高知市民です。上映の時間割が、25日(土)現代人/気違い部落/悪女の季節/もず
26日(日)本日休診/現代人/バナナ/好人好日だったので、25日は気違い部落からスタートしました。
観客は20歳代らしき人も2〜3人いて、やはり60・70歳代が中心。全部で90人弱といったところです。

『気違い部落』(昭和32年)△
ユーモラスでアイロニカルな部落の人々の生態記録、という感じで観ていたら、
いきなりシリアスになって最後は登場人物の主張(?)で〆てしまうのがなんだかなあ、と思いました。
森繁の解説で始まって、ドライな感じで面白く観られそうだ、と思ったのに……。
上映前にフィルムが傷んでいるので音声や画面が途切れることがある由注意がありましたが、
ブツブツと頻繁に切れ、そのせいか、ストーリーの流れが少しわからないところがありました
(勝手に補完してむりやり理解していましたが)。
上映時間が134分とありますが、上映終了時刻が予定より10分近く早かったと思います。
ということは10分程度観られなかったということですよね……。
なお、団塊の世代と思しき男性が「大学時代に観たときピンとこなかった。
だから何十年ぶりに観れば感想も変わると思ったけど、やっぱり今日もピンとこなかった。
言いたいことはわかるんだけど」と一緒に観ていた友人と話している声が聞こえてきました。