最近の企業はこのテーマをずっと堂々巡りしている
僕が思うに残業を減らすことや労働時間を減らすことは今の日本のシステムだとかなり難しいことだと思うし、必ずしもそれがいい影響を与えるわけではないと感じる
まず戦後の日本を思い出してほしい、高度経済成長・モーレツ社員と比喩されていたころの日本は明るい方向へと向かい日本は輝きを放っていた、パワハラやセクハラなんて今に比べると身近でなかった時代である
ところがバブルがはじけ日本は急激に闇の時代へ突入した、この頃から労働時間と待遇の悪さへの不平や不満が強くなり始めた
そして、2000年代にはニートなどの言葉が流行して、本格的に日本は冬の時代へと突入した
そんななかで日本は今、労働時間を減らし健康的に働こうという考えにとらわれはじめ、労働時間も減らそうとしている
一見聞こえはいいが、負担がかかるのは誰だろう?犠牲になる人は必ず出てくる、みんながみんな幸せなんてありえない
例えば教師である、教師は生徒の進路と人生を預かる若くして名ばかり管理職のような職業だ
教師の残業時間を減らしたらどうなるだろうか結果は火を見るより明らかである、定時で帰る教師、部活も全く見ない教師、そんな教師は生徒は誰も信用しないし先生とはいえないだろう
企業もぶち当たったことのない問題であるし、この問題は社会全体で本当にしっかり考えなければならない問題であるだろう