新藤監督作品を米で初の上映
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201103270012.html

広島市佐伯区出身の新藤兼人監督(98)の映画「原爆の子」が、
監督の99歳の誕生日の4月22日から米ニューヨークで上映される。
米国での一般上映は初めて。原爆投下国での反応が注目される。

革命家ゲバラを熱演し、カンヌ国際映画祭で主演男優賞を受賞したベニチオ・デル・トロさん(44)が、
新藤作品を10本選び、「新藤兼人回顧展」を企画。「原爆の子」はオープニング作品として、
監督の代表作「裸の島」とともに最初の1週間、ブルックリンのBAMシネマテークで集中的に上映される。

回顧展は5月5日まで。「原爆の子」「裸の島」のほかに「第五福竜丸」や故杉村春子らが出演する「母」、
最新作「一枚のハガキ」などが上映される。