない。」
紀子「いえずるいんです。そういうことお義母さまには申し上げられなかったんです。」
周吉「ええんじゃよそれで。やっぱりあんたはええ人じゃよ。正直で。」
紀子「とんでもない(泣き)。」
周吉「これはオカアサンの時計じゃけえなあ、今じゃこんなものも流行るまいがオカアサンが丁度あんたくらいの時から
もっとったんじゃ。形見にもろうてやっておくれ。あんたに使うてもらえばオカアサンもきっと喜ぶ。」
とんでもない(泣)のところだと思うんですけど、何て説明したら良いでしょうか。 小津にしては珍しく二人がたっぷり語っているから、
特に説明することはないと思う。
むしろセリフでよくわからないことはないか聞いてみたら?
翻訳の英訳というのは、何とか語からの重訳ってこと? いえ、日本語の脚本を英語訳したものを、わりと英語はわかるインド人なので、
そのままあげました。
わたしはその英訳台本を読んでいないので、訳が適切だったのかよくわからないのです。
実は日本語でもよくわからなかったのですが、紀子は昌二を思い出すことが稀になり、
このまま独身で老後になったらどうしよう、良い出会いないかな。と思っているという
(つまり精神的不義?)ということで良いのですか?
で、それをも恥を忍んで告白したのにいい人だ。と言われてありがたかったのと
恥ずかしかったのと申し訳なかったので泣けた。ということなのでしょうか? 出会いを期待しているというのは他の解釈の余地がないけれど、
泣きについては、解釈がひと通りになるような作りにはなってない。
けどまあ大体そんなところなんじゃないですかね。
なにか吐き出すものがあったから、
唐突な泣きのシーンにしているのでしょう。
そのインド人が引っかかったということは、
うまくいっているということだと思われます。
映画全体を通した原の表情の変化にも、
その辺りのことは表現されているんじゃないでしょうか。
別に香川京子と話すのが楽しいだけじゃないと思います。
しかし翻訳の質でかなり印象が変わってくるはず。 ご意見、どうもありがとうございました。がんばって説明してみます。 昔、北京電影学院に呼ばれて日本から持ってきたVHSを何本か翻訳させられた苦い思い出を思い出した。
東京物語は入ってなかったと思うけど、東京暮色とか秋日和とか、ビデオ見て日本語に写して中国語翻訳だから、
中国鬼子に拷問受けてるような状態だった。 >>462
> クライテリオンのDVDあげれば済む話じゃない?
言葉の意味がわからんというわけじゃなかろう。 あれ? TIFFに見に行っていないのかね
君たち
なーにをやっとるんだね君たちは 東京物語や大昔の映画とは無関係なYouTube動画は、精神的ブラクラと同じだ!と言いたい。
もっとも、一部であっても東京物語などの動画を無断アップしたら、立派な違法動画だけど。 上演前にシアター何とかに入ると既に館内が暗い
TIFF協賛の企業のCMをひつこく上映してやがるようです
暗くて見えない中、躓きながら席に
客のことなんか考えていない箱物行政の世界観を嫌でも
感じざるを得ませんでした
本編の東京物語上映が始まってもノコノコ入場してくる
輩が多数いました
大概、前の観客に邪魔にならないようにしゃがんで
背を低くして入るものですが
どうどうと入ってきやがる
ヒルズに通う連中の民度の低さを感じざるを得ません 肝心の映画ですがDRの画質アップだとかの有難みをそんなに感じません
音も音声に混ざっているかなりのノイズを消すまでになっていない
私は下方に出る英語字幕の訳が気になってあまり画の方を
見なかったような気がしました
杉村春子の本音の台詞で笑いが起きていまして
自宅でDVDで見る場合とは違う印象がありました
劇場だと集中して見るので内容の理解度が違います
気づいたことですが大阪士郎が大阪の国鉄に勤めているからって
関西弁になるはずは無いと思うのですが
幼少期に笠一家は関西に移住していたのかな
尾道の方言も出ませんねえ
過去のスレで論議され尽くしていることでしょうが…
数ある小津映画では最高傑作だとは思っていない私ですが
いい映画だと再認識
上映後は拍手もなく地味ーな無言状態で皆劇場を出て行きました 471のコピーが失敗していましたすいません
鼻持ちならない六本木ヒルズで東京物語をみた
DVDで見てばっかりなので劇場で見るのは初めて
上演前にシアター何とかに入ると既に館内が暗い
TIFF協賛の企業のCMをひつこく上映してやがるようです
暗くて見えない中、躓きながら席に
客のことなんか考えていない箱物行政の世界観を嫌でも
感じざるを得ませんでした
本編の東京物語上映が始まってもノコノコ入場してくる
輩が多数いました
大概、前の観客に邪魔にならないようにしゃがんで
背を低くして入るものですが
どうどうと入ってきやがる
ヒルズに通う連中の民度の低さを感じざるを得ません >上映後は拍手もなく
>上映後は拍手もなく
>上映後は拍手もなく 兄弟姉妹が親をたらい回しにするところは、
戸田家の人々と同じ展開
本音のところでは今も昔も大して違わない(?)
小津の好きなテーマ
∧∧
(,/⌒ヽ、 <私ら、幸せなほうでさぁ・・・
,/ ヽ
(____)
575 名前:この子の名無しのお祝いに :2011/12/18(日) 11:50:54.38 ID:uEmM89FP
TBSラジオ、つまんなかった
ワイが聞いた情報によると、もうじき中国はバブルがはじけて昔の貧乏な中国に戻るらしい
もう経済は破綻してて、取り戻すのは無理なんだそう
その世界ではごっつい有名な政府関係者筋から聞いた確かな情報や
まあお前ら頭の良い連中には、今さらなくらいのネタや、
お前らからすればもう常識的なくらいの知識や
『東京物語』見ているときに地震があって怖かったよ。 昨日秋田でフィルムセンターの小津四本立500円て興行があった。
ラストの東京物語しか見られなかったけど、スクリーンで観るのは別格ですな。
方言のことはよくわからないけど、笠は尾道弁しゃべってる? 笠智衆、あれっ普通の速度でしゃべれるんだ
と最初のほうは新鮮な感じがしたけど
終わりに近づくにつれだんだん遅くなったのがおもしろかった 世界の監督が選ぶ最優秀映画「東京物語」
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp1-20120802-994183.html
英国映画協会発行の「サイト・アンド・サウンド」誌が2日までに発表した、世界
の映画監督358人が投票で決める最も優れた映画に、小津安二郎監督の「東
京物語」(1953年)が選ばれた。批評家ら846人による投票でも同作品は3位
だった。
批評家部門では過去50年間にわたり首位を保ってきたオーソン・ウェルズ監督・
脚本・主演の「市民ケーン」(41年)が2位に転落。アルフレド・ヒチコック監督の
「めまい」(58年)が首位となった。
Sight & Sound
http://en.wikipedia.org/wiki/Sight_%26_Sound
2012
01. Tokyo Story
02. 2001: A Space Odyssey
02. Citizen Kane
04. 8?
05. Taxi Driver
06. Apocalypse Now
07. The Godfather
07. Vertigo
09. Mirror
10. Bicycle Thieves
当該サイトは重くてつながらない。
http://www.bfi.org.uk/news/50-greatest-films-all-time Critics' Top Ten Poll
01. Vertigo (191 mentions)
02. Citizen Kane (157 mentions)
03. Tokyo Story (107 mentions)
04. La R?gle du jeu (The Rules of the Game) (100 mentions)
05. Sunrise: A Song of Two Humans (93 mentions)
06. 2001: A Space Odyssey (90 mentions)
07. The Searchers (78 mentions)
08. Man with a Movie Camera (68 mentions)
09. The Passion of Joan of Arc (65 mentions)
10. 8? (64 mentions)
Closest runner-up: Battleship Potemkin (63 mentions)
01. 麦秋
02. 東京の合唱
03. 生まれてはみたけれど
04. 東京物語
05. 晩春
06. その夜の妻
07. 浮草物語
08. 落第はしたけれど
09. 非常線の女
10. 戸田家の兄妹 原節子の容貌については海外でも賛否両論がある。それは別として彼女の演技だが、義理の娘だとしても少々オーバースマイルすぎないか
この映画のなかでその点だけ違和感を覚えた スターに求められるのは顔の美醜だけじゃないんだ。
石原裕次郎とか天地真理とか前田敦子はそういうの超越してる。
原もそんなもんだろ。 この映画、外国人が観て、よさが分かるんだろうか。
妻を亡くした朝、周吉が涙も見せず、「きれいな夜明け
じゃった。今日も暑うなるぞ」と言うシーンなんか
理解できないだろうに。 毛唐の心配するよりも、むしろ日本人が
昔の日本人の心を失いつつあるように思えるが。 >>505 >オーバースマイル
自分の心を隠そうとして、よけいにスマイルするのでわ? 時代はまったく変わり人の心も変わった。撮影に使われた横浜のアパートももうない。街はすっかり変わり同じ国とは思えん変貌…原節はどう見てるのかね 原節子のやわらかそうな二の腕
三宅邦子のどっしりとした下半身
香川京子の靴下 外出先から帰ってきてまんじゅうをくわえながら脱いだ中村伸郎の靴下 「七人の侍」は今見ると随分と長く感じるが、「東京物語」は場面転換が秀逸で全く長さを感じない。 >>516
靴下を脱いだ手でまんじゅうをつかんで、二階にいる東山千栄子に持っていく中村伸郎 これから100年経っても邦画オールタイムベストは「東京物語」と「七人の侍」のワンツーフィニッシュ 「七人の侍」あたりと一緒にしちゃ、「東京物語」様に失礼だろ。
あやまれ! テレビのホームドラマと全く違うのだがw
君には橋田壽賀子先生がお似合いのようだww 大坂志郎は尾道で育ったのだから大阪弁がヘタなのはあたりまえ。
大阪で暮らすために大阪弁で話さなくてはいけなくなった。
大阪人は大阪弁を話さない人間を差別するが大阪弁の真似をするよそ者はもっと嫌う。
家族に再会した時でさえ大阪弁で話してしまう大坂志郎のヘタな大阪弁はそういう絶望的な悲しみをよく表現できている。
名優である。 香川京子が演じた末娘は、小学校教師(社会人)ではあるが
尾道で両親と同居している。
1954年(当作品の翌年)に作られた「二十四の瞳」の主人公である若い女性教師・大石先生も
小豆島の内海地区本町で母親と同居している設定だが…
フィクションの世界では、このような人物も容認されているのか。
もっとも、末娘・大石先生のいずれもまともな人で、決して痛い人物ではないのは評価できる。
現実世界では、戦争があったので両親を失い、10代後半の幼い少女(姉)が弟妹を
一人で養育している例も多かったらしいけど。
フィクションでは藤子不二雄Aのアニメ「怪物くん」がそう。
人間側の主人公の少年が18歳のOLである姉に養育されている、姉弟はアパートで2人暮らしをしている。
ヤクザ映画の例えで悪いけど、「東京物語」の末娘や「二十四の瞳」の大石先生などは
高倉健主演作品の美化したヤクザを描いた非現実的な「任侠路線」、
「怪物くん」や現在の映画で両親を失った兄・妹のいずれも早い時期に独立した映画「涙そうそう」などは
菅原文太主演作品の現実のヤクザをモデルにした「実録路線」
……といったところか。
結論をいえば、「任侠路線」が許されるのはフィクションだけ、
現実世界では社会人になったら実家から離れる「実録路線」でないといけない、と思う。
「東京物語」の場合、男の末っ子である大坂志郎に
両親を邪険にした兄姉を非難した香川京子の役を兼ねさせたら良かったと思う。 伊丹十三が中学生の時にスクリプターの野上照代に預かって貰ってるね。
野上が一時伊丹万作(十三の父親)に脚本を見てもらったことがあるだけで全くの他人。
二人でしばらく暮らしてた。 >>529
スレチ(「東京物語」から外れる)を承知の上で。
親族(「東京物語」の周吉・とみと紀子の関係も含む)ではない赤の他人同士でも、
姉のような女性が弟のような少年の面倒を見た・2人暮らしをしていた例もあるのですね。
Wikiで伊丹十三を調べたところ、彼は1933年生まれ・1949年に京都の高校に入学、
野上照代は1927年生まれ・1949年から大映の記録係見習いになった、
この時期に野上が十三の面倒を見た…かつ2人暮らし(野上は22歳だが、彼女自身は独立していた)
…と。
野上照代は山田洋次監督作品「母べえ」の本当の主人公のモデルでもありますね
(名目上の主人公は母親役の吉永小百合)。
本当の主人公は次女。なぜナレーションが戸田恵子で、「私」=次女なのか。
……と思ったら、ラストの母親危篤シーンで次女が戸田本人になっていましたね。
あと、「母べえ」の戸田恵子は美術教師の役でしたが、
野上照代本人は黒澤明監督作品のスクリプター(記録係)だったことも知りました。
戦後の若い女性でも、自身が自立に留まらず、弟妹や同年代の少年少女の面倒を見ていた方は
意外と多いのですね。
山田昌弘などの社会学者・男女とも18歳で家を出る米国や英国を評価かつ日本の若者を非難する連中も、
これを見たら何も言えないでしょう。
「東京物語」は登場時間が短い香川京子程度ですが、
その他の戦後の小津作品は……。
余談。同じ藤子不二雄でも、藤子・F・不二雄の「ドラえもん」は
将来のヒロイン・しずかちゃんが両親と同居していることを美化しています。
お別れパーティーをする・父親に「お嫁に行くのをやめる。パパが寂しい思いをするから」
と言い、「(主人公・結婚相手の)のび太君を信じなさい。」と諭されるシーンが。 戦後は家庭の経済事情が、今から見るとちょっと特殊だからね。
「麦秋」の原節子は仕事していて家にお金入れてるよね?
そして結婚するからそれも出来なくなる。
それが笠智衆が怒っている原因の一つ。自分勝手だって。
生活が成り立たないから、祖父母は田舎に帰らざるを得ない。
同じような話はもうちょっと時代が下る「張込み」など他の映画でも出てくる。
国民年金法が成立する以前だから「東京物語」の香川京子も
親を経済的に支えていたのではないかな?
そういう設定があるかどうかで香川に対する印象もかなり変わってくると思われるが。
ちなみに原節子が支給されているはずの軍人年金も占領下ではGHQの命令で停止させられていた。 「麦秋」を3年ぶりに観て、この作品は「東京物語」や後年の小津各作品と明らかに違うと感じました。
共同脚本の野田高梧は「『東京物語』は誰にでも書けるが、これはちょっと書けないと思う」
発言があったとWikiに書かれていますし。
単に娘が嫁ぐ…ではなく、老夫婦側も重視しているので。
「麦秋」の笠智衆は原節子の兄で老夫婦の長男。成人後の長男だから妹に厳しい…というより、
原節子が嫁ぐと生活が成り立たないので老夫婦が田舎(奈良県)に帰ることになるのか。
これは、義姉(笠智衆の妻)である三宅邦子も、終盤でそれを意味することを言っていました。
「東京物語」の老夫婦も、こちらの笠智衆は元市職員であり、妻の東山千栄子が亡くなった後も
隣家の奥さんがいるので、最終的に現在でいう孤独死にはならないと思っていましたが。
ただ、「麦秋」の原節子・「東京物語」の香川京子も国民年金法以前で老人に年金はない
という事情があるなら、印象や評価も変わってきますね。
同じ時代(戦後)には正反対の境遇の若い女性がいる、などと言えなくなります。
上流階級を除く明治・大正時代の若い女性は、小学校や尋常小学校を出ると他家に奉公に出されたそうですが、
自らが嫁いだのではなく婿養子を取った人物、例えば野口英世の母親なども該当します。
日本の場合、OLになり嫁ぐまで家にいる…のは戦後以降。
ただ、小津各作品が現実世界や後発の作家に影響を与え、
米国・英国の例を殊更強調する社会学者・マスコミ・シンクタンク(経営研究所と名乗るところ)
に付け込まれる隙を作った気がしますね。 個人的には、巨匠扱いされている山田洋次は好きではありませんね。
映画「幸福の黄色いハンカチ」と2010年代にリメイクした同名ドラマで、
元殺人犯の男(それぞれ高倉健・阿部寛)よりもダメ人間の若者(それぞれ武田鉄矢・濱田岳)
を悪者にした描写をしています。原作の米国人であるピート・ハミルは、そのような描写をしていません。
山田洋次の代表作である「男はつらいよ」も、1969年の一作目時点に登場した
主人公の妹は、実両親こそ死んだものの、戸籍上は叔父夫婦であるが事実上の養父母である夫婦と
同居しているうえ、養母が寝坊した彼女を起こした描写がありました。
その主人公の妹は、自身の息子が社会人になってからは「食費を取ります」と
厳しい態度を取った描写が末期作品にありました。母親自身が若い頃から自立していれば、
その資格はあるのですが…。
肝心の主人公は説明不要のダメ人間ですが(それでもテキ屋なので、完全な無職ではない)、
一作目から最終作に至るすべての作品で周囲から「カタギ(まともな職業人)になれ」
と説教されています。山田は男のダメ人間には厳しい、と感じます。
もっとも「ダメ人間を描いてどこが悪い!」と逆ギレすると、「天才バカボン」の
赤塚不二夫や「ドラえもん」の藤子・F・不二雄と同類になり、
しかも「ドラえもん」のように長期間続くと国内・海外のいずれからも
糾弾されるでしょうが。 東映の各作品は、男のダメ人間を完全否定しているわけではないし、
逆に若い女性も自立している人物が多いと感じます。
任侠路線ヤクザ・実録路線ヤクザ・新幹線テロ(高倉健の別作品)・下品なトラックもの(菅原文太の別作品)
のように反体制的な作品が多いので、若い女性を自立した女性と描き、
これ以上「敵」を作らない・ここだけは正統派作品には負けないように作ったと感じます。
例えば、1975年〜1979年に作られた菅原文太の実録ヤクザ以外の作品「トラック野郎」です。
男のダメ人間は、1作目の湯原昌幸・2作目のなべおさみと織本順吉
・7〜9作目のせんだみつおなどが登場しますが、湯原となべは美人ドライバーと結婚する男、
織本は子供2人から慕われている父親、せんだは洋服詐欺・父親に嘘をつく
・アルバイトを転々とする…などロクでもない男ですが周囲から許容されています
(せんだは「トラック野郎」脱マンネリ化の助っ人という性質もありますが)。 若い女性〜ヒロイン・準ヒロインも、大部分は自立した若い女性です。
10作目ヒロインの石川さゆりは野宿までしているドサ回りの歌手という設定ですし、
8作目ヒロインの大谷直子は夫の死後、離縁された実家ではなく夫の実家に行きました。
3作目ヒロインの島田陽子は、実家の牧場にいるものの、その両親は死んだ設定
(男性ですが、1963年版「青い山脈」に登場した開業医後継者の二谷英明も、同様の設定でした)
にしています。両親がいたら…ということに気づいたので、敢えて死んだ設定にしたのでしょう。
5作目ヒロインの片平なぎさ(実年齢は17歳)ですが、佐渡の小学校分校の教師で21歳の設定、
幼少期に砂金堀りの老人に拾われ、教師になってからも養父宅にいる(「二十四の瞳」の影響を受けていますね)
……ものの、監督の鈴木則文によると「片平なぎさは水子霊で、一時的に人間の姿になった」そうです。
鈴木の言う通りであれば、「海外のホームステイの里親と滞在者本人」と同等ですね。
この回は17歳の片平が演じたので、「役者の実年齢」を強調すると評価が変わるでしょう。
島外から来た主人公の菅原や相棒の愛川欽也などは、片平と養父(宮口精二)の真実を知らないままです。
10作目準ヒロインの森下愛子は社会人ですが、寝たきりで口がきけない母親の介護をしている役です。
森下と母親は2人暮らしで、父親やきょうだいはいません。介護どころが「口がきけない」設定です。
そのままでは「下品な映画」と非難されるので、ここで正統派作品と同等以上の設定にしたのでしょう。
主人公の菅原はお笑いタレント並みの下品な演技をしていますが、
実録ヤクザ主演とは違うイメージを作ろうと心掛けたと思われます。
老人役の役者も、宮口精二・高品格・殿山泰司・嵐寛寿郎など過去の名優または名脇役、
10作目では大坂志郎が主人公のライバルである原田大二郎の父親・安部徹がヤクザの親分
(「東京物語」では、安部は大坂の先輩である鉄道職員役)が出演しています。
最後に。「トラック野郎」の音楽担当は、3作目・6作目を除く大部分の作品は
木下惠介作品の音楽担当を務めた木下の実弟・木下忠司です。
老人役の役者たちや正統派作品のスタッフからも支持されていたのでしょうね。 三男役の大坂志郎が小津安二郎に「山形志郎と改名しろ!」と激怒されたけど、
小津は役者に厳しいということか。
とある地域の公民館では、大昔の松竹作品の上映会には元松竹プロデューサーの老人が
解説を担当している。
木下惠介作品複数を上映したとき、元プロデューサーが
「今回の木下さんはスタッフに厳しい方で、役者はそうでもないです。
それに対し、小津さんは役者に厳しく、スタッフにはそうでもない方です。」
と発言。木下惠介と小津安二郎は正反対な性格がある、と言いたかったらしい。
ただ、「1950年代の私は松竹に入社したばかりなので、木下さんや小津さんなどの監督と
直接話せる立場ではなかった」と元プロデューサー自身の立場にも触れていた。 >>537
>木下惠介と小津安二郎は正反対な性格がある、と言いたかったらしい。
ちがうだろw 終盤の笠智衆と原節子の掛け合いが凄い あれ見ただけで映画の全容が分かる あの場面を西部邁が褒めていた。西部邁ら保守思想グループの人たちはみんな小津が好きみたい。 ユリイカとかいう雑誌が小津特集をしているらしい。
読んだ? 笠智衆が最後のシーンで「生きてるうちにもう少し優しくしてやればよかったと思ってますよ」というセリフ
これが最高にいい
俺の母親が認知症になってしまい、いまは施設に入れている
普段はケンカばかりしてバカにしきってた
だが、いざおかしくなってからショックを受けた あとから考えると今までの母親の愛情をしみじみ感じた
今となってはもう遅い
なぜ正常なときにもっと優しく接してやれなかったのか
今はものすごく後悔している
この笠智衆のセリフがかぶっている 「生きいてるうちにもう少しダイエットすすめてればよかったと思いますよ」
婆さん、デブ死だよ 以前、権威あるイギリスの映画批評家グループが映画の史上ベストテンを選
んでいたが、その中に小津の「東京物語」と黒澤の「七人の侍」が入ってたな。
「東京物語」のほうが上位だったと記憶している。 のりこが儀父母をアパートに泊めた時に出した丼は何丼だと思いますか?
