【谷崎・市川】～細雪～について【佐久間・吉永】

**ええようにいったらええなあ** · 2007/10/14(日) 18:12:44

市川コン監督の最高傑作

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/14(日) 18:29:32

２　(｀・ω・´)

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/15(月) 23:37:43

めちゃめちゃ綺麗な映画だよな、これ

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/16(火) 00:10:05

こいさん

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/16(火) 02:18:12

「お金？」

「・・・・」

「あぁ。」

「私のやないのん」

「あかへんて。姉ちゃん。」

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/16(火) 20:24:38

佐久間良子の幸子が良かった。原作読んでると、幸子のイメージとして
佐久間が浮かんでくる。吉永小百合は迫力不足だな。雪子の内に秘めた
情念みたいなのが出ていない。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/16(火) 22:06:05

心が荒んでいたある時、この映画を観て嘘のように癒された事がある。
癒しという言葉は嫌いだが、そうとしか表現できない心持ちだった。
崑監督ありがとう。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/16(火) 23:57:32

阿部豊のやつはスレ違い？

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/17(水) 00:05:57

唯一、「吉永小百合」を正しく上手に使った映画だったな。

これより以前の作品は１０代・２０代はアイドル映画、３０過ぎてからは男性主役の添え物。
これより以後の作品は所謂、「サユリ映画」に堕してしまって、どれもみな同じになってしまった。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/17(水) 09:50:14

音楽ですべてぶち壊し。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/17(水) 11:48:24

>>10
えええええ
音楽、最高じゃん

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/17(水) 13:32:43

音楽にヴァンゲリスを起用しようとしてたってのはホントなの？

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/17(水) 14:08:40

エ・・エヴァ？

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/17(水) 14:41:48

音楽を除けば､間違いなく名作になったはずであろう

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/17(水) 22:35:04

>>9
>唯一、「吉永小百合」を正しく上手に使った映画だったな。
そして「鶴」でまた失敗。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/18(木) 04:20:13

これ、吉永小百合の代表作だろ。
＞佐久間良子や崑監督にとっても代表作
あと石坂浩二・岸恵子にとっても。

三松のキモノは「凄い」の一言につきる

>>12
へえ～！初耳。
しかし「ブレラン」「炎ランナー」
のような音質は合わないような・・・

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/18(木) 05:23:23

エモやんが違和感ありまくりなんだが、当時はどうたったのだろう。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/18(木) 20:15:16

出演者の大阪弁(船場言葉)が違和感無し
映画ドラマでよくあるなんちゃって大阪弁ではなかった
特に石坂浩二はネイティブかと思うほど

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/18(木) 22:50:09

>>17 当時、映画館で見たけど、失笑が。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/19(金) 01:23:07

佐久間さんは「五番町夕霧楼」も代表作の１つだと思います。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/19(金) 01:29:56

脇を固めるおばちゃん女優達が凄すぎるｗ
横山通代を筆頭に、新橋耐子、根岸明美、三條美紀、三宅邦子（！）、
そして最後の最後に登場する妖怪・白石加代子。濃い。濃すぎる。

あの石坂浩二がひとり自棄酒をあおる料理屋のシーンは
監督夫人の和田夏十さんが病床で書いたそうな。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/19(金) 18:58:13

>>18
一番自然な大阪弁を喋っていたのは吉永小百合。

伊丹十三は元々西方の人間なので上手いのは当たり前。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/19(金) 19:20:36

ああ、これ。これええ映画だよね。
どこがどうと言わんけど、
姉妹にいびられる伊丹やコイさんにしがみつく阿呆ボンもふくめ
全編愛すべき人間コントという感じでさ。

石坂はいい役回りだな

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/20(土) 11:48:40

４姉妹それぞれ、その亭主たちそれぞれの、好人物なんだけど底意地の悪い部分を
巧く丁寧に描いてたよね。
女中のお久どんも良かったｗ
「あのう、おネギ、返してきまひょかぁ？」

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/20(土) 17:30:08

>>19
でも本当に似合うんだよな、あの役に
＞エモヤン

先入観なしでみると

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/21(日) 03:22:19

>>3
色がキレイ

・シェルブールの雨傘（パステル調）
・魂のジュリエッタ（フェリーニ調）
・細雪

↑色が本当にキレイ

青色がキレイなのは、
キャメロンと北野武

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/21(日) 09:00:46

＞１７
あの役は小百合さんが知人「友人」の三宅一生に交渉したけど
断られたらしい

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/21(日) 11:35:04

この映画でなぜか伊丹十三にはまってしもた
そんなへーちゃんヲタの私…

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/21(日) 22:06:48

>24
ネギ買うてきたのはおはるどんですね。

あの時なかんちゃんがかじってたのはキュウイ？

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/22(月) 13:41:08

>>7
作家の橋本治も
「疲れている時には
『細雪』
『ベニスに死す』を流しっぱなしにしとく」
と書いてたよ。

癒し効果あるよね、これ。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/22(月) 13:43:02

>>6
吉永小百合、生々しくて良かったけどなあ

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/22(月) 21:33:11

花見の場面

なんと形容してよいやら、ともかく綺麗。
この当時は勿論ＣＧなどない時代。実写である事は間違いない。
ロケ現場はどこでしょうか？

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/22(月) 22:51:15

毒舌で有名なアメリカの大御所女性映画評論家も絶賛。
読んだとき、嬉しかった。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/23(火) 01:05:10

>>32
あれさ、実景（桜だけのショット）は本物で、
俳優達が歩いてるとこのは作り物の桜って聞いたことあるんだが。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/23(火) 01:50:24

