>>362-363の新聞記事が、結局「映画は社長が会社の金を着服して作った」というのは風説だった
ということを裏付けている件について。

手形の期限が昭和49年11月、小倉はすぐ返済するつもり云々というコメントから、
融資の要請があったのはどうみても映画が公開予定だった昭和49年4月より後。
今までの流れで、小倉寿夫が社長に就任したのは映画が完成し公開直前の昭和49年3月31日
だから、そもそも社長が金を着服して映画製作というのが時系列的に出鱈目なことは
突っ込まれていたが、これでさらに駄目押しだ。

さらに、「映画完成→小倉寿夫社長就任→東宝系公開中止→融資要請」という流れからして、
東宝系公開中止というアクシデントが融資要請をもたらしたことは明白。
ところが>>362はこう書く。

>本当の「情報操作」とは、『氷雪の門』が幻となった最大の要因は某氏の不祥事の余波
>だと知りながら、それを「ソ連大使館の異常な圧力により封印された」などとごまかし、
>某氏の復権を図ろうという手合い(誰?)のやっていることである。
そもそも東宝系公開中止となった後に、手形問題が生じているのに、映画が幻となった
最大の要因は某氏の不祥事の余波だとは、時系列の時点で滅茶苦茶。

それから、そもそも小倉社長の話なのに>>362はいずれにせよ三池代議士は「灰色高官」だと、
三池代議士の話に摩り替えている。
情報操作けしからんと言っている当人がこんなことをやっているのでは世話ない。
この様子では引用記事についても、よもやということもあり得るので、近いうちに念のため道新縮刷版を
確認する。