>>122
ありがとうございます。

プログラムビクチャア崩壊後のヤクザ路線の三つの流れで

1『日本の首領』シリーズ、『日本の黒幕』『制覇』『修羅の群れ』『最期の博徒』
−−−実在のヤクザをモデルにした大作。実録路線よりヤクザ側に寄る。
2『冬の華』−−−現代の設定で失われた男の中の男を描く。
3『総長の首』−−実録路線で支持を得たチンピラ達を戦前の設定で描く。

『総長の首』は中島さんの反抗性がよく出た傑作だと思う。
戦前の浅草を舞台に大陸浪人、ヤクザ、肺病病み、朝鮮人、娼婦らアウトローの
夢、無念、激情がよく描かれていた。
この流れは以降途絶えて、実在のヤクザをモデルにした大作の1路線で
ヤクザ映画の活力は途絶えた。