>>33
ポーリンケール、とかいうような名前の女性？

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/23(火) 23:00:27

こいさん＝古手川祐子にとっても「東宝」女優時代の代表作
　
岸恵子＝松竹
佐久間良子＝東映
吉永小百合＝日活
古手川祐子＝東宝

一応、邦画大手の看板女優だった人をキャストに起用なんて今では無理だ

33 · 2007/10/23(火) 23:25:59

>>35
そうそう。すっかり名前を忘れていました。ありがとう。
ついでに書名を思い出した。
『映画辛口案内／私の批評に手加減はない』。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/26(金) 15:25:28

>>36
これだけ金のかかった邦画もムリだろうなあ

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/26(金) 15:43:41

この映画は、小百合ちゃんにとって
最高のあたり役だった。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/26(金) 22:01:11

市川が大映時代に撮っていたら
鶴子＝山田五十鈴、幸子＝京マチ子、雪子＝山本富士子、妙子＝若尾文子
貞之助＝船越英二、辰雄＝森雅之、こんなキャスティングかな？

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/27(土) 14:10:39

>>29
たぶんキュウリかなあ？？

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/27(土) 17:24:04

>>29 >>41
どう見たってキウイフルーツっしょｗ
戦前の一般家庭の台所にあったかどうかは知らんが、効果は絶大ｗ

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/28(日) 13:15:49

>>42
あんな音たてる？

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/30(火) 19:53:06

大谷崎の原作よりも、この映画の方が
素晴らしいと思ってしまう私。
ごめんなさい。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/31(水) 00:02:23

>>43
音は崑作品特有のデフォルメだからｗ
それよりキウイがはっきり映って、手で握り締めて、その指の間から実が
ドバッと漏れ落ちてたんだから。。。
キュウリを握りつぶして実を滴らせるのは相当難しいと思われ。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/11/01(木) 19:24:10

>>45
昭和１３年にキウイって
凄いハイカラだよな

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/11/01(木) 23:13:01

あのお～、おネギ。。。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/11/02(金) 03:25:47

置いといたらええやないの！

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/11/02(金) 09:51:31

轟夕起子が長女で山本富士子が嫁き遅れの三女の役でおましたナァ！

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/11/02(金) 09:56:56

花井蘭子が出てた「細雪」も確かおましたナァ！
そうだす、終戦後のトーキー映画だっせ。
懐かしゅうおますコト！

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/11/02(金) 09:59:40

三宅邦子の出てた作品もおましたがな。
忘れんといてや。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/11/02(金) 10:05:30

へえ、へえ、色々とおましたナァ！
けど、どの作品が一番よろしおしたやろ？

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/11/17(土) 08:11:15

ゆうべハイビジョンで久しぶりに見た
みんな若い　伊丹さん・・・
抑えた色気があって美しい映画だと思った

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/11/17(土) 08:27:29

ファーストシーン～タイトル終わりまで桜は全部合成or造花ってのは既出？

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/11/17(土) 12:23:00

>>４５
キウイって、戦前に日本で手に入るものだったの？
調べると、日本に本格的に輸入されたのは1970年以降のようだけど。
監督さんがキウイを思いつきで置いてしまったのでしょうか。

演技が全員最高、きれいな映画であっただけに、
もし、そういった部分の考証がなされていなかったのならば残念です。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/11/17(土) 12:24:53

2001年宇宙の旅がかつてのパンナムの栄華を後世に伝えるように、
谷崎・市川の細雪によって、かつて吉兆と呼ばれた名店があった事も末永く語り継がれるであろう。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/11/17(土) 20:29:12

BS-Hiで初見ですた。
お姉さまがたが素晴らしく魅力的に描かれてて最高ですな。
しかし、みょんみょんシンセの劇伴はどうしても古臭く感じるなｗ

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/11/17(土) 21:34:34

久々にこの映画を見た。
漏れのうちのテレビはハイビジョン対応型ではないが
十分にその画面の美しさは堪能できた。

冒頭の花見のシーン、初っ端に雨に霞む渡月橋が写ったので
嵐山での花見という設定だったんだな・・・と、今思う。

市川作品の中では最高の出来ではなかろうか。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/11/17(土) 21:51:20

それから、特筆すべき各俳優が使う大阪弁の見事さ。
（伊丹、岸部、桂小米朝、はネイティブ関西系だから上手なのは当然。）
一番流暢だったのは、佐久間良子。
上流階級が使う大阪弁を見事にこなしていた。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/11/18(日) 10:16:42

映画館で見たかったな

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/11/18(日) 21:55:56

ＢＳでみました。
船場吉兆の弁当がおいしくて～　て台詞がありまして、
私も食べてみたくなりました。
　
　私も映画館で見たくなりましたけど、
地上波でいろいろな世代の人たちにも見てもらいたいな。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/11/18(日) 22:46:26

大阪にいた時に、芦屋在住の良家のおばさんと船場の大店の旦那さんをゲストに迎えた上映会を見たよ。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/11/19(月) 16:29:45

こいさん、僕を捨てんといてな～。
でもエモやんも結局、昭和20年の神戸大空襲で焼失するどっかの飛行機工場勤務なのよね。

おひさの弟の死についての「ふーん香典でもださんとあかんやろな」や、
中耳炎でイタイイタイと死ぬ板倉を見るたび、
ちょっとキューブリック風の冷徹な人間描写をみるようで、さすが思った

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/11/20(火) 18:53:49

>>59
小米朝って「けいぼん」のこと？

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/11/21(水) 06:52:43

>>21
教えてチャン、すんまへん。
横山道代・三宅邦子・白石加代子は分かるんですが、
根岸さん、三條さん、新橋さんはどの役なんでしょうか？
良かったら教えてください。頼んます。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/11/21(水) 13:22:08