カツ丼?うな丼?天丼?卵丼?
ねえ、答えて!想像でいいの
長年気になってたまらない!! >>551
天丼です。
コメンタリー付きのDVD(?)で言ってました。 >>550
それは、英Sight&Sound誌が、批評家部門と監督部門に分けて10年に一回行なっている10年前(1992年の)アンケートの集計結果のことでないの?
http://old.bfi.org.uk/sightandsound/polls/topten/history/1992.html
によると、
■批評家投票「Critcs’ poll」
第3位 東京物語
■監督投票「Directors’ poll」
第10位 羅生門 七人の侍
となっている。
10年後の昨年(2012年の)投票集計では、
■批評家投票「Critcs’ poll」
第3位 東京物語
http://explore.bfi.org.uk/sightandsoundpolls/2012/critics/
■監督投票「Directors’ poll」では、ついに「市民ケーン」を押さえて
第1位 東京物語
http://explore.bfi.org.uk/sightandsoundpolls/2012/directors/
に輝いた。
黒澤は、
監督投票で、
第17位 七人の侍
第18位 羅生門
まで落ちちゃってる。
どうでもいいことですけど。 >>552
おおーありがとう!天丼だったのですか!!
おかげで長年の疑問が解消されました
今夜は天丼食べます。 今朝の秋を見た
笠さんと杉村さんが老夫婦って驚いた いわゆる「紀子三部作」は、その良さが良く分らない。
悪い映画だとは思わないけれど。
年取ったら、いいと思えるのだろうか。
戦後の作品なら『東京暮色』や『浮草』の方が好きだ。 でもコンセプトは似てるだろ
海外での評価が高いからちょっと神格化されてるけど
この作品の本質は戦後社会の風刺であり、戦中派と戦後世代のギャップにある
ALWAYSは集団就職というまた違う現象から、中小零細企業の目線で高度成長を描いた
2作品とも素晴らしい映画だと思うわけで 東京物語の方がつまらないと思う理由の一つは、家庭という枠組みから離れた人間が入ってない点だよね
寅さん的なキャラが一人もいない
あるいはALWAYSの吉岡秀隆的なフラフラしてる若者がいない
戦後のあの時代というのは、プータローが多かったのが実際の姿であって
今で言う夢追いフリーターみたいな連中がゴロゴロいた ただ映像作品といして一級なのは事実であり、見ていて飽きないのは凄いと思うがね
伊丹十三のほうが格上だな 最近のこどもはオールウェイズ?とやらで満足できるんだから可哀想 は?バラッドやヤマトの監督だぞ!
リターナーも名作だぞ >>564
お前アホ
東京物語には「既存映画の手法に対する映画監督からの批評精神」が根底にあり
本来は超マニアックな作品というポジションに置かれるべきなんだよ
あるべき映画らしい面白みや映像のテンポを意識的に排してるわけで、映画として面白いわけがない
エンターテイメント性を極限までそぎ落としてるわけで、本質的に邪道な作品
むしろ現代美術の映像作品に近いぐらい、コンセプトが徹底している
監督自身がそれをわかった上で敢えて徹底して作ってる
まずセリフとその言わせ方が、もう滑稽でしょ
棒読み、棒演技、上っ面だけの社交辞令、親戚同士の他人にはどうでもいい内輪話
「他人が聞いたらつまらない日常会話」をわざわざかき集めて喋らせてるw
つまり、ある種のコントなんだよ東京物語って
市井の人間のエゴと滑稽さをパロってるわけだ
そして「優しい人間も、都会(東京)に出ると嫌なやつに変貌する」という社会批評も底流に流れており
それは冒頭すぐの黙々と黒煙をあげる工場の煙突に象徴されている
「素朴な尾道にも都市化の影が迫っている」という
そしてそれは「素朴な人」の権化だった母親の急死という結末で、更に啓蒙の色は濃くなる
唯一心が通ったのが戦死した軍人の未亡人というのも皮肉だな
(戦中派と戦後世代のギャップは埋められないほど大きいというメッセージ)
その原節子も変化する心境を告白して終わる
かなりシニカルな作品だよこれ
だから「普段映画見ないけど面白い作品だと思った」という意見は成立するが
映画そのものが好きだという人間が東京物語を好きだというのは、全く信用出来ない意見だな
良い「映像作品」ではあるけどね 追記すると
今だったら「尾道(田舎)には尾道(田舎)の良さがある」的な田舎再発見視点が盛り込まれるのだろう
しかし、この作品にはそうした要素は無い
母が死んでも尚、子供たちの中にはそういった感情は芽生えない
異常な冷徹さだ
これは「敗戦残酷物語」とでも言うべき作品なんだよ
戦中派はただ老いて田舎で静かに消えて行くだけ、顧みられることも無い
その小津の徹底的な批評眼とその正しさを考えると、うんざりする気にさせられるが
でもむしろそれこそが小津の狙いなんだね
そして、何よりのポイントは
東京物語を”感動を呼ぶ人情作品””日本的美意識の表現”と 「 誤 解 」 させて、とにかく大衆に見せてしまおうという小津の野心w
このトラップに未だに引っかかったままでいるバカが多い
(小泉や安倍のような売国奴を愛国者だと信じるB層的な人々と同じ)
つまり、この作品には感動するポイントは一つも無い
風景画のように戦後の日本人の典型的醜さが羅列されているだけの、言わばグロ画像のまとめサイトみたいなもんなんだよ
小津「アンタもこの中の一人なんやで〜ニヤニヤ」
これがメッセージなんだよw 本当アホだな
落語にしても浪曲にしても、日本の文化ってのは風刺や皮肉交じりに市井の生活を描くのが伝統だろ
小津はその伝統に則ってたわけ
だから欧州で評価されるんだよ >>569
俺たちも永遠じゃない
やがては誰もが死んじまう
ただ花と違うのは考えることだ
もっと沢山の栄養を吸収したい
もっと太陽の光を浴びたい
できれば一人で独占したい
嵐が来て他人が流されても、同情はするが助けることはない
俺たちは同情が好きだ
俺たちは他人の不幸が好きだ
俺たちはいつもいつも自分を他人と比べている
いつもいつも小さな不満がある
孤独で、自分の無力を嘆いている!
…もうそんな生き方は辞めよう
初めからやり直すんだ
ただ自分の足元と空を見つめるだけでいい
ただそこに咲いている花みたいに… 小津安二郎と「東京物語」
貴田 庄 著
ちくま文庫 文庫判 256頁 刊行 12/10
定価735 円(税込) 歴史的名画だというから、円盤借りてまで見てみたけどさっぱりだ
カサブランカはトップ3に好きだけど、これはダメ
どこがいいの?
台詞は棒読み、表情は能面
いい話かもしれないけど、これなら文字メディアで十分だ ぶっちゃけ、目の前に監督がいたら顔面に右ストレートを叩き込むレベル やっと最後まで見たけど評価は変わらない
マニアが居るなら誰か解説してくれないか
話は悪くない
泣ける
だけど、役者は学芸会みたいな演技だし、映画としては欠陥品だ あのセリフ棒読みこそこの映画の魅力のひとつだと思うが。
あれわざとやってんだろ?たぶん。
20代大学生だがこの映画はハマる。
時代にさきがけて独身女を肯定した映画だと思う。 まあどこぞの解説を読むと、監督の要求らしいけど…
つか、笠智修ってセリフは棒だよねいつも
あと、原節子の仮面を貼り付けたような笑顔
これも監督の演技指導だろうけど、なんだかなー まああの原節子の作り笑顔は、ラストの笠とのやりとりを活かすための演出かとも思うけど
見ている間は本当に苦痛だった 68歳でばあさん死んだけど次女の京子は
幾つなんだ?仮に25だとして43で出産か?昔なんて医療も整ってないのにそんな
高齢で出産できたのか? 松本人志 最新作「R100」 トロント映画祭で59作品中最下位の最低評価 >>582
何人も産んでれば、高齢でも産めるんだよ! >>551
四年前には店屋物では食えなかったものだね。
飲食営業臨時規整法の規制で。 __/\ おらおら北関東の覇者、群馬県様が>>2getだ!
_| `〜┐ >>3 埼玉?群馬サファリパークの餌にするぞw
_ノ ∫ >>4 茨城?尾瀬で迷いなw
_,.〜’ / >>5 栃木?ドイツ村に拉致るぞw
,「~ ノ >>6 東京?再び五輪の開催地に決まったからっていい気になるなよテメー・・・焼き饅頭にするぞw
,/ ` ̄7 >>7 千葉?草津温泉に来いw
| / >>8 神奈川?群馬の県鳥はキジだぜw
~`⌒^7 / >>9 山梨?タッチのあだち充やソルキチの神海英雄も群馬だぜw
丿 \,_ 群馬県様が関東制覇!楽勝!
_7 /`⌒ーへ_,._⊃
\ _,.,ノ >>147 お前最高!こんにゃくやるよ!
L. ,〜’ 東京物語とお早うを足して2で割って入れ替えすると
面白そう
やたらと屁と下痢をする平山一家
一切口を利かなくなりジャスチャーする紀子
お早うでは突然死する笠
いい人といわれ泣く東野 昨日のリメークの東京物語の感想はどうでした
僕は蒼井優が良い演技をしていたと思うが ■2.2 田母神としお候補・外国特派員協会記者会見
動画 You Tube 34分58秒
http://www.youtube.com/watch?v=sHdv203GPLY
必見 爆笑、感動 既出かもしれませんが、
13年にこの映画が映画関係者が選ぶ1位の映画に輝いたのって
優雅なハリネズミという本がベストセラーになったから? 戦前だとみかへりの塔は先生で風の中の子供は警官だったなあ 笠智衆が柔道得意だったと聞いて意外。
奥が深い。
と同時に思い出したのは、「カルメン故郷に帰る」の一本背負い。 紀子はその後、どうなるのでしょうか?
再婚するんでしょうか? >>610
敬三と結婚し、尾道に住む。
しかし、義妹である京子にいびられて東京に逃げてしまう。
それを追いかけて敬三も上京。
二人はアパートに住むのだが…
周吉が謎の死を遂げ、京子が復讐を誓う。
波乱万丈の『東京物語ー復讐の炎編ー』。乞うご期待 日テレ集金ソフトバンク
日テレ集金ソフトバンク
日テレ集金ソフトバンク
日テレ集金ソフトバンク 普段映画見ないけど苦痛だったわ
別に日本じゃなくたって親戚付き合いのうざさなんてリアルの自分の分だけでもうたくさんだろ
こんなもん見たがる連中は馬鹿だ >>613
親戚づきあいのウザさを描いた名作だから、評価されてるのかと思ってた。 意外と>>613も月日が経てばまた見たくなるかもね。 西部邁と佐高信の思想的映画論
西部 邁:著, 佐高 信:著
定価:1,800円+税/発行年月:2015年1月
思想的には真反対だといわれている西部さんと私が、嗜好的にはよく似ているのだなと思ったのは、黒澤明について話していた時だった。
『世界』で、亡くなった人のことを書く「追悼譜」を連載していて、黒澤については書く気にならなかったけれども、木下恵介は迷いなく追悼しようと思ったと言ったら、西部さんはすぐに、
「わかりますよ、それ」と応じてくれたのである。
「ある程度大人になると、黒澤のあの映画はっていう風に、身を乗り出してしゃべる気は起こらない」
と続けた西部さんと私の遣り取りは二人の共著の『思想放談』(朝日新聞出版)に載っている。
「それは黒澤映画と切っても切れない三船敏郎の演技について論じようという気にはなれないのと同じですよね」
そこで私がさらにこう同意を求めると、西部さんは、
「あの人はひたすら吠えたててる感じだ」と受け、
「言っちゃ悪いけど、奥行きはあまりないですね」
という私の断定にも、「陰影がない」と共鳴してくれた。
あるいは黒澤ファンからは総スカンを食う二人の発言だろう。
しかし、この対談は極めて二人の好みが出ている応酬である。黒澤よりは木下や小津安二郎に惹かれる点で西部さんと私は共通している。それは黒澤の『生きる』を論じた第3章と、
小津の『東京物語』について語った第4章、そして木下の『喜びも悲しみも幾歳月』に言及した第7章を読み比べてもらえば明らかだろう。 【日本海表記】日本海は東海ではなく’東京近海’‥「妥協策の併記政策、必ず再考しなければ」対馬島返還運動本部キム教授[3/13] [転載禁止](c)2ch.net
http://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1426305038/ iTunesでニューデジタルリマスター版フルHDが1300円なんだけど、買いだよね?
ちなみに秋刀魚の味と、彼岸花も同じニューデジタルリマスター版が1300円
3900出しても三作買うべきか、悩む 米サイトTaste of Cinemaが、「東京を舞台にした映画16本」をピックアップした。
ちなみに、選者はアイルランドのダブリン出身のニューヨーク在住の男性で、ヨーロッパ映画と日本映画を愛好しているという。
日本人ではなく、東京に暮らしているわけでもない人物によるセレクションとして興味深い。
選者いわく、東京を舞台にした映画の多くは、つねに何かしら破滅的な、今にも決壊しそうな悪夢を思わせるという。
第1位に選ばれたのは、小津安二郎監督の名作「東京物語」。
「東京物語」にインスパイアされた「東京画」も、6位にランクインした。
ちなみに「東京物語」は、英BFI発行の「サイト&サウンド」誌が10年に1度、
世界中の映画評論家を対象に実施する「史上最高の映画(Greatest Films of All Time)」アンケートの2012年版で第3位、映画監督による投票では第1位に選ばれている。
16本は以下の通り。
1.「東京物語」(1953/小津安二郎)
2.「AKIRA」(1988/大友克洋)
3.「ロスト・イン・トランスレーション」(2003/ソフィア・コッポラ)
4.「ゴジラ(1954)」(本多猪四郎)
5.「薔薇の葬列」(1969/松本俊夫)
6.「東京画」(1985/ビム・ベンダース)
7.「野良犬」(1949/黒澤明)
8.「東京流れ者」(1966/鈴木清順)
9.「東京1958」(1958/勅使河原宏、羽仁進ほか)
10.「トウキョウソナタ」(2008/黒沢清)
11.「エンター・ザ・ボイド」(2010/ギャスパー・ノエ)
12.「東京ゴッドファーザーズ」(2003/今敏)
13.「tokyo.sora」(2002/石川寛)
14.「転々」(2007/三木聡)
15.「TOKYO!」(2008/ミシェルゴンドリー、レオス・カラックス、ポン・ジュノ)
16.「TOKYO TRIBE」(2014/園子温) 1位は「東京物語」 釜山国際映画祭の「アジア映画100」
アジア映画TOP10
1 「東京物語」(1953年/小津安二郎監督・日本)
2 「羅生門」(1950年/黒澤明監督・日本)
3 「花様年華」(2000年/ウォン・カーウァイ監督・香港)
4 オプー3部作=「大地のうた」「大河のうた」「大樹のうた」(1955-59年/サタジット・レイ監督・インド)
5 「悲情城市」(1989年/ホウ・シャオシェン監督・台湾)
6 「七人の侍」(1954年/黒澤明監督・日本)
7 「クーリンチェ少年殺人事件」(1991年/エドワード・ヤン監督・台湾)
8 「田舎町の春」(1948年/フェイ・ムー監督・中国)
「長江哀歌」(2006年/ジャ・ジャンクー監督・中国)
10 「下女」(1960年/キム・ギヨン監督・韓国)
「クローズ・アップ」(1990年/アッバス・キアロスタミ監督・イラン) これから出掛けるという矢先に子供を診てくれと飛び込んできた男。
あれさえなければ、老体にはきつく騒々しい熱海行き等の旅程も母親の急死もなかったかもしれない。 いいえ、私ずるいんです の台詞が汚い、とネットに出ていたけど、意味わからん。何が気に入らないのか >>昭和の大スター、元女優の原節子(はら・せつこ)さんが9月5日、
肺炎のため神奈川県内の病院で死去したことが25日分かった。95歳。
横浜市出身。1963年(昭38)の映画出演を最後に表舞台には出ず、
その後の生活はほとんど知られていなかった
たくさんの名作を有難うございました。
心からご冥福をお祈り申し上げます。 長女志げの性格超悪いのに引いた
意地悪でがめつくて原節子演じる紀子と正反対の性格だな 尾道からはるばる訪ねてきた両親を邪険に扱ったり、
葬儀早々とがめつく形見分けしたりとエグすぎる。 Setsuko Hara Now
で画像検索しても出てくる。
老人ホームで撮影したらしき写真。 長女より紀子の方がエグいと思うけどな
東京へ帰る汽車の中で周吉から渡されたとみの時計を見つめる紀子の表情は呪いに満ちてる これが世界的名作って意味不明なんだが。
晩春がいいのはわかるが。 精進落としで、笠智衆が席を外したときの杉村春子の発言
「順番(死ぬ順番)が逆だったら良かったのに。母さん一人なら東京の家で面倒見られる」
これに対し、その場に居合わせた者が、その場で窘めないと・・・・
「たかが2,3日の東京の家の滞在が居たたまれないから予定を早めて帰って来たことを思えば、
母さんも父さんもあなた方の世話には成る気は無いでしょうよ」とか・・
みんな帰った後で香川京子が原節子に姉への不満を言っている。 東京物語は杉村春子の下がった口角が本当に素晴らしいよな 年老いた親とその子供の関係というのは普遍的な問題だというのは分かる。
小津は母親と暮らしていたから、なおさらこの問題に敏感だったのだろう。
この映画はそういう世間に対する小津のプロテスト映画(プロテストソングのような)じゃないのか?
個人的にはこういうメッセージ性のある映画は好きじゃない。 『戸田家の兄妹』のころはまだ、ハッピーエンドといえる結末をつけることができた。
戦後はそれができない・・・・・。 親は子が独立したら捨てられる そしてそれはそれでいいんだという映画です
捨てられない子供は独身かマザコンファザコンになる アンリーの父親三部作って東京物語を思わせるとこがけっこうあると思う >>520
中村伸郎が、靴下を脱いだ手で上生菓子をつかんで、二階にいる東山千栄子に持って
行く場面。 勿論、娘婿が義父母をぞんざいに扱う様子を監督が意図的に描写したものだろうが、
吐き気を催すほど不快な場面である。穢い。
海外でも観られている事を思えば、同じ日本人として非常に恥ずかしい場面である。 真夏だから汗をびっしょりかいて脱いだ靴下から湯気が出そう オエッ! >>644
>捨てられない子供は独身かマザコンファザコンになる
捨てるって犬猫じゃあるまいし。
親子の情イコール、マザコン・ファザコンなのか? 捨てるっていうより、自分が妻子を持ったら
当然それを優先するということだろうな >>649
だから何?
妻子を優先するのは当たり前だって。
だからといって久しぶりに上京してきた親をないがしろにしていいことにはならない。
てなことをこの映画は言いたいわけだろ。 >>650
何を見てる?
手塩にかけて育てた子でも、独立してそれぞれの人生を歩むと親もないがしろにされる。
てなことをこの映画は言いたいわけだろ。 「いいことにはならない」とか道徳を説いている映画ではないと思うよ
親子の関係も子が独立すればかつての親子関係を維持するのはなかなか
悲しいかな難しいなあ、という諦観だと思うがね。 最初に無があった
無は有を生んだ
これが全ての真理 >>652
>悲しいかな難しいなあ、という諦観だと思うがね。
その可能性もあるが、原の【いい子ぶりっ子】を際立たせてるのは事実。
いづれにしろ世界的名作というのは過大評価だと思う。
とにかく退屈。
それより【晩春】のほうが俺的には上。 晩春のモチーフでいうと東京物語の原節子は
一番親不孝なんだよな 昨日おばあちゃん死んでおじいちゃん生きてるんだけど、母親が泣きながら「順番違う」って呟いててちょっと引いた >>659
すぐに東京物語思い出したけど杉村春子の方がカラッとしててましだと思うw
俺の母は泣きながらジメっとした感じで言ったから隣にいた父も引いてたっぽい 老夫婦が帰る日、紀子に仕事に遅れないか聞いてたから
紀子のアパートを出たのは朝だよね?
でも、電車は21時くらい発で、それまでの間、老夫婦はどこで何してたんだろう?
12時間くらい時間つぶすのってけっこう大変だよね。
息子か娘の家とか? >>663
寝てしまっては主題が分からない。この映画の本質は、
「子供は頼りには成らない。働ける間にしっかり蓄財して離さずに。老後に心配の
無いように。そして、ボケないように」 それが本質かい?
一寸ずれているように思うんだが。 なぜ小津(野田高梧)は老親の故郷に尾道を選んだのだろう?
志賀直哉への敬慕の情からだとも言われているが
小津家のルーツである三重県松阪でもよかったのに? 日本人として、こんな屈辱を受けるくらいなら、東京上空で核爆弾が炸裂したほうがまだましだ。
それくらいでないと、平和ボケの日本人の目は覚めない。 原節子が義母の高価な腕時計欲しさに
義父に媚を売っていたんだよね? 山村聡の子どもたちや、尾道の香川京子の小学校の生徒達って、団塊の世代なんだよね。今思うと。 なあ紀子さん、ここでわしといっしょに暮らさんか
なに京子? あれはじきに嫁にやるから心配せんでもええよ 時計のお返しといってはなんだが、あんたのズロース、わしにくれんかのう 子供が女に子のような高い声で「お母さん」というのが
きもい ズロース?
こんなものでお母さまが亡くなった悲しみを癒せるのならよろこんで・・・・
いまここで脱いで差し上げます 昔戦前、淡谷のり子が田舎に営業で行ったら
大看板が出てたらしい。
「ズロースの女王、淡谷のり子来たる!」 先日 初めて見たが良い映画ですね
ところどころで涙がにじみましたが
特にラストの笠と原の会話はジーンときました
ところで大阪にいる三男は必要だったのかなと少し疑問に思ったのですが皆さんのご考察は? お母さんが死んだのは三男大坂志郎が毒盛ったからじゃないの? >>686
お母さんが死んだのは、たしか循環器の病気ではあるが、東京行に伴う、フィジカル面
・メンタル面での疲労によるストレスの蓄積が遠因と成っている。 この映画が世界的に評価されるのは家族の問題はどこの国人間も同様に普遍的な問題だからだよね 午前十時の映画祭で見たけどよかったわ
杉村春子が主役かな?w 戦後の小津作品でこれだけ浮いてる。
残酷過ぎて笑えない。
なのに代表作。なんでだろう。 これから死ぬまで何回も見返したい名作だな。
その時の年齢ごとに見方が変わる どこのスレにいっても理由を適当にこじつけて
あえて反対のことをいうやつがいるよね >>691 >>692 主役は笠、東山、節子。杉村は脇役。この映画は小津のいうように、高度成長期に向かうなかで家族の崩壊を描くのが目的であり、戦争の足跡が残るなかにおいて崩壊の先鞭となることで、普遍的になるのだろう。 老いた親のたらい回し。今でもある光景だろう。
小津組では杉村は、ちょっとした狂言役が多いが欠かせぬ存在なんだろう。
超演技派なのに小津は好んで、つかっている。
杉村春子は確か文化勲章?を辞退しているはず。この人らしい気骨がある。
勲章を喜んで、ぶらさげるヤツ共が多いなかで。 疲れて楽屋でグッタリしているときに客が来たら、いきなり腕立て伏せを始めちゃうような人だから。
90過ぎなのに。 >>696 >>697
高峰秀子が尊敬していた・・・おそらく唯一の・・・役者は杉村春子ではなかったかな。
高峰流の褒め言葉で。 子供が独立して別の所帯となり巣立っていくと
ある意味残酷なこうした家族の崩壊があるが
それはそれでいいんじゃよ
いつまでも独立しないで同居する独身の息子や娘が家に寄生したら
親としては逆に心配でたまったものではない >>698
杉村春子は基本的に舞台の人で、土壌が違うから気軽に言えるんだろうね >>699
そうだね。家族の崩壊て言い出されたのは、いつごろからだろうか。
たぶん高度成長期あたりかな。>>695氏が書いてるように。
『家族ゲーム』(1984年)は、小津とは違った文脈で「家族の崩壊」が描かれていると俺は思うよ。
この映画は小津の描いた世界の、なれの果てなんだから。 親としては子供に捨てられることによりようやく
子育てから解放され自由がもらえるからね 昭和16年の『戸田家の兄妹』だって家族の崩壊がテーマ。
失われつつある何かに目を向けた映画。 小津の描いた「家族の崩壊」は、いわば贅沢な「崩壊」だと思う。
孤立死なんかありえないからね。小津映画に登場する人々の「孤独さ」は
俺(ら)見れば贅沢な孤独だね。俺が小津映画を観ていて、或る違和感を
常に感ずるのは其のこと。 人間の宿命だよね。孤独や寂寥といったものも、人生の滋味として捉えてるんじゃないかね。 >>705
人生の滋味か。そんなもの孤立死していく人間には贅沢に見えるはず。
いずれは俺も、あんたも、誰にも看取られず、餓死、ないし首吊りに追い込まれないとは言えないご時世だぜ。 >>706
だから俺やあんたのような落伍者みたいな人間を描いてないじゃないか、小津は。
健全に真っ当に生きた人間にも避けられない孤独や寂寥といったものだろ。 >>707
なんか水かけ論になっていて、お互いの言い分が合わないな。
小津の描いた『孤独や寂寥』は現在の落伍者から見れば甘いと俺は言ってるんだよ。
甘くはないと思うなら、それでも結構さ。小津の世界は俺には、そう見えるということだけ。
これで、あんたとのヤリトリは止める。どうぞお幸せな余生を送ってくれ。 たしかに ラストでも近隣から声かけられているからな 近所つきあいってものが当世はなくなったからね。3/11等を体験してから、
「向こう三軒両隣り」の付き合いが見直されてきているようだ。 ああいう、道行く人が覗き込むことのできる窓がなくなった。 昨日「海街ダイアリー」なんて見ちゃったもんだから、今日はその口直しにと思って
「麦秋」「東京物語」と二本続けて見てもたがな。 >>712
昭和30年頃以前の夏の夕方には、近所の人が集まって、木の長椅子に座って夕涼みしたものさ。 あるはずないだろ。団扇と香取線香よ。のんびりした時代さ。
そういえば『東京物語』にも香取線香が出てきたと思ったが勘違いかな。 あの時代は犯罪発生率は、現在より何倍も高かったのに
のんびりしてたな。
うちのトイレなんか外から鍵がかけられたぞ。
くみ取り口から侵入する奴がいたらしい。 >>716
お母さんが昏睡してる部屋にあったね
それがいい味になっていた 人間の掘り下げが厳しいもんだから、甘さや薄っぺらさがないんだよな。
だからストーリーに大した抑揚はなくても、一つ一つの場面にみんな繰り返して
見たくなるような深い味わいがあるよ。東京物語に限らずね。
名人の手による短編小説とかエッセイを読んでる感じ。 >>720
あの渦巻き型の蚊取線香は横式だったかor立て式だったか?
>>721
一年一作だったかな。小津ほどマニアックな映画監督も稀だろう。 >>722
それそれ、それなんですよ。小津式渦巻き蚊取はすべて縦式。
横式以外のセットの仕方があるとは思ってもみなかった僕は
吃驚しました。
ひょっとして昔はたいていそうだったのか?
あるいは今でも縦式の人はけっこう存在するのか? 東京物語上映当時は、みんなつつましやかな、分をわきまえた暮らしをしていたなんて言うのは、おそらく違うんだろうな。
昔から、ドロドロな不倫美人局がらみの事件なんかあったみたいだから。 >>723
俺の家や親せき・近所では横式だったね。当時ブタと言った蚊取線香を取り付ける器具があったよ。
>>724
まぁ、当時の田舎では、『みんなつつましやかな、分をわきまえた暮らしをしていた』と言っていいだろうな。少なくとも当世ほど世知辛くはなかった。
そりゃあ、いつの時代でも『ドロドロな不倫美人局がらみの事件なんかあ』るに相違ないが。 『東京物語』のアノ子供たちは許せんぞと思った方は『戸田家の兄妹』の佐分利信でスッキリしてください。 ↑題名の意味がイマイチ分からないが、佐野周治の下宿で斎藤達雄がイワシを食う場面が秀逸。 ↑あの三人の姦しおばさんたちか。栗島すみ子って世評ほど美人ではないな。上原謙のチョイ役も面白い。吉川満子も当時、小津映画の常連だったが背が高くスラリとした美人。下町の粋で、きさくな、おばさんて感じ。
***
『姦しや後ろの席の鍋料理』 視点を変えると、「東京物語」は戦争未亡人の理想像を原節子に託していると思う。戦争を経験した人は感動するのでは。同様に小津安二郎は、「晩春」でやや保守的だが、日本人の父娘の理想像を託すことができたのではないか。凸の「浮雲」では理想像を託せない。 「今日も暑うなるぞ」
地球温暖化かどうかしらないが、未だ六月だぜ。
先が思いやられる。
>>732
そうも、みられるね。 東京暮色以外はほとんど、夏に撮影か
撮影現場は焦熱地獄だったか >>668
小津が尾道を笠、東山の故郷にしたのは、やはり小津が志賀直哉を尊敬していたから。「暗夜行路」が特にすきで、主人公が尾道に行くことかららしい 。志賀は「晩春」以来、ずっと最初の試写会に出て感想を述べている。「晩春」で原節子を小津に推薦したのは有名な話しだ。 >>735
余計なお世話を書くが「文学板」では志賀直哉をクソミソに貶しているスレがあるぜ。
まぁ小津が志賀を、どう思うが勝手だが。ただ小津の其のテの趣味は俺は好かんがね。 まあ、鎌倉文化かな。小津は里見クとも仲が良く、息子は松竹のプロデューサーで、小津を慕っていた。里見も志賀直哉も、白樺派か。志賀直哉は節子のファンで、二人で座談会もしている。
戦後、鎌倉は文化の発祥の地でもあった。文化人のつながりがあったからね。 今では、文化人という言葉はいかがわしい。
昔は美称だったのかな?by関西人。 一回目見たとき笠智衆がセリフ棒読みでムカッとしたが、二回目にあれが味だとわかった。
小津の映画はいいね。構図が乱れない。映ったものがみなきちっとしている。
あれは日本人の世界観だね。
ちなみに、オレの部屋は汚い。
対比している。 ローアングルは映画が、安定するし、小津のこだわりは隅々にまで及ぶ。脚本の前に、出演者を先ず決めてから書き出す。
省略とか余韻がある映画だね。 この映画は節子の体調の悪さ、実兄が撮影中に目の前で死去したりで、ことによるとデコに変わる可能性があった。節子で本当によかったよ。デコのイメージがわかないなぁ。 いまNHK第二放送で笠智衆が小津安二郎を語っている >>739
芸能人は「芸能」に携わる人。
喜劇人は喜劇を演ずるか作者や演出家。
映画人も同様。
で、文化人って何なのよってずっと感じてた。
「文化」って言葉自体が曖昧模糊としてるし、「文化する人」とは何なんだよ?って思う。
これ!という専門家じゃない、中途半端なインテリまがいを止むなく「文化人」って呼んでるんじゃないの?
室井佑月とか、「作家」って言ってるけど、週刊誌の連載読んでてとても作家とは思えないわね。 進歩的文化人w
建前がリベラルで中身は人殺しの共産主義者。 昭和30年代頃、核実験をバンバンやってたソ連を支持してたのがけっこういた。
反核は見せかけだけでホンネは反米ね。 尾道の老夫婦が東京にやってきたのはちょうどこの時期だったね。
暑苦しい感じがよく出てたね。 支那ソ連の核実験で日本に降った死の灰に比べたら
福島原発事故なんて鼻くそ未満だよ。 東京物語は舞台化がされていて、2012年に山田洋次の演出で新派の水谷八重子らが演じた。未亡人の原節子役は瀬戸摩純だと。知らないなぁ。「麦秋」に次いで二作目
らしい。舞台化もいいね。 「東京物語」を好きな有名外国人
ナタリー・ポートマン
ハリウッド女優ーーブラックスワン
アカデミー賞主演女優賞
キチガイカルトが政治活動!
キチガイの集まり・創価学会・公明党!
人殺しの殺人鬼が政治活動・創価学会・公明党!
池田大作・人殺しの殺人鬼・創価学会・公明党!
