原作者のキング本人が脚本書いた「シャイニング」のドラマ版を
観たんだが、なんか新藤脚本と似てると思った。
キューブリックの映画版とは真逆の、端整で理詰め的で、
かつ会話主体の、いかにも小説家が書いた脚本だな〜って
思ったんだが、そこが新藤脚本と共通してる。
丁寧すぎて、映画版と違ってドラマ版には熱烈な支持者が出なかったのも同じで、
新藤作品って脚本の完成度は高いけど、熱心な信者って
あまりいないし。

何が言いたいかというと、新藤兼人って、映画監督よりも、
小説家の才能の方があるんじゃないかと思ったり。