西日本の某市の上級職採用試験に合格し、市役所で勤務している男
性(25歳)は自身の境遇についてこう話す。

「勤続4年目になるのに、月の手取り給与は今でもギリギリ20万円
です。外食なんて高嶺の花なので、職場の仲間との飲み会はもっぱら
家飲みです。ただ、田