今日の読売夕刊に記事が出てるね。笠原の著書によると、
黛が「これは非常に巧みに作られた左翼映画だ」と語ったのに対し、
山本薩夫は「非常にうまく作られた右翼映画だ」と言ったと。

東條を好意的に描いているから、公開当時は左翼からの批判のほうが多かったそうな。
時代もあるかな。

「プライド」も東條にスポットをあてていて、今の時代なら冷静に見られるかとおもいきや、
幸か不幸か「つくる会」騒動の只中だったんだよね。