あやかりドチンピラの池田糞作・創価学会・公明党! 小津の映画は学生の時初めて見て様式美に惚れたが
今村の初期の作品に対して
君はなぜそんな底辺の虫けらのような人間ばかりを描くのか と
言ったのを聞いて嫌になった 今村昌平は小津映画「麦秋」の助監督だった。小津一流のからかいがあるな。後輩をよくからかう。今村は小津とは個性が違うから、松竹を出た。大島、吉田、清順、篠田も出て行く。 麦秋に出ている子役は、東京物語でも出ていた。東京物語の出演者で健在なのは、香川京子と子役くらいかな。 東山千栄子の私の履歴書を読んだけど、東京物語のことは一言もふれてなかった 東山千栄子は、文化功労者を受賞している。中心は舞台か。 映画で金を稼いで、舞台に注ぎ込む。
千田是也と同じ。 「東京物語」を好きな有名外国人
スーザン・ソンタグ
ニューヨークの社会学者。故人 20回は観たと述べる。 スーザン・ソンタグは、実はレズビアンの知識人だった。原節子の熱狂的なファンでもあった。 スーザン・ソンタグは、当時同居人の女性はいた。なぜ、原節子のファンかは不明だ。来日して映画関係者と会い、独自に邦画を選び、放映されている。映画は好きだったようだ。 英語しか言語として認めないのに何で東京物語なの?
英語吹き替え版でもあったのか? 「東京物語」の吹替えは、英語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、中国語、ハングル語などがある。世界中の映画監督がセレクトした世界一の映画となった(2012年)。「市民ケーン」をついに抜いた。 東京物語でなく、晩春をスペイン語の吹替えで観ていたら変な感じだった。なぜか、上手く合っている。 芸評論家・川本三郎の説では、小津は映画製作前後に永井荷風の日記『断腸亭日乗』を読んでおり、本作品の舞台設定に荷風の日記の影響が見られるとある 小津安二郎は作家と親しかったよね。特に鎌倉にいる志賀直哉、里見クら。志賀直哉生前には、必ず試写会に招いており、意見を拝聴した。晩春で小津は、原節子を使う予定でいたが、志賀も節子を推している。 この映画は、フランス語訳では「東京旅行」なんだね。ボァンヤージュ
正解かもね。当たっている。 おそらく『東京物語』は、そのほとんどが快晴の空の下に展開される小津のモノクロームの作品系列の中でも、暑さの印象をとりわけみごとに定着しえた作品だろう。
蓮實重彦 -「監督 小津安二郎」より 「麦秋」は初夏で、冬は「東京暮色」だけかな。いかにも冬だな。 「東京物語」を好きな有名外国人
ジム-ジャームッシュ 映画監督
工藤夕貴が出演してる 全集黒澤明(88年発行)6巻にも井上ひさしとの対談
黒澤「あの台詞変ですよね。他人行儀って言葉があるでしょ。
他人だからこそ気を使って親切に振舞う。身内だからこそっけない。
それは、親に対する甘えもあるんですが。」
井上ひさし「そう。そうです。」
黒澤「小津さんもわかってますよ。
でも映画だから、この台詞で感動させてやろうと欲が出たんでしょう。
『東京物語』は評判の良い映画なんですけど私はあまりいいとは思わない。
小津さんのそういう計算が鼻に付くところがあって。
この映画の原君なんて、正直いって・・・うーん・・・僕・・・気持ち悪いなあ(爆笑)」
井上「ええ、ええ。非常にわかりますよ。
でも黒澤さん。本当はあまり好きじゃないというよりは(東京物語が)大嫌いと言いたかったのでは?(笑)」
黒澤「(爆笑)」 >>781
コピペばっかり。恥ずかしいだろ。
今公開中の「お父さんと伊藤さん」ー家族再生を願うのは、「東京物語」の原節子に似ていると、某新聞に載る。 小津はこの映画が、世界的名作になるとは思っていただろうか。 小津安二郎は、世界映画祭に小津映画を出したことはないに、あつ >>785
〜ないのに、何時の間にか輸出されて有名になっていくんだよね。不思議だ。 小津映画が世界に知られていく契機は、占領軍のスタッフの1人が小津映画について、著作を出してからかな。英語で。その後イギリス、フランスで影響が出てくる。 原節子、佐藤忠男コメント
「…戦死した夫との思い出を大切にし、他に何もいらない、というのです。1人でいることに焦る訳でも絶望する訳でもない。その気持ちがスクリーンからひしひしと伝わってきます」 <原節子の外国人のファンの声>
「トーキョーストーリーの彼女は、生き生きしてみる価値がありますし、並外れた演技力ですよ」
(イギリスのファン) 久保健一郎は、初めて「東京物語」をレンタルで観た大学院生のころ、すぐに尾道にいく。ここで、原節子の「紀子」に会えるのではないかと、幻想を抱いたらしい。そして、小津映画のファンにもなった。 >>794
× 久保健一郎
◎ 茂木健一郎ー脳科学者 「東京物語」の尾道ロケは、大変な人出が出たらしい。駅の入場券が3000枚以上売れた。皆、原節子の姿を見たかった。銀幕の大女優だったから。一駅前で降りた。スターぶらないところが、またいいね。 工藤夕貴がナビゲーターの番組「小津の愛した女優たち」を、つべで何度か観た。尾道ロケを訪ねて寺院に行き、香川京子へのインタビューなど、面白いね。 東京物語での香川京子の年の設定は、23歳か22歳ぐらいか。実年齢は21歳。大学か短大出て教師かな。 師範学校は、戦後にはなくなる。1953年時点で21から23歳だとしても、役ではいつ学校卒業かも不明だね。小津は、どう考えていたか。戦前は、高等女学校でただけで小学校の教師になれた。最後の女学校か師範学校の卒業かも。移行期か。 彼女は尾道の人だから岡山の師範学校か広島の師範学校か
微妙なところだが、いずれにしても師範学校は1951年の
3月まで卒業生を出している。旧制卒か新制卒か、こちらも
微妙なところですね。 東野英治郎はTVでは水戸黄門が有名だが、小津映画に出ているし、けっこう演技派な感じ。東京物語、秋刀魚の味。酔っぱらいオヤジか、いい。 「お早う」でテレビを買ってもらうひとの役が良かった 香川京子は、黄金期の映画の語り部もしている。皆んな亡くなるので、語り部は大切だと思う。いたるところで原節子ファンを公言していて、いいなと思う。 1953年のキネ旬で、1位「にごりえ」,2位「東京物語」,3位「雨月物語」,6位「日本の悲劇」,7位「ひめゆりの塔」
この年は、いい映画多いよね。1位と7位は今井正。 キネ旬のベストテンだけから推測するに、
1953年(昭和28年)、1954年(昭和29年)、1955年(昭和30年)
日本映画の黄金時代はこの3年。 1853年は、その他にも4位「煙突のみえる場所」,5位「あに・いもうと」,8位「雁」(豊田四郎),9位「祇園囃子」
1950年前後から50年代半ばくらいまでは、いい作品が多いと思う。49年と51年は、原節子は毎日コンクール演技賞をとっている。 「東京物語」のビデオはあるが、地元の図書館でデジタル版のを観た。杉村晴子が団扇を回しているシーンがあり、よくみるとデコの写真あり。これ、原節子ならまずいよね。小津の粋なはからい? スクリーンだと、よく見なくとも一発で高峰秀子だとわかる。 「東京物語」は、1970年アメリカで公開、72年ニューヨークタイムズにロジャーグリーンスパンの映画評。彼は3人の主役、義理の娘を演じた原節子らを賞賛した。偉大な映画が封切られたと。 「嘘がない。いい小説を読んだあとのような感銘をうけた。僕が見た小津君の作品の中では一番好いと思う」(志賀直哉ー東京物語の試写会をみて)
志賀直哉も鎌倉に住んでいた。 尾道での原節子のスカートは赤い。香川京子のスカートも赤系だったかな。モノクロだが、小津は配慮しているね。昨日12日は、小津安二郎の誕生日であり、死去した日だった。60歳。まだ若いよね。残念だった。 尾道での原節子のスカートは赤い。香川京子のスカートも赤系だったかな。モノクロだが、小津は配慮しているね。昨日12日は、小津安二郎の誕生日であり、死去した日だった。60歳。まだ若いよね。残念だった。 写真家荒木経惟が、最近蒼井優を原節子に似せて撮影した。何処かの雑誌に載っている。蒼井優は、「東京家族」で紀子をやってるからかな。 スイッチという雑誌の最新号だった。蒼井優のグラビア。原節子のマネか。 父親である笠智衆は息子の長男を医者だけれど、評価してない。東京でもはずれの「こまい医者」だ。当時の開業医は利益が薄かったんだろうか。 笠智衆は小津映画以外で、賞をもらっている。味がある演技力だと思う。小津映画ではいいなりだったが。 でも究極的に考えたら、
俺たちがリアルになるのはウンコしてる時と2ちゃんに書き込みしてる時だけだろう
人間は社会の中に生きているので、死ぬまで常に演技をしていると言える
笠智衆はそれを演じている…一周まわっているのだよ! そうだよな
こんなにアンアンゆってるぜとか思っても演技だもんな
小津映画深いわ 今日、たまたま地元のブックオフにいったら、小津映画のDVDがバラで売っていた。「東京物語」はなかったが、「晩春」「父ありき」などがあった。でも持っているので買わなかったが。500円と安い。 「東京物語」の音楽はなかなかいいね。あじわいがある。小津映画では、「麦秋」の映画音楽が一番好きだ。「東京暮色」も悪くないが。 原節子は「晩春」でもそうだが、異国人のよう。でもたたずまいが日本的で茶道でもしっかり収まっている。膝を崩す場面もあるが、やはり小津調に調和している。 >>822
下品な例え。 ツッコミしてほしかったか。
笠智衆は、小津映画に出たことで世界的な俳優になったのは確かだ。 笠智衆が老人のように見せるために、背中に入れていたものはなんだったろうか。確か、新聞紙かざぶとんだとおもったが。 >>827
背中に入れていたのは、確か空気まくら…じゃなくて、座布団だったと思うよ 「小津が愛した女優たち」(2003)をNHKが、小津安二郎生誕100年につくり、何度も観た。工藤夕貴がナビゲーター、香川京子と尾道のロケ地でのは話しはいいね。21歳の香川京子、原節子に憧れていて旅館では楽しかったらしい。観て欲しいな。 この映画は高度成長期に向かう中で、家族の崩壊していこうとするさまと、また家族の再生というか、底には人の暖かさというか、家族への信頼も期待されているか。紀子の行動と台詞が、やはり重要だよね。 尾道ロケで、原節子が到着するという時間帯に、入場券が3000枚売れたそうだ。映画が娯楽の神様だった時代だったね。
5カットを撮るために一週間いたと、香川京子は話してる。 三宅邦子は小津映画によく出演するが、「戸田家の兄弟」が最初だろうか。 香川京子がいっていたが、東京物語の尾道ロケは5カットで1週間いっていたらしい。贅沢というか、のんびりしていたのかな。 >>836
ホームに出て原節子を待つファンだろう。でも実際には、原節子は1つ前の駅に降り、車で行った。それだけ人気があった。寺院での撮影の写真があるが、二千人のファンが来たらしい。 東京物語の助監督だった斎藤武市が、「愛と死をみつめて」(1964)の監督をした。笠智衆が吉永小百合の父親をやり、何度か共演したらしい。吉永は、いまでも「女・笠智衆」になりたいという(「東京新聞」2017.2.19).無理だよ。 原節子が義理の両親と都内見物に行く。階段の踊場で、わたしの家が向こうとか話すシーンは、銀座松屋だったと初めて分かった。学んだなぁ。 松屋の屋上は何回か映画で見ている。
三越・松坂屋と違って、撮影しやすかったのかなあ?
