小保方氏の実験環境は「犯罪人扱い」 「STAP現象」検証実験リーダーが批判

「予想をはるかに超えた制約の中での作業」と小保方氏が振り返る、「STAP現象」検証実験。
相澤チームリーダーは小保方氏の実験環境が「犯罪人扱い」だったと振り返り、「科学のやり方ではない」と批判した。

 小保方氏が声明で述べた「予想をはるかに超えた制約」が具体的に何かは明らかになっていないが、
相澤氏によると、専用実験室では「物の出し入れも自由にできず、ディスプレイがないため細胞塊のデータの
解析も自分ではできず、ほかの人にゆだねるしかない」などの制約があったという。

 相澤氏は19日の記者会見終了後、部屋から退出しかかった後、「言いたいことがある」と戻り、マイクを取って、
小保方氏の研究環境について以下のように批判・謝罪した。

 「小保方さんの検証事件を、このように立ち会い人を置いてやるのは科学のやり方ではない。科学のことは
科学のやり方で処理をしないといけない。このような実験をしてしまったことに、検証実験の責任者としてすごく
責任を感じる」

 「このように犯罪人扱いしたような形で科学の行為を検証することは、あってはならないことだと思う。
そのことに関して、検証実験の責任者として深くおわびを申し上げるとともに、責任を感じています」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1412/19/news124.html