理系の研究というのは魔法ではない。素人が望むものをあっという間に作れるという性質のものではありません。
無関係、的外れと思われるような研究の副産物として、非常に有用なものが生まれたりします。自分には関係ないと考えて安易に否定することは危険です。
 ハタ迷惑については中身も様々ですが、ある技術が産業構造を変えてしまうということは過去にも多々ありました。
例えば家庭用電気冷蔵庫により、氷屋さんは壊滅的な打撃を受けました。
しかし、それを大きく上回る便益を社会に与えました。
 食糧自給率は低い。途上国の飢餓問題もなくならない。生命線である食糧について、たまたま今生産過剰だからといって軽視することは極めて危険です。
 原発に代わる発電システムというのは、渇望されています。事故前は、東電がやりますやりますと言ってサボりつづけていたようです。
なぜかというと、ソーラーなどが難しい上、原発がえらく儲かるからです。
 不必要な輸送とは、どんなケースでしょうか?本当に誰にとっても不必要なら、やめるべきでしょう。