>>64 >>65
　　　　　　　↓
http://www.jmdb.ne.jp/1983/dg001540.htm

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/11/21(水) 15:24:07

BS-hiで初めて見たけど、金田一耕介モノかと思ったw

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/11/22(木) 20:07:14

>>67
石坂浩二
岸恵子
佐久間良子
白石加代子

横溝正史シリーズの
主役＆ヒロイン＆常連脇役だもんなｗ

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/11/23(金) 14:13:54

>>32
最初、嵐山の場面、大沢の池で撮影。造花ですよ。
昔は、立ち入りが自由だったので、花見にいって池のほとりでお弁当をたべたものでした。
今は多分、自由に立ち入りができないと思う。桜のころはお金をとるんじゃないのかな？
紅しだれのほうは、原作にもでてきますが、平安神宮でこれは本物。
人物と一緒に写っていませんね。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/11/25(日) 00:19:06

>>69
料亭から見える桜はデン・フィルムエフェクトの合成。
造花は東宝舞台と特撮関係のスタッフが作って、
ちょうど怒涛のようなＳＦＸブームに対抗しようと東宝特撮が新しい方向性を模索した時期の作品。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/11/27(火) 01:41:46

>>66
有難うございます！！！

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/11/28(水) 15:59:26

映画のなかに吉兆（船場）ってことばがでてくるけど。
今となっては、この映画の汚点になってしまったね。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/11/28(水) 23:35:16

「去年の法事では吉兆の弁当を取り寄せましたがな・・・」
と、本家の婿さんが言っていた。

つまり、このファミリーは上流階級である、との表現なんだろうな。
現在、吉兆の経営陣はその光り輝くブランドに泥を塗ったわけだ。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/11/29(木) 15:13:12

原作でも、吉兆なの？
最初の花見のシーン、嵐山の吉兆でとらしてもらってるから、
それつながりで船場吉兆というせりふが２回映画のシーンに
でてきたのだと思った。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/11/29(木) 15:14:26

BSハイビジョンで録ってたやつをみた

いやー面白かったっす。
どうせ地味で眠気を誘う文芸ものだと思ってたけど、どんどんひきこまるた

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/11/29(木) 17:02:48

http://translate.google.com/translate?hl=ja&sl=en&u=http://eatcosmo.exblog.jp/&sa=X&oi=translate&resnum=4&ct=result&prev=/search?q=eatcosmo.exblog&hl=ja&lr=&rlz=1T4SUNA_jaJP241JP241&sa=G

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/11/30(金) 10:55:35

>どうせ地味で眠気を誘う文芸ものだと思ってたけど、どんどんひきこまるた

さすが横溝映画の巨匠だけあって、次に何が起こるかミステリなんだよね

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/12/02(日) 04:30:50

>>72
いや別に汚点では…ｗ
吉兆が超一流の料亭であったのは事実だから。
リッツホテルとかみたいなもんだ。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/12/04(火) 03:56:33

桂小米朝その3
http://hobby10.2ch.net/test/read.cgi/rakugo/1158162979/

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/12/04(火) 10:57:12

本当に素晴らしい映画だけど音楽が酷いのが難点

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/12/04(火) 21:24:10

音楽もいいと思う

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/12/06(木) 22:53:03

なによりも選曲が素晴らしい映画です。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/12/07(金) 22:44:18

>>80
そうかなあ？
妙子が雪子の爪を切ってるシーンなんて、
本当に綺麗な音が流れてると思う。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/12/09(日) 10:25:08

あの頃クラシックをシンセでやるってのがもう当たり前すぎたから酷いっていうのがいてもしょうがないと思う。
でも好きだけど。レコードでサントラ持ってるけどＣＤ出てないのかな。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/12/17(月) 03:00:31

伊丹十三出てましたけ？
細川俊之でしたっけ？
なんか印象的だったんだけど。
もう一回観てみよう

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/12/19(水) 11:31:03

伊丹十三はでまくりだろｗ

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/12/21(金) 00:41:11

>>85
細川の関西弁は酷すぎる

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/12/24(月) 17:59:49

岸恵子と伊丹十三の夫婦がかわいかったなぁ。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/12/25(火) 07:20:53

昨日ＤＶＤで見たんですけど、これって吉兆の物語じゃないんですよね・・・？
ただ『吉兆』というフレーズが出てくるだけで。
店を手放しただどーだってセリフがあったような気がしたんで。。。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/12/26(水) 19:10:50

こいさんの入浴シーン、あれはストーリー上意味があったのかな？
俺にはかなり意味があったけど

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/01/07(月) 19:56:04

タイトルのところでかかる音楽、「竹取物語」と同じですね。
なんて曲だろ？

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/01/08(火) 00:12:48

〉90
マジレスすると、原作に出てくる。
恋人に死なれ、自堕落な生活の象徴。

92 · 2008/01/12(土) 20:26:06

原作読み返したら入浴シーンは、恋人に死なれるより前に出てきてた。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/13(水) 18:59:27

ただいま市川監督の訃報に接しました。
心より哀悼の意を表します。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/13(水) 19:00:48

｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡

【訃報】日本を代表する映画監督の市川崑さん死去、92歳　
「細雪」「犬神家の一族」など[02/13]
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1202895874/

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/13(水) 23:35:29

好きな映画だなあ・・・

ラストのプラットホームでの見送りシーン。
頬を染めた泣き顔の吉永小百合の肩に
そっと手を置くエモやんがいいんだよな。
この映画のエモやん、自分はありと思う。
台詞が殆どなくて、あの背の高さが画面に良く映える。
それにしても、あのシーンの吉永小百合の美しさといったら。

ヘンデルのオン・ブラ・マイフをシンセでってのは
好き嫌い分かれるだろうな。自分は嫌いじゃないけど。

この映画見ると、平安神宮の紅しだれを見に行きたくなる。
実際は混み混みで、
人が少なくなった、閉館間際の夕暮れの逆光に染まる
満開の桜の美しさなんて
とても堪能できないんだろうけど。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/14(木) 12:59:07

結局これがコンの最高傑作になったということかな

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/14(木) 12:59:14

>>96
これのシンセ大好きだよ。
江本もハマリ役！

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/14(木) 17:53:39

>>97
いや、市川崑の最高傑作は
中井貴一主演の新しい方の『ビルマの竪琴』だろ

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/14(木) 21:12:34

細雪で話されている大阪弁（船場言葉？）が大好きであこがれる
残念ながら関西人じゃないので自分には使えない

船場言葉が使える人、ここに書き込む時、細雪の世界の言葉で書き込んでもらえませんか？

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/14(木) 21:26:54

ＮＨＫ衛星で追悼番組で細雪だそうです。
良いセンスしてるじゃないか。１８日夜放送。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/14(木) 21:28:47

>>101
貴重な情報感謝です

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/14(木) 23:31:25

衛星映画劇場
「細雪」（１９８３年　東宝制作）
BS2
2月18日（月）
午後9:02～11:23

午後9:00～9:02
「市川崑監督をしのんで」を放送します

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/14(木) 23:33:35

>>100
そないな事を言われても・・・

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/15(金) 00:08:37

>>104
大阪の人ですか？　おおきにw

16 名前: 名無しさん＠お腹いっぱい。 Mail: sage 投稿日: 2007/10/22(月) 18:03:20 ID: UFdOuNbs
重の家のおかみ、またまた正論をおおきにだす。
糸子のだーれも共感できへん理屈はもうたくさんだす。
そのおかげで周りの人間がどんだけふりまわされてるかわからへんのやろか。
へ理屈言う前に一人前の芸妓になりなはれ。
とうさんは前編では話のわかるお人やったのに・・・

以上の言葉も船場言葉らしいのですが
細雪の言葉とはどんな違いがあるんでしょう
ただ上流階級と庶民の違いだけ？

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/15(金) 00:48:52

「勉強は何が好き？」
「英語？フランス語？」

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/15(金) 03:03:15

「あたし、Ｂ足らんやねん、注射器持ってくるよう、言うたって」
「お春どん、御料さん、注射しはるでぇ」

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/15(金) 14:41:42

「あのひと、ねばらはったなあ」

雪子の爪を切ってるシーン
めちゃめちゃ吉永小百合が綺麗

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/15(金) 18:34:44

>>108
「粘っただけのこと、あったなあ・・・」

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/15(金) 20:01:21

岸恵子さんが着ていたグリーンの着物。
最高に綺麗でした。

いくら位するのやろ？
庶民には手が出ない価格である事は間違いないわな。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/16(土) 11:58:47

何でエモヤン？

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/16(土) 16:36:21

>>111
明らかに一人だけ異質な佇まいだったでしょ？
それまでどんな見合いの相手にも首を縦に振らなかった雪子がすんなり承諾する事に
説得力を持たせる為には、あれくらい違う種類の匂いをさせる風貌が必要だったんだと思う。
雪子が「何故」承諾したのかは描かれないけど、エモやんだけ「種類が違う」のは明確だった。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/16(土) 19:55:56

>>111
まず「阪神のピッチャーだった」とか、
「実際どんな人柄か」とかを忘れること！ｗ

ふつうに黙って立たせると、なぜだか
二枚目で背の高い、そして決して女を裏切らない、
穏やかで教養ある人物にみえるｗ
市川崑マジック恐るべし・・・

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/17(日) 01:22:28

撮影は北浜の吉兆本店前でもした（今のフランス料理屋、シェワダの隣）。

小米朝が枕に良く使ってた。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/17(日) 10:26:10

>>114
それはどの場面ですか。
けいぼんがこいさんにタバコをねだるとこ？

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/17(日) 22:50:28

>>110
うろ覚えですが、着物代に、
３億円かけたと聞きました
（８０年代前半、
バブル前の３億円・・・）

このスレを立てて本当に良かった！
皆さま、本当に有難うございます

明日の夜９時は、
実況でお会いできたら嬉しいです

BS実況(NHK)
http://live24.2ch.net/livebs/

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/17(日) 23:27:30

>>55
亀レスだが・・・
戦前だからと言ってもキウイはあったんじゃないの？
少なくとも同時代の東京じゃ大抵のものが手に入ったわけだし。

＞もし、そういった部分の考証がなされていなかったのならば

「細雪」じゃないが、市川監督の映画には明らかに時代錯誤な
車が出てくるんだよな。昭和一桁台の時代に昭和３０年代のバスとか、
形だけはクラシックな感じのするロンドンタクシー(オースティンFX4)とか。

市川監督は車に興味がなかったのかな？

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/18(月) 02:26:33

他板の関連スレ

【訃報】映画監督の市川崑さん死去　９２歳
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1202894501/
【訃報】日本を代表する映画監督の市川崑さん死去／92歳　
代表作に「ビルマの竪琴」「細雪」「犬神家の一族」など★2
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1202943415/
【映画/テレビ】巨匠・市川崑監督追悼
NHK・TBSなどで相次ぐ特番、劇場に反響
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1203263397/

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/18(月) 12:47:56

>>117
マタタビの実の代わりかと思ってた。
船場あたりだと確かに手に入りそうだな。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/18(月) 17:25:17

