>>61
ご教示有り難うございます。たしかに、非戦とは少し違うかもしれませんね。あの
時点では、学問に励むことこそが富国強兵だった、ということでしょうから。
その後の朝鮮云々まで含めると、話がまた微妙になってきますね。相当に日本の近代
史の評価については悩まれたでしょうね。

でも、非戦にも見えるように書いた、と思いたい。そう解釈しないと、時代に取り残され、
覚悟を決めて自害した榎木孝明と対照的に、後年の慶應で希望に満ちて講演をする諭吉、
それを目が見えなくなった仲村トオルと、寄り添う南野陽子がじっと聴き入るエンデ
ィングの感動につながりませんから・・・。