>>202
すごく以前の買い込みだけど、このシーンはおれも大好き。
大滝秀治は昔から「初老のオッサン」という感じだが、
このときの町工場の工員という設定がぴったり。

ロケ地のことですが、個人的な印象だと、
東邦生命ビルが移るシーンと、線路脇の公園は別の場所だと思います。

このシーンを勝手に考えると、
  高層ビルが建ち並ぶ都会の片隅にあるうらぶれた町工場。
  線路脇の小さな公園で出所した弟との再会する。
  電車の音がうるさい四畳半で安ウィスキーを酌み交わす中年の兄弟。
といった演出意図があり、それに応じた場所を集めて構成したのでは?

下町の軒の無効に東邦生命ビルが見えるシーンは、北新宿あたりか?
線路脇の公園は、新大久保か、高田の馬場あたりか?

そんな気がします。