「細雪」、この映画で最も淫靡なシーン、
それは石坂浩二と横山道代の“絡み”！

**作家・橋本治** · 2008/02/18(月) 19:52:35

>>120
手を重ねて・・・エロい

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/18(月) 22:37:15

民放は犬神なんだね。センスないね。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/18(月) 22:47:09

２００６年版をもってくることにセンスがない。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/18(月) 23:39:16

細川俊之も異質だったよな

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/18(月) 23:42:07

BSで見終わった
いいな～やっぱり
桜と女優はきれいだし伊丹と石坂は出しゃばらずにうまいし
衣装と建具と調度は本物だし
女中二人は笑えるし

奥さんにして一番怖いタイプはゆっこちゃんだと思う
佐久間の幸子姉さんはホントかわいげのある女だと思った

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/18(月) 23:42:52

実況ログ
「細雪」＠ＢＳ２

【市川崑監督を】　　細雪　　【しのんで】
http://live24.2ch.net/test/read.cgi/livebs/1203293980/
【市川崑監督を】　　細雪　　【しのんで】その２
http://live24.2ch.net/test/read.cgi/livebs/1203338850/

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/18(月) 23:51:35

実況で恥ずかしながら初めて見たよ
スゴイ傑作で驚いた。見せ場の連続でドキドキしっぱなし
見終わった後も興奮しまくり。朝早いのに上手く眠れるか心配
手間隙かけた四季の風景はもちろんだけど
室内の恐ろしく決まった構図やカメラ、陰翳礼讃な光源にしびれまくりでした。
もちろん主演女優達含め脇に至るまでの名演技。小百合さんの大根ぶり
大スターならではの貫禄だね。変に上手いと大スターにはなれないよね。何演じても
一緒なところが大スター
後、トニー・レオンが石坂浩二なのは新たな発見だった。最後のシーンとか

ただヴァンゲリス調のすこしうるさい音楽は８０年代か、今の自分にはちょときつかった

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/18(月) 23:59:42

監督はヴァンゲリスが好きだったみたい。
この何年か後の映画では「炎のランナー」を真似てくれ、
みたいな事を作曲の人に頼んだとか。
細雪の音楽は自分もちょっとうるさく感じるけど、
原曲が大好きなんで相殺かな。
ラストの小料理屋のシーンは何度見ても美しい。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/19(火) 00:04:38

石坂が秘密の宝物失った子供みたいに泣いてる小料理屋のシーン、いいよね
白石加代子ってたったあれだけのシーンなのに
すんごい存在感でびっくり
お盆もったまま座るあの足の演技はうなったよ

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/19(火) 00:07:37

>>30
実況に橋本治氏がいたよw

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/19(火) 00:16:03

＞秘密の宝物失った子供みたいに
この表現はうなずかざるを得ないｗ
白石は良かった、石坂の孤独感がいや増す感じで。
加減を間違えると劇薬になりかねないが

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/19(火) 00:28:13

>>131
毒でも煽りたい気分だよ

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/19(火) 00:32:13

最後の方で、岸恵子が「三松のキモノ」を広げてくけど
あれは「三松の宣伝」ではありません！ｗ

この映画に出てくるキモノは
昭和初期のキモノを時代考証して、
いちからデザインして作ってます。
オートクチュールです

つまり、キモノを広げてく場面の為だけに、
あれらのキモノを作った・・・

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/19(火) 00:36:20

素朴な質問
それらのキモノは映画終了後どこへ？

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/19(火) 00:44:51

幸子さんが着替えるシーンで赤い着物みたいなのにカメラが寄っていくシーンが
初めの方と終わりの方で二回出てくるんだけど何か意味あるの？

あと微妙にずらして挿入される白黒や新聞のやたらサスペンスフルなカットバックは何故？
話知らないから変に混乱したんだけど

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/19(火) 01:46:21

しかし、BS実況は酷かった、中年が威張りちらしてキモ過ぎた、なんだありゃ
病気なんだろうな

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/19(火) 01:55:31

124 名前：衛星放送名無しさん投稿日： 2008/02/18(月) 21:12:42.88 ID:rTl7b8q1
いよいよ感動のオープニング。
日本映画史上空前絶後の美的センスあふれるオープニングが！！
130 名前：衛星放送名無しさん投稿日： 2008/02/18(月) 21:13:03.38 ID:rTl7b8q1
びーるやのんまｃしょｋあ？
150 名前：衛星放送名無しさん投稿日： 2008/02/18(月) 21:14:04.13 ID:rTl7b8q1
>>138
それが市川クオリティ
出直せ
156 名前：衛星放送名無しさん投稿日： 2008/02/18(月) 21:14:25.75 ID:rTl7b8q1
とんでもないところから文字が出てくる
市川クオリティ

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/19(火) 01:56:35

242 名前：衛星放送名無しさん投稿日： 2008/02/18(月) 21:21:46.21 ID:rTl7b8q1
>>232
顔洗って出直せ
市川昆からフィルターはずしたら市川昆じゃなくなる。
322 名前：衛星放送名無しさん投稿日： 2008/02/18(月) 21:27:54.32 ID:rTl7b8q1
>>312
市ね
うるさいなあ
355 名前：衛星放送名無しさん投稿日： 2008/02/18(月) 21:31:17.19 ID:rTl7b8q1
>>312
３０年かけてて・・・ｗ　お前幾つよｗ
で無職？ｗ

辰雄さんとお前の合同法要してやる。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/19(火) 01:57:08

427 名前：衛星放送名無しさん投稿日： 2008/02/18(月) 21:38:22.33 ID:rTl7b8q1
>>388

士族が帯刀解かれて商人になったんだよ。
うちも北海道の氏族だったからよくわかる。

440 名前：衛星放送名無しさん投稿日： 2008/02/18(月) 21:40:05.90 ID:rTl7b8q1
>>430
でも国連大使やってるからなあ。
ソフトバンクとどっちがいいんだか・・・
449 名前：衛星放送名無しさん投稿日： 2008/02/18(月) 21:41:15.99 ID:rTl7b8q1
>>442
間違えたｗｗｗ
樋口可南子と間違えたｗぜんぜんちがうじゃん、と自分突っ込み

