>>377

【日本史(2005年〜)】
●「《小泉内閣》 「郵政選挙」で勝つために「IQが低い有権者」(B層)に絞って「強いPR」を計画・実行 」(2)
<出典1> https://news.kodansha.co.jp/5214

「『B層』という言葉は、広告会社が作った言葉です。
 2006年の「小泉郵政選挙」の前に、自民党が「スリード」という広告会社に「メディアを使って選挙戦をどう戦うべきか?」という分析をさせました。
 そのときの企画書では『国民がA層、B層、C層、D層に分類されました』。B層とは「マスコミ報道に流されやすい、比較的IQが低い人たち」で、「具体的なことはわからないが小泉純一郎(氏)を支持する層」、と定義されました。
 スリード社は、『この「B層」に絞ってPRを行うことで、選挙戦を戦うべきだ』と分析しました。」
「その企画書には、『どうやって無知な人間を誘導して、郵政民営化がプラスになると思わせるか?という戦略』が赤裸々に書いてあります。」

「当時スリード社の『孫請け』として、PR用のパンフレットを制作した中川■一郎さんに、今回インタビューを行いました。
 そのパンフレットは『テリー伊藤氏と竹中平蔵大臣が登場するもの』。」

<中川氏>
「当時、単に「郵政民営化がバラ色の未来をもたらすということを書いてくれ」と言われたので、「はい、書きますよ」と。それだけです。」
「その頃「B層」というものをオレはそこまで知らなかったんですよ。
 まさか『この社長がバカ(B層)を誘導しようとしている』とか、『そのためにテリー伊藤氏を使った』とかもね。
 あくまで編集をやる人間として(スリード社から)呼ばれただけという認識だったんです。」

「このとき始められた『小泉政権のマーケティング戦略』、それは今でも、自民党のイメージ戦略等として次々に企画され続けています。」

<出典2> http://tetsu-chan.com/05-0622yuusei_rijikai2.pdf (←『郵政民営化・合意形成コミュニケーション戦略(案)』(有限会社スリード、2004年))