【日本史】【科学】
●「皇国史観(日本史)」と「自然科学」の関係について
 →《現在、地震や津波の発生原因は「海洋プレートの沈み込み運動」のためという説が有力。》
 →《これを前提とすると、「皇国史観」に基づく政治は、説得力が弱まるのかもしれない?》

(1) 「自然科学」の立場
「地質学(プレート理論)では、「日本列島」は、「ユーラシアプレート」の東端および「北アメリカプレート」の南西端に位置する。
 『これら2つの大陸プレートの下に「太平洋プレート」と「フィリピン海プレート」の2つの海洋プレートが沈み込む運動によって、大陸から切り離された「弧状列島」になったと考えられている』。

 日本列島は「始新世(5,600万年前 - 3,400万年前)」頃からその原型が形成され、「中新世(2,300万年前 - 530万年前)」に「日本海」が形成されて「ユーラシア大陸」から分離した、と考えられている。」

<出典1> https://ja.m.wikipedia.org/wiki/日本列島

<出典2> https://ja.m.wikipedia.org/wiki/プレートテクトニクス
(2) 「皇国史観(日本神話)の立場」
「「日本神話(古事記・日本書紀、等)」には、「国生み」という神話がある。これは、日本の「国土創世譚」である。
 「国生み神話」ともいう。
 『「 イザナギ」と「イザナミ」の二神が「高天原の神々」に命じられ、「日本列島」を構成する島々を創成した、という物語である』。

<出典> https://ja.m.wikipedia.org/wiki/国産み