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/19(火) 01:58:15

508 名前：衛星放送名無しさん投稿日： 2008/02/18(月) 21:48:49.31 ID:rTl7b8q1
>>487
蒔岡家ね。
うちは明治でやめたよ？それで商家になった。
人が死ぬたび遺産争いで戦争状態。
576 名前：衛星放送名無しさん投稿日： 2008/02/18(月) 21:57:30.10 ID:rTl7b8q1
>>564
わるかったなｗ
うちが北海道の士族で。
754 名前：衛星放送名無しさん投稿日： 2008/02/18(月) 22:13:51.16 ID:rTl7b8q1
>>738
KY

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/19(火) 01:58:47

780 名前：衛星放送名無しさん投稿日： 2008/02/18(月) 22:17:22.29 ID:rTl7b8q1
>>144
バカすぎｗ
シンセだからいいんじゃねえかｗ
安っぽい頭だな　いちいち
790 名前：衛星放送名無しさん投稿日： 2008/02/18(月) 22:18:47.70 ID:rTl7b8q1
>>785
ﾌﾟｯ
801 名前：衛星放送名無しさん投稿日： 2008/02/18(月) 22:19:51.47 ID:rTl7b8q1
>>789
ゆとりすと

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/19(火) 02:04:31

キチガイをBS実況に輸出してくんな

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/19(火) 02:12:14

43 名前：衛星放送名無しさん [sage] 投稿日： 2008/02/18(月) 21:03:12.04 ID:SCttmkIJ
来たぞ
が、実況なぞには参加しない
46 名前：衛星放送名無しさん [sage] 投稿日： 2008/02/18(月) 21:03:36.07 ID:SCttmkIJ
>>45
無学者
791 名前：衛星放送名無しさん [sage] 投稿日： 2008/02/18(月) 22:18:57.28 ID:SCttmkIJ
>>785
ドンパチ映画でも見て両手たたいて見てろ
967 名前：衛星放送名無しさん [sage] 投稿日： 2008/02/18(月) 22:37:24.17 ID:SCttmkIJ
>>937
密閉できない風呂場哀れ

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/19(火) 02:12:23

>>134
さあ・・・
三松で保管とか？

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/19(火) 02:16:34

ID:rTl7b8q1
ID:SCttmkIJ

みたいなやつを増殖させた映画だな

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/19(火) 02:19:48

市川崑監督を偲んでの映画特集の実況でこの振る舞いだからな

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/19(火) 02:27:03

他板の自分の気に入らないレスをわざわざこっちに貼付けて
スレ汚しする奴って迷惑以外何ものでもない
もうこないでね

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/19(火) 03:55:15

>>147
わかった・・・毎日来ます

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/19(火) 11:19:46

>>135
着替えのシーンは意味まではわからないなー

後のは四女の妙子と奥畑の啓ぼんの過去の駆け落ち騒ぎのフラッシュバックかな。
二人はすぐ連れ戻されるのだけど
新聞に報道された上、妙子と雪子の名前が取り違えられて載ってしまうのね。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/19(火) 13:51:26

石坂浩二が幸子と話しながらちらっと雪子の帯をさわるシーン
そして、その様子を姿見越しに幸子が見るシーン。すごいなあと思った。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/19(火) 14:12:12

>>135
>>149
推測に過ぎないんだけど
羽織を脱ぎかける一瞬その赤い裏地がアップになるのは
初めの頃の長女と終わりの頃の次女だよね
裏地には蒔岡家の家紋（下がり藤？）がバーンと入れてあるところから
上二人の責任ある立場と家に対する思い入れの強さを象徴的に表現してあるのかなと思った
二人共婿養子もらって蒔岡家の本家分家の立場に対して
下二人の妹はお嫁に行くから蒔岡家の人ではなくなるよね

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/19(火) 19:11:02

上本町の本家で一堂に介して
妙子の事件に関してのやりとりのシーンは
いったいどんな意図があったのでしょうか？
不自然な説明めいたセリフの応酬、
しかもほぼ全員が立ち上がってのやりとりは

すごく強引で違和感を覚えました。
あのエピソードは別のやり方で自然に挿入することも
可能なはずなのに、あえてああいう撮り方をしたのは
いったいどういう狙いがあったのでしょうか？

最初から最後まで原作ファンとしては
がっかりするような出来映えでした。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/19(火) 20:04:33

仙道敦子が出てたって気づかなかった。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/19(火) 20:12:21

ふんふん言ってたのがそう？

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/19(火) 20:20:52

>>154
うん

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/19(火) 20:34:06

>>155
さすがに初ういしいなぁ。セリフは「ふん」だけでも美しい履歴。

>>151
家紋は意識しなかったなー
意識しなくてもストーリーの理解に支障は無いけど
頭に入っていると登場人物像の厚みが違ってくるね。
いかにも崑的、としか見てなかったｗ

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/20(水) 08:44:44

>>151
なるほど！

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/20(水) 10:28:54

やはり吉兆というせりふはこの映画の品格をおとしたね。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/20(水) 11:25:31

>>158
確かに、今度の報道のイメージは強烈だったよね。

自分はアレとはあまり結びつかなかったな、
一緒に見てた家族は「吉兆」のセリフの度に笑ってたけどｗ
映画で描かれた他のもの同様、
消え去った文化、引き継がれなかった伝統のひとつとして、
ちょいサビの効いた小道具のひとつに感じられたよ。
よもや製作時には思いもよらなんだ事だろうけどｗ

