TO ラジオ関東さん。
見ましたよ〜、26日フィルムセンターで!!

いゃぁー、よかった。途中から涙が止まりませんでした。
昔の映画、特に邦画って、最初に出演者とかのクレジットが出るでしょ。そして最後はいきなり「終わり」の表示で、すぐに会場が明るくなってしまったので、涙を拭って気持ちを落ち着かせるヒマがなくて・・・。ハンカチで目を拭いながらうつむいて退場しました(笑)。

30年近く前、学生時代に見て感動して以来、たぶん3回目ぐらいだと思いますが、やっぱり泣いちゃいましたねぇ。自分の青春時代への郷愁もあったのかもしれませんけど。
せつない、本当にせつない! 秋吉久美子が、学生運動の活動家という雰囲気ではないけど、でもいい味出してましたよね。佐藤祐介の親父や女中、それに神保美喜なんかもいい演技でしたよね。
ラスト近く、シャンプーやブラシを買いに行かなければ、うまく逃亡できたのに・・・。ああ悔しい!

とにかく、私の青春時代の記念碑的な作品であり、今も心に息づいている映画のひとつです。山根成之といえば、まずこの作品を推しますね。

今年は松竹110周年。またどこかで上映してくれないかなあ。