おもしろ科学コンテストttp://www.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/8004206811.html
高校生が理科の実験や数学の筆記試験を通して科学的な思考力や発想力を競うコンテストが、
松山市で開かれています。
このコンテストは、高校生の科学的な思考力などを養うために愛媛県教育委員会が開いたものです。
会場の愛媛大学には、県内の予選を勝ち抜いた3人一組の30チームが集まりました。
コンテストでは、化学と生物の実験と数学などの筆記試験を行い、合計点を競います。
このうち化学の実験では、「水溶液に溶けたアンモニアの体積を求めよ」という課題が出され、
生徒たちは、用意された8つの器具と3種類の試薬を使って実験に取り組みました。
開始の合図と同時に分担して作業を進め、試薬がオレンジから黄色に変色する様子を真剣な表情で観察し、
解答用紙に答えを書き込んでいました。午後は、数学と理科の筆記試験が行われることになっています。
化学の実験を担当した県立東温高校の兵頭英樹教諭は「子どもの理科離れが進んでいるとよく言われるが、
実験などを通して理科や数学への関心を高めてもらい、将来的に科学の道に進む人材を育てていきたい」と話していました。