内田裕也作品にはハズレがない、という触れこみで
ミニシアターで再演されていたので観に行った。

その時代の息吹を知らないはずなのにリアルに感じたのを覚えている。

ちょうど生まれた年の映画だから、なんとなく過去の出来事で片付けていたことが、

こんなに熱を帯ていたなんて驚いた。
キナメリさんの視点を必死に追ってこの時代の様々な衝撃を
体の奥から感じた映画だった。

この映画で初めて北野武さんが凄い人物だと感じた。


赤目四十八の内田さんにキナメリの面影を求めようとしたけど
無理だった…凄い役者さんやね。