それともNo.3ゆえに、映画会社に営業していたのか? 松屋の営業か。あったかもしれないね。電車だって、撮影に許可する私鉄は限定されている可能性がある。小津映画では、国鉄の電車はよく出てくる。 小津映画は戦後は特にホームドラマが中心だが、家族の生活から社会が見えると考えていたらしい。確かにみえる。「東京物語」の子どもたちのあくせくした生活は、余裕がなさそう。原節子の紀子だけが少しはゆとりがある。 笠智衆と原節子の最後の会話で、彼女の泣くシーンがある。それを、戦争で死んでいった全ての人のために紀子は泣いたという解釈をする人がいる。これは正しいかな。一つの見方ではあるが。 あのシーン、節子が泣いたのは僕の考えでは、
ふとイエスの磔刑のエピソードを思い出してしまって泣いた
という解釈なのだが、これもまた一つの見方といえよう。 杉村春子が尾道に行ってる間に、中村伸郎がパーマ屋の女の子(見習い?)に手をつけたんじゃないかな
あの子、住み込みだったよね。 「一泊で帰ってきたから旅費はまだ残ってるわね。返してちょうだい」
返してもらったお金を全て自分の懐に入れる杉村春子 つべにあるが、イギリス映画監督リンゼイ・アンダーソンは、東京物語をみて小津安二郎を尊敬するようになる。小津は自分の映画が外国人に理解されないと思い、世界映画祭に一度も出品しなかった。それでもイギリスに輸出され、東京物語は
サザーランド賞を受賞。1958年 この映画の中で、「秋刀魚の味」は有名だけど、軍艦マーチが流れるシーンがある。さて、どこだろう。解説付きの「東京物語」を観て、初めて分かった。
他の人は分かりますか? 尾道に、「おのみち映画資料館」があり、「東京物語」の資料が展示されている。僕はいったことはないが。尾道は新藤兼人や大林宣彦が住んでいたらしい。 珈琲時光は侯孝賢の小津安二郎生誕百年記念でつくった映画だが、東京物語へのオマージュかな?2003年製作、一青窈は台湾人とのハーフか。主役。成瀬映画にも似ているね。都電がいいね。 珈琲時光は、内容はイマイチだった。小林稔侍の父親が何もいわないし。監督のいいたいことは伝わったのか不明
でも、小津が好きなことは分かった。 「紀子3部作」は、必ず戦争の痕跡がついて回る。「東京物語」がその中でも1番尾を引いているかな。最後の原節子の「ずるいんです」以下……
ずるくはないといってやりたい。ずるいのは誰だ? 長女の志げ(杉村春子)ー葬儀のあと
「ねえ、京子、お母さんの夏帯あったわね。あれ、あたし形見にほしいの」.
普通は、形見って四十九日にやりそうだよね。俺の家ではそうだった。尾道は遠いから請求したかな。四十九日には来ないだろう。 「東京物語」はTVでも、何度がリメークやっているけど、みたことがない。再放送もしないか。映画が有名すぎるしね。 全集黒澤明(88年発行)6巻にも井上ひさしとの対談
黒澤「あの台詞変ですよね。他人行儀って言葉があるでしょ。
他人だからこそ気を使って親切に振舞う。身内だからこそっけない。
それは、親に対する甘えもあるんですが。」
井上ひさし「そう。そうです。」
黒澤「小津さんもわかってますよ。
でも映画だから、この台詞で感動させてやろうと欲が出たんでしょう。
『東京物語』は評判の良い映画なんですけど私はあまりいいとは思わない。
小津さんのそういう計算が鼻に付くところがあって。
この映画の原君なんて、正直いって・・・うーん・・・僕・・・気持ち悪いなあ(爆笑)」
井上「ええ、ええ。非常にわかりますよ。
でも黒澤さん。本当はあまり好きじゃないというよりは(東京物語が)大嫌いと言いたかったのでは?(笑)」
黒澤「(爆笑)」 >>858
黒澤はそんなこといっている割には、晩年に山田洋次が訪問したときに熱心に「東京物語」を観ていたのは有名だ。まあ、黒澤明が映画100本挙げている中に、小津映画は「晩春」のみだが 黒澤明は小津と溝口は、先輩として尊敬していたことは確かだ。「赤ひげ」で、笠智衆と田中絹代を出演させたのは、両監督へのオマージュがあったのは、よく知られている。 取り巻き連中が、「黒澤映画に出ておいたほうがいいんじゃないですか」とアドバイスしたのかと思った。 周防正行は東京物語や小津安二郎が好きだったらしい。「変態家族兄貴の嫁さん」(1984)は観てないが、小津安二郎へのオマージュだった。ピンク作品だが。
そうか、それで原節子さんを好きなんだ。 香川京子は、尾道ロケでは2カットのみだったと語っている。後ろ姿だけ。それでも一週間ぐらいいたそうだ。「この映画に出られると伺ったときに第一に嬉しかったのは、原節子さんとご一緒できることだったんです。大変なファンでしたし、女優として
原さんに憧れて映画界に入ったような
ところもありまして」 「…私が初めて日本映画を見た頃、日本の社会や女性の抑圧を批判するという意味で大島、溝口映画が挙げられるのが普通でした。ですから、「東京物語」を初めて見たときには、本当にほれ込みました」(シャルル・テッソン). フランスのある会社の社長が「東京物語」に感動して尾道に来たらしい。誰だったか。思い出せない。 東京物語のロケが尾道であったとき、尾道にいた大林宣彦は中学生だったらしい。また新藤兼人も尾道にゆかりがあった。この映画は自分の家族で死者を出し、死が身近になって分かるという人がいるらしい。 つべで、舞台の「東京物語」(2013)を観た。脚色演出は山田洋次、紀子は瀬戸摩純、義理の母親は水谷八重子。舞台だから、ずっと同じ場所=長男の家でやる。母親は長男の母親で死ぬ。断絶小津映画には負けている。が、まあ少しは面白い。 そこはミスです。母親は長男の家で死去する、の誤りです。
山田洋次は、舞台だから長男の宅を中心にすえた。「東京家族」でも、長男宅で母親は死去する。舞台では、紀子は見合いしているよ。 日本の俳優の記念館は殆どないけど、映画ごとに、その場所が記念館のような役割を果たす。「東京物語」で使用した尾道の旅館は、記念館のようになっていて、色々展示してある。これは面白い現象だね。 見終わった
はじめ退屈だったが「あ〜あ、とうとう宿無しになってしもた・・・」
と笑いながら言うところで泣きそうになった 東京物語で泣くシーンの最も多いのは、ラストの原節子と笠智衆との会話だよ。
「ずるいんです…… 周吉「なかなか親の思う様には行かんもんじゃ(笑)。
欲を云やァキリャにゃァが,マァええ方じゃよ」
とみ「ええ方ですとも。よっぽどええ方でさァ。わたしら幸せでさァ」
周吉「そうじゃのォ。マァ,幸せな方じゃのォ」
とみ「そうでさァ。幸せな方でさァ」 全集黒澤明(88年発行)6巻にも井上ひさしとの対談
黒澤「あの台詞変ですよね。他人行儀って言葉があるでしょ。
他人だからこそ気を使って親切に振舞う。身内だからこそっけない。
それは、親に対する甘えもあるんですが。」
井上ひさし「そう。そうです。」
黒澤「小津さんもわかってますよ。
でも映画だから、この台詞で感動させてやろうと欲が出たんでしょう。
『東京物語』は評判の良い映画なんですけど私はあまりいいとは思わない。
小津さんのそういう計算が鼻に付くところがあって。
この映画の原君なんて、正直いって・・・うーん・・・僕・・・気持ち悪いなあ(爆笑)」
井上「ええ、ええ。非常にわかりますよ。
でも黒澤さん。本当はあまり好きじゃないというよりは(東京物語が)大嫌いと言いたかったのでは?(笑)」
黒澤「(爆笑)」 >>874
杉村春子が「刺身なんか余計よ。すき焼きだけで充分よ」と言う所はキッツイのなんのw 就職して労組の活動家に
杉村春子を知らないというと変な顔をされた。
大阪万博の年 名作だとは聞いてたけど、今日初めて見てみた。
こういう淡々と知った映画は好きなんだけど、ちょっと長すぎて退屈な部分も多かった。
あと、原節子が美しくて上品なのは素晴らしいんだけど、常にニコニコというよりもニヤニヤしてるような表情だったのが気になった。 原節子は確かに美人だけど、でもあまりにもバタ臭いから好き嫌いの別れる顔だよね。
当時の女優はみんな上品だった。 「今のテレビはつまらない」と散々言われてるし俺もそう思ってたけど、この映画ってまだテレビどころがラジオも無かった時代なんだっけ?