ついでに、作中でああもさらりと
「吉兆＝高級料理」と描かれるイメージがあったればこそ、
今の吉兆がああも駄目になるまで経営出来たのかと納得した次第。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/20(水) 19:51:11

しかも船場吉兆で思い切りビンゴだったね。
原作だと吉兆じゃなく播磨なんだけどね。
1930年創業の吉兆じゃまだまだ駆け出しって感じで
たいした地位もなかったんだろうね。
「料理は播磨かつるや」って原作では書かれてる。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/20(水) 22:30:40

大奥総取締り？　三宅邦子さんの存在もお忘れなく！！
ここのシーンは何度見ても楽しみ。
画面が締まるなぁ！

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/21(木) 00:10:53

あー、言われるまで気がつかなかった、三宅邦子だった・・
小津で散々見てたはずなのにｗ

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/21(木) 02:28:30

見合いの席で、戸棚からウィスキーを出してきて雪子に勧める東谷。
みるみる内に顔を輝かせていく雪子、
その顔を見て安堵の表情を浮かべる幸子、
泣き出しそうな顔の貞之助（しかもピンボケ！）、
三者三様のリアクションがいいね。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/21(木) 09:31:22

>>127
初見を恥ずかしがる必要は全く無～い！
自分は何十回もＤＶＤで観てるけど
その都度、違う場面で泣いてるｗ
号泣するときすら、よくあるｗ

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/21(木) 11:21:20

BS2 で見ました！このスレは音楽の評価が低いのね。俺は、良かったと思う。

あと、娘が俺には二人いるのだが、もっと欲しいなぁ。。。と思った。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/21(木) 13:08:38

http://www.utsukushiikimono.jp/kimono/

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/22(金) 03:04:07

「まぁ、この人、不思議に華やかな綸子縮緬の友禅のものが似合うなぁ、優美や」

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/22(金) 15:40:15

勿論借り物や提供だろうけど
着物と宝石で７億だとか聞いた気がする

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/22(金) 16:06:53

>>168
>>116
>>133

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/23(土) 19:26:02

初見でした。当時の女優たちの年齢にびっくり！岸は５１歳、佐久間４４歳って綺麗過ぎ！
やっぱりこの二人は上手いね～、艶っぽいし。
吉永も役柄としては一番捉えどころがないというか神秘的では？
刹那的だと思えばそこはかとなく強烈なエネルギーを隠し持っていたりする女性。
こんな吉永を観たのは初めてだった。
とにかく日本美の極みのような映画でした。で石坂の女好きは「おはん」に続くのですね。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/23(土) 19:26:30

初見でした。当時の女優たちの年齢にびっくり！岸は５１歳、佐久間４４歳って綺麗過ぎ！
やっぱりこの二人は上手いね～、艶っぽいし。
吉永も役柄としては一番捉えどころがないというか神秘的では？
刹那的だと思えばそこはかとなく強烈なエネルギーを隠し持っていたりする女性。
こんな吉永を観たのは初めてだった。
とにかく日本美の極みのような映画でした。で石坂の女好きは「おはん」に続くのですね。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/23(土) 23:07:31

>>160
当時はまだ船場吉兆はありませんw

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/24(日) 01:35:52

小説の舞台となった当時の金持ちの嗜好として、
着物は裏地にまで凝り、家紋などを入れるのが流りだったそうな。
冒頭の花見のシーンで、四姉妹が歩く姿をカメラに収めようとする通行人が居て、
あれは確か原作にも出てくる描写で、それ程彼女たちは着物共々美しく輝いていたと言う証し。

あと吉永小百合演じる雪子は、原作でも何を考えているのか分からない毒を秘めた女として描かれていて、
幸子の娘の悦子が飼っていたウサギを気味悪がって、こっそり足の指で耳を摘む描写もあったかな。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/24(日) 02:01:04

>>173
原作を読んでいませんが出演者全員ハズレなしと言うくらい満足しました。
あと吉永さんはああいった役を更に昇華させて行ったら又別のタイプの女優さんになったかも知れないと思いました。
＞気味悪がって、こっそり足の指で耳を摘む・・・
う～ん、エロチックな怖さが谷崎文学らしいですね。原作を読んでみたいと思います。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/24(日) 05:31:39

じゃあ原作は読まない方がいいかも。
原作ファンとしてはキャスティングに不満も残るし、
また貞之助をああいう風に描かれてショックでした。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/24(日) 11:15:11

原作はほとんど船場の商家の風俗描写が多い。

しかし谷崎先生は足フェチだったんだよなあ。
万事色好み、食三昧、着物贅沢。
若い頃、何ヶ月も祇園に居続けて、迎えに来た友人を人質にして
逃げて、結局金払わないでバックレた谷崎先生はすごい。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/24(日) 13:22:29

>>175
そういわれると益々興味がｗ
キャスティングへの不満の件と原作の貞之助ってどんな人物なのですか？

>>176
原作ではそーなのですかぁ。足フェチｗ男性は女性のなま足が好きかな？ｗ
爪切りの場面、雪子（吉永）が貞之助から視線を外さず、そっと裾で足を隠すってところ、
恥ずかしながら萌えてしまった自分ｗ
あの時代だからこそのエロチィシズムですかね

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/24(日) 15:01:54

>>177
原作の貞之助は単に幸子の夫って感じ。
雪子に特別な感情なんか抱いたりって風には描かれてません。
また井谷ともあんな会話を交わす仲でもありません。
個人的な希望だと鶴子は佐久間良子、
幸子が岸恵子の方がピッタリくる。
佐久間良子と岸恵子の年齢を考えれば無理ではあるけど。
ちなみに原作だと鶴子が一番好きなんですよね。
ちょっと天然で四姉妹の中でも浮いていて
他の三人からネタにされるような感じで。
原作では他の三人ほど登場しませんけどね。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/24(日) 17:52:13

