>>352
数学科卒です。

数学ですね。
「サインコサインタンジェントくらい高卒なら知ってるでしょ?」
よりは難しい質問だとは思います。

理系の人がする質問としては、
「俺こんなことも知っているけど、いまいち理解してないし、有用性もわかんない。知ってるだけ〜」
みたいな意味でしょう。

個数というのは、1,2,3,4,...というものだから、無限にあるものは数えられません。
個数は無限というのが関の山。

あれも、個数は無限、これも個数は無限、一緒じゃん。ってとこ。

ここからは読まなくていいけど、続き。

で、無限をもう少し詳しく分類しようってことになって、
濃度(cardinalityの訳語だけど、食塩水の濃度とかとは全然別概念)っていうものを数学では導入していて、
それで比較すると・・・やっぱり、整数の濃度も自然数の濃度も偶数の濃度も一緒っていうのが答え。

なんでか・・・要は、偶数全体だって整数全体だって自然数全体だって、一列に順番に並べられるでしょ。ってこと。
一列に順番に並べられれば、1番目、2番目、3番目、となっているから、中身が自然数だろうが整数だろうが個数は区別つかないじゃん。
だから同じ濃度って感じ。
整数は、0, 1, -1, 2, -2, 3, -3,..とか並べれば一列に並ぶ。

どんなものでも同じ濃度だと意味ないけど、
有名なところだと、実数全体というのは、自然数より真に濃度が大きい。つまり、
自然数より実数はとってもたくさんあるって感じなことは知られています。