みんなで集まっても、とりあえず話題探しにテレビつける事もできず、沈黙が多いのが妙にリアルだった。
原節子だって未亡人であんな4畳半で、テレビはもちろん、風呂も無いような部屋に住んでて、当時の人はどうやって時間潰してたのかね。
もっぱら読書とか、女性だったら編み物とかかな。
男性の一人暮らしはどうやって過ごしてたんだろう。すごく興味ある。 戦後だから都市部の中流家庭にはラジオくらいはあっただろうよ。
昔は洗濯機も掃除機も電気釜もなかったから家事には時間がかかったんだよ。 そんな事言ったら江戸時代はどうやって過ごしていたんだよ、何にもないぞ 江戸時代の平均寿命は30歳代らしいから
15歳くらいで結婚して必死で子育てして人生終わり。 貧乏人の口減らしで遊女屋に売られた女性は平均20歳で死亡 蓮実重彦bot‏
『東京物語』の原節子は、微笑をたやすことのない老父の笠智衆に向かって、その否定的な言辞を強い口調で投げかけている。
ですから物語や事件がなくっても映画は充分にやっていけるわけです。動いている車のなかのその動きの体験だけで、
十分それが事件化されるということもあると思います 淀川長治
この小津映画のオーバーラップなしの映画の囁きことは、日本そのものの香りを見せて、西洋人をびっくりさせたが、これは一種の映画の破壊でもあった。
映画のもともとは流れる物語、そのリズムに魅了があふれた。
黒沢映画のどの作品にも、そのリズムが美しかった。くわえてイマジネイションが美しかった。「生きる」のブランコに腰かけた老人、「羅生門」の雨、「夢」の狐の嫁入り。
映画はその始まりから美術のリズムその流れを見せた。映画がそのリズムを失った今のトリック映画の貧しさよ >>889
いや、乳幼児の死亡が多かっただけで死亡年齢がそこまで若かったわけじゃないよ 淀川さんも洋画劇場の最後のほうは、浅ましい映画ばかりでテレビの仕事はやりがいなかっただろうな。 出演者の家系の話ばかりしていたな。誰それの息子だとか娘だとか。 大正時代に水道水の塩素殺菌が始まってから
乳幼児の死亡率は激減した。
子供が疫痢で死ぬのは日常茶飯事。
それまでの水道水は雑菌だらけ。
江戸時代の長屋の井戸水に至ってはお話にならない。
公衆浴場も。
タイムマシンで行けても、何も口にできない。 いろいろと役に立つ副業情報ドットコム
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HFYUB この映画の当時の笠智衆さんの年齢を追い越してしまったのだが、どう見ても笠さんの方がひと回り以上年上に思えて仕方ない
あと戦後8年で復興した東京見て、この1年後にゴジラが来襲するのかと複雑な心境に >>817
内科はともかく、小児科はなり手が少ない診療科目の一つ。
儲からないし、やはり責任も大きいから。
まあ、だからといって、山村聡が美容外科とか包茎専門クリニックとかやってて
豪奢な生活してても、それはそれで笠さんが嘆きそうな気がするw >>894 淀川長治は小津が嫌いで溝口が好きだな。東京物語で笠智衆は娘の杉村春子と1歳しか違わない。殆どタテマエで話していた笠が、唯一ホンネで息子のことを話すシーンがあるね。分かるかい? 東京物語の当時はベビーブーム(第一次)で生まれた子供らが
わんさかいて(その後の団塊の世代である)小児科の需要は
とても大きかったし忙しかったと思われる
しかし町医者をやっていて儲かるかどうかは別問題か >>902
いや今より儲かっていたよ、医者の絶対数も少なかったし医者のと言えば町の名士だった >>901 娘さんは本音トーク大炸裂だよね(´・ω・`) 笠智衆は友人に酔ったついでにホンネが出て、「長男は…場末のコマイ町医者でさー」と述べた。あとはずっとタテマエだったね。 高橋とよは小津映画にかかせない。東京物語には、2回登場。ラストで笠智衆に話しかけるが、これを西洋人には口説いてみえるらしい。麦秋の彼女は好きだね。 >>907 息子が医者になっただけでも立派なもんなんだよなぁ。。。(下から目線) 生きていれば實くんはもう80近く
勇ちゃんも70歳くらいだと思うが
2人とも医者になれたんだろうか 小津は笠智衆に、「われわれの映画で重要なのは君の演技ではなく、構図なんだ」.演技は二の次だというが、自分の構図に合わないと何度もやり直しをさせる。杉村春子しかり。晩春で? 小津は、映画でビンなんかを置いたりする。東京物語でも尾道にビンがあった。 春日太一は福岡市で本のサイン会開いたとき、何十分か話した。読者は「東京物語」「七人の侍」は殆どの人は知っていたが、「二十四の瞳」は知らない人が結構いたらしい。意外と知らないね。 二十四の瞳は生徒の一人が片目で二十三の瞳とかにした方がインパクトあっただろうな 24の瞳って、題名は知ってても読んだことが無い人が多そう。映画も今はあまり知らないのがほとんどかも。 先週、ラジオの深夜便で是枝が出演。ヨーロッパでは小津の孫といわれたらしい。小津は49歳で東京物語を撮った。是枝は50歳は過ぎているよね。名作はできるかしら? 「誰もしらない」で賞を取ったくらいか 長男の住む近くの駅名を、知っている人いますか。墨田区あたり? 東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)の堀切駅ですね
堀切と言っても葛飾区堀切ではなく荒川を渡った
足立区千住曙町にあります サンクス。堀切駅か、牛田駅に近いかな?
まあ、下町の外れっぽいですね。東京家族の長男の家は、田園都市線だったような >>918-919
東京物語って、わりとリアルな東京の下町界隈を撮ってるんだよなぁ。。。 小津安二郎は生まれは深川だから、下町への思い入れがあるかもしれないね。 >>923 あの足立区なんですよね。。。吃驚しました(←吃驚するなよ)。 >>924
足立区は撮影場所。深川は江東区か?
下町には違いないと思うけど。杉村春子宅のパーマ屋はどこだろう。 1953年の東京はトロリーバスが走っていた。高度成長期の最初の年ではないか。下町には工場も多かった。 黒部の関電トロリーバスも今年限りかぁ。。。
立山貫光のが日本唯一のトロリーバスに。 東山千栄子って人、wiki見たら結構お嬢様っぽいんだな。
今と違って昔は、地方住みで役者になる道なんてほとんど無かっただろうし、
結局は映画関係者の目に留まりやすかったり人づてに紹介されて役者になる人も多かっただろうから
昔の役者はお坊ちゃま、お嬢様育ちが多いんだろうな。 >>928
昔の役者は、とんでもないのがいた。だいたいダンサーか、芸者の経験者が多い。東山千栄子は劇団出身。山田五十鈴は母親が芸者だし、男優は劇団関係者かヤクザっぽいのとか。絹代は琴を弾くのが仕事だったり…… >>928 >>929
今もそうかもしれんけど、芸能界に入るのは「ヤクザになる」のと一緒と思われたんよ。
厳しい家だと勘当される事もあったみたい。
金持ちの家なら多少はなりやすかったのでは(でも長男長女は難しいか)。 昔はお醤油や味噌、卵がきれてたときはお隣同士で貸し合った
いまではそんな風情がなくなった 平成に入ってずいぶんのことだが、東京の某ラーメン屋と隣の弁当屋は炊いた米を融通しあってたぞ 家に風呂がなかったりするのが普通なのが懐かしい
子供時代に親の実家がまだそうだった時期があるけど
銭湯行くのは楽しかったな 医者の家って言っても大して金持ちじゃない。
医者は金持ちって、自然に刷り込まれてた事に気づかされました。
ま、実家が歯医者の中島らももエッセイで書いてたけどね。 あれは武見太郎の時代になって開業医がウハウハになってからのことだからな >>928
石原裕次郎みたいなお坊ちゃま育ちと、そうでない人の差が激しかったんだと思う。
今の芸能界は昔ほどの差は無いんだろうな。 ■今もそうかもしれんけど、芸能界に入るのは「ヤクザになる」のと一緒と思われたんよ。
厳しい家だと勘当される事もあったみたい。
大久保・光浦までの時代は勘当される覚悟で芸人に「身を落とした」
が
今では芸人志望の親が初ライブに応援団扇持って親族連れて来る
「何故ウチの子が売れない!売るのが御前等の仕事だろう!」と事務所にネジ込んで来る
以前は芸人志望が「母ちゃん恥ずかしいからやめてくれ」と言ったが
最近は「ホラ親も怒ってるんで俺を売れっ子にして・・・」
と本気で言うらしい とくに、戦前デビューの女優で普通のお嬢さんをやれる人が、ほとんどいなかった。だから、没落したとはいえ、中流階層の原節子がデビューしたのは珍しかった。娘役ができる。 是枝の「万引き家族」は家族崩壊がテーマか。「東京物語」は、1953年にすでに家族崩壊に先鞭をつけているよね。 おじいちゃんが来るとぼくの勉強部屋がなくなるよ〜(直球) 祖父母の来訪は小遣いが期待できるけど、長逗留(に伴う自室の消失)という
リスクの方が小遣いの金額のメリットを上回ってしまうんだろうな。。。 なにいってんの、いつも勉強したことないじゃないの。 三宅邦子 小津4K「東京物語」をみた。きれいに映るね。満員だった。200人以上はいた。その後、香川京子のトークショー。貴重な語り部だなぁ。活躍して欲しいよ。 >>939
こんな事言っちゃアレだけど、東京物語と万引き家族は社会階層が違うから。
杉村春子も性格はきついけどキッチリ美容室営んでるし、山村聡の医者や
大阪志郎の国鉄職員も然り。
万引き家族は…なんというか石井輝男とか今村昌平とか西原理恵子とか東映
ヤクザ映画とか初期の山田洋次とかが好んで描いた階層の臭いがする世界
なんだよねw あと、一般映画の方の新東宝とかねw 東京物語よりもっと
下の…まあ生きるのが下手糞な…そんな世界だから。 「東京物語」を比較するなら、「東京家族」だろう。現代風に翻案したけど、どうなんだろう。オマージュ作品だけど、1953年版には当然ながら及ばない。 「東京家族」は同じキャストで「家族はつらいよ」に横滑りしたからなあ。
あのキャスト、時代設定なら「東京家族」より「家族はつらいよ」のほうが違和感がない。
是枝なら「万引き」より「歩いても、歩いても」が東京物語のフォーマットを借用していたな。
いずれにしても、平成の世は未亡人が未亡人のままでいるようなところではない。 >>946
是枝話になって申し訳ないけど、海街Diaryは東京物語と同格かなあ。
まあ、こっちは東京物語というよりは細雪なんだろうけど。 世界ベストワンに便乗した感のあった新書2冊
「東京物語」と小津安二郎
原節子、号泣す
気にはなってたけど読まずにいたのを読んでるけど案外と面白い オリジナル原理主義者がやたらと叩いてるが「東京家族」は普通に良い作品だよ
俺も感動して泣いたし糞みたいな作品が多い今の邦画では間違いなく傑作の部類に入る こまい町医者 ← 医者になれただけでも勝ち組なんだよなあ。。。
それはともかく、杉村春子がやたら目立つけど、笠智衆も別に善人ってわけじゃなくて、普通のおじさんって事なんだろう。
東山千栄子も千住着て、イメージの東京とのギャップを嘆いてるんだけど。まあ、
普通に考えれば、東京と聞いて千住みたいな所はイメージしないもんな。
(でも、この時代だと世田谷なんかも、まだ畑や雑木林、砂利道が普通にある時代。
砧とか大泉とかも「東京郊外」) >>949
「オリジナル原理主義者」ではなく、映画評論家が皆いっていること。山田洋次は、「東京物語」は世界一の作品なんだから、オマージュとして作ったので、それはそれでいいと思う。 しかし今になってああいうリメイクを作った意義を感じられるほどでもなかったな。 オリジナル見てないやつの評判下げるだけなのでやめてもらいたい
なんだきっとつまらんのだろうなと思われるだけだろ
口じゃあ色々言うだろうが真価もわかってないと思う
だからリメイクとかできるんだよ 東京家族?だっけ、リメイク。当時、予告編で橋爪功が妻夫木に間延びした口調で「かあさん、しんだぞ〜」でズッコケた。これはあかんヤツと思った。
後日観に行ってアカンこと確認したマヌケです。 どっちもAmazon primeビデオで観られるんだよな >>954
そもそも、妻夫木は存在しない。東京物語では、戦死している。 杉村春子の糞BBAサイコー
「刺身なんか余計よ。すき焼きで充分よ」
「熱海が良かったんなら帰ってこなきゃいいのに」
観てるこっちまで心が折れそうになる。 美容院を経営している杉村春子夫妻も、生活は大変なんだな。「麦秋」での杉村春子が良かったね。いい脇役。だから、原節子の優しさが目立つ。 杉村春子の脇役は、文学座の後輩樹木希林に受け継がれた。樹木希林の脇役は誰が受け継ぐだろうか。黒木華か。主役の顔ではない。 とても簡単な在宅ワーク儲かる方法
暇な人は見てみるといいかもしれません
いいことありますよーに『金持ちになる方法 羽山のサユレイザ』とはなんですかね
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