地球温暖化の科学
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気候の安定化に向けて直ちに行動を!
− 科学者からの国民への緊急メッセージ −
平成19年2月2日
国民のみなさまへ
気候が急激に変化している。この気候変化が人為的温室効果ガス排出によるものである
ことは、科学的に疑う余地がない。このままの排出が続けば、人類の生存基盤である地球
環境に多大な影響を与えることも明白である。
このようなことに、科学者はこれまでも強い懸念を示してきたし、気候の安定化に向けた
行動を各界に呼びかけてきた。科学の検証プロセスには多くの知見の集積を必要とする
ため、科学者の警告は慎重であったし、「低炭素社会」への転換に向けた社会の変革も
なかなか進んでいない。その間に、気候の変化は見えないところで進行し、近年になって、
それが顕在化した。気候システムには慣性があり、さらに悪化してから手を打ったのでは
安定化は極めて困難である。今回発表された、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)
の第4次評価報告書では、気候変化における人為的原因が再確認され、同時に、地球
規模での雪氷圏における変化などは予想以上に速く進みつつあることが確認された。
さらに、このままのペースで排出を続けると、人類はこれまで経験したことのない温暖化
した時代に突入する。限りある自然の吸収力を考えると、温室効果ガスの排出を現在の
半分以下にまで削減しないと気候は安定化しない。
気候変動による悪影響が危険なレベルを越えないためには、温室効果ガスの削減を
直ちに開始せねばならない。科学の結果を直視し、気候の安定化に向けて、国民が一体
となって「低炭素社会」の実現に向けて行動し、世界が共に行動を開始することをより強く
呼びかけていくべき時が来ている。このことを、気候変化を研究する科学者として再び
強く訴えたい。
http://www.env.go.jp/earth/ipcc/4th/message_main.html >>260
>日本は温暖化対策費に過去8年で20兆円も使っているが、こう言う無駄遣いは止めて
>水害対策などに使えば立派な堤防が幾らでも作れますよ。
温暖化対策費がどのように使われているかは知らないですが、たとえば
そのお金が日本の研究者に支払われているとすれば(さすがにそれは
ないけど)お金は国内に向けて支払われます。
国全体としては差し引きゼロ。日本全体のお金は減らない。
堤防を作る場合は、作業員の給料は国内支払いですが、重機を動かすための
石油は海外支払いなので、その分日本のお金が減る。
もちろん、僕は実際の内訳は知らないし、上記の話は大ざっぱな話ですが、
簡単な図式としてご理解いただければと思います。
ハコモノ事業の問題はそこにあるわけです。
堤防ならまだしも、高速道路やリニア、巨大都市を作るために必要な資源・
エネルギーの輸入、そして完成後にもそれを運用するためのエネルギーが
継続的に必要になります。そして日本の支出は増えていく。
古いビルを壊して新しいビルを建てるのも、同じく海外支払いを増やしてしまう。
どうしても作りたいのであれば、エネルギー効率の良い物に代替するほうが
望ましいです。
遮熱性の良い建物、エネルギー効率のよい輸送機関などなど。
しかし、そういったハード面よりも東京一極集中をやめるとか、とりあえず
要らんモノを作らない、必要最小限で済ませる方が経済的です。 >>259
>日本経済の活性化になってますよ。オリンピック特需とか国土強靱化計画で土木事業も好調。
国債使って政府がバンバン公共事業を発注すれば、一時的に経済は良くなります。
国債のお金がゼネコンに回り、労働者などの給料にもなり、皆の消費が増え、
他の産業も潤う。
しかし、お金の一部は資源・エネルギーコストとなり海外に支払われていく。
トータルに見れば、日本のお金は減っていく傾向だ。
そして国債のカネは返さなければならない。どうやって返すかというと、
将来的な税金増であって、要するに我々の世代の贅沢のツケを次の世代に
回そうということになります。 >>259
>あと資本主義国では生産過剰になっても別に困らない。売れないければ生産を縮小すれば良いので。
総生産量=一人あたりの生産量×生産人口
とします。
総生産量を減らすために、生産人口を減らす、つまりリストラをすれば良い。
ただ、その結果失業者が大量に出る。
では時短をして一人あたりの生産量を減らせばワークシェアになり、失業が
出ない。
ただし、それによって給料は下がるという問題は残る。それで生活できるのか、
という問題が起きる。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています