BI1人あたり月10万円×12カ月×1億3000万人=年間156兆円

国と地方の税収を考えると、ギリギリできそうな気がする規模だけど、
金額が10万円と決められることで困る人たちも出てくる。

例えば、公立小中高校に通う子供は、教育費だけで月10万円近い税金を使っているので、
食費や住居費・光熱費に回すお金が残らない。

大病で手術や入院をした人は月100万円近い税金を使うこともあるので、
月10万円だと手術もできない状態に陥る。高額医療費の控除は規模が大きすぎるのでBIと両立しない。

教員や医者が税金を財源にしてどんどんお金を吸い上げるスキームは、
BIで抑制できるかも知れないけど、最低限の医療保険制度は残さないと大手術などができなくなる。

インフラ整備・防衛・保健衛生等に関しては、BIと関係なく財源を確保しないといけない。

BIの導入の代わりに我慢しないといけないのは、主に以下の2つ。

65歳以上の高齢者の(公費での)延命処置を止める。
小中高校を統廃合して80人学級を標準にする。