>>138
「うちの製品だよ。わかるだろ」部長が言う。確かにどれもうちの製品番号だ。
「一番高い注文入れた奴がマッチョを好きにできるのさ」
「そんな・・・」俺は言葉を失う。

「△F−9△00、一式!!」小柄な老人がビットする。会場がどよめく。

△F−9△00は電顕だ。100万や200万の代物じゃない。
この会場でマッチョをいいようにするためだけに、それだけのものを注文する
のか?!

「△F−9△00、△F−9△00、他にありませんか?」
ピエロ=次長が会場に声を掛ける。さすがに誰も応じない。ハンマーが叩かれる。
「本日のキャストはあちらの紳士がお買い上げになりました!」

老人が舞台に上がる。
円形の舞台は先ほどの噴出劇の時から半回転する。
マッチョは会場正面にちょうど真横を見せて四つん這いになっている。

老人はタキシードのズボンを脱ぎ、下半身を露出される。
しわだらけのシメジのような陰茎が垂れている。
懸命にマッチョの肛門に擦りつけているが、一向に充実する気配はない。

老人は振り向き、お付きの者らしい黒スーツに手を振る。
黒スーツが舞台脇により、老人に何かを手渡す。ベルト付きのディルドーだ。
老人はそれを腰に巻きベルトを停めて固定する。

ディルドーの先端、亀頭部は大人の握り拳ほどもある。