祇園で遊んだことがあるんだが、着物の蹴出しのあの赤い襦袢の
裳裾の乱れがたまらんのよな。
祇園では節分に舞妓13歳14歳くらいの子がぶっとい太巻きすしを
ほうばるしぐさがこれまたエロチックなんや。
わしも金あったら2000万円くらいで旦那はんになるんやが。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/24(日) 20:44:00

>>178
あっ！どうも有り難うございます。そ～ですかぁ、岸さんと佐久間さんのキャスティングが反対ということも考えられるんですね。
鶴子が三人にネタにされるほど天然が入っているとは知りませんでした。
なるほど、佐久間さんは雰囲気的にもあっているかもしれないですね。
貞之助は映画的にも監督が石坂さんありきでその方向へもっていったのでしょうかとも。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/24(日) 20:53:07

>>180
小生、金欠の若輩者。一度で良いから遊ばせて頂きたいものです。
それにしても「太巻き寿司」ってｗこりゃもっとエロチックｗ

**１８１** · 2008/02/24(日) 21:03:23

>>179
アンカーミスしてすみません。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/24(日) 21:45:32

>>179
エロティックなバイアスを入れてみたかった
みたいなことを市川監督が語られてました。
原作だと姉妹の容姿については
鶴子、雪子が和風、幸子、妙子が洋風、
って大別されているんですよね。
特に幸子は雪子の見合いに同席すると
雪子が霞んでしまうぐらい見た目が華やかなので、
くれぐれも地味な装いをしてくるようにと
念押されたりしています。
雪子は雪子で清楚な純和風の美人って描かれてますけど。
岸恵子さんってすごく洋風な顔立ちだし
やっぱり幸子って感じがしてしまうんですよね。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/24(日) 22:28:11

鶴子の役、はじめは山本富士子にキャスティングされてたんですよね。
結局、山本が断って、岸恵子に回ってきた。（結果的に、岸は良かったけどね）
実は以前にも市川さんは山本に断られている。
「病院坂の首縊りの家」の主役。山本が断ったので、佐久間良子にその役が回された。
いずれも断った理由は、舞台があるからというもの。
でも本当は・・・・

ヒント：映画はアップがあるでしょ

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/24(日) 23:29:46

山本富士子も勿体ない事をしたと言うか馬鹿だよねぇ。
確実に新たな代表作になってたのに。
最近の山本富士子は白塗り＆リフティングでスゲー事になっている。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/25(月) 22:27:44

>>183
映画では本家の女中が雪子に対して
「こちらの御料さんと分家の御料さんが似てて、雪子とうさんとこいさんが似てる」
みたいな発言があったよね。

確か原作では鶴子と雪子、幸子とこいさんが似てる、という内容になっていたと思う。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/26(火) 13:55:33

新東宝版「細雪」では、「船場吉兆」なんて台詞は出てこなかったから、
市川・東宝版で「船場吉兆」の台詞が出てきたときには可笑しかった。
脚本で入れたなあと思った。時代設定を無視してるけど。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/26(火) 16:41:36

船場吉兆が制作費の一部負担してるんじゃないかな。
白雪も不自然に背景よく写ってたのもそれ。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/26(火) 23:04:20

>>185
山本富士子の場合代表作になるかならないかの問題じゃなくて
映画界に対する意地とか覚悟の問題だろそれを簡単に馬鹿とか言うお前が馬鹿

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/26(火) 23:15:05

>>178
原作の貞之助も明らかに雪子に
恋をしてるのだが…

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/27(水) 02:47:07

貞之助は谷崎の分身だから

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/27(水) 05:42:53

>>190
どう読んでも恋なんかしてませんよ。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/27(水) 14:16:29

ということは原作での描写は曖昧なのかと想像してしまう

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/27(水) 15:58:07

>貞之助は谷崎の分身だから
それなら、なおさら恋してる描写なんか入れないのでは？
幸子は松子夫人、雪子は実際に彼らと同居していたその妹が
それぞれモデルなのだし。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/27(水) 18:57:14

でも谷崎は最初の嫁の妹に懸想して、嫁を佐藤春夫に譲ったりしてるじゃん

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/27(水) 20:28:37

>>189
185は永田ラッパが山本富士子に対して行った非道な行為を知らない幸せなお坊ちゃんなんだよ。
莫迦な餓鬼は放っとけ。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/27(水) 21:09:19

>>196
kwsk　プリーズ

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/27(水) 21:27:27

市川監督自身は貞之助が雪子に恋していた
といった読み方はしていなかったようですね。
映画化の際に独自のアイデアとして
そういう関係を織り込んだと語ってました。
エロティックな緊張感を醸し出したかったらしい。
また、原作は映画のように華やかでも艶やかでもありません。
だいたい雪子の下痢がおさまらないまま
東京に向かうってのが原作のエンディングですから、
映画や舞台の「細雪」のイメージしかない人には
驚くようなエンディングなんじゃないでしょうか。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/28(木) 01:03:36

観るたびに、チョイ役だけど「ええなあ～」と思う、白石加代子と小林昭二。
小坂一也は、三谷昇にやらせてほしかった。
それじゃ金田一シリーズか。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/28(木) 07:02:36

「我という人の心はただひとり　われよりほかに知る人はなし」
谷崎先生の短歌であります。
初期の耽美悪魔的小説を読むと、100年前によくこんな危ない小説が書けた
と驚く。