>>113
真田風雲録は加藤泰監督の傑作の中のひとつ。
(沢島忠は監督を断ったらしいが)

もともとは、安保闘争をテーマにした舞台劇。
ミュージカル、SF風味(忍者の超能力合戦とか)、青春の光と影、
かっこよく生きてかっこよく死にたいという若者の栄光と挫折等など。
1時間30分の間にいろんな内容がぎっしり詰まっている。

佐藤慶は、そんな大阪冬の陣と夏の陣のドンチャン騒ぎを
ひとりだけ客観視している人物。最後までクール。
他人の心を読める猿飛佐助もこの人の心だけは読めない。
「心をうごかさなきゃ、こっちだって心を読めませんよ」ってな感じ。

でお、最後の最後に・・・とにかく多くの人に見て欲しい。
DVD化してほしいな。

>>114は、あのノリについていけないと言っているが、
それは114がアホだからだと思う。