>>507
それはどうかな?
勝四郎君はたまたま運良く素晴らしい侍に出会い彼らを尊敬するが、
それは勝四郎に見る目があるとかではなくて、
単純に良いもの・素晴らしいものに惹かれるという若さからの正直な感性、
そしてそれと隣り合わせの危うさを表現していると思う。

危うさの部分は志乃との逢引に象徴されているし、
「あなたは素晴らしい人だ」のシーンなんかは赤面無しには見られない。
ああ、自分にもあんな若い頃が在ったなあ・・・と。

もちろん、そんな正直さが勝四郎君の魅力であるのは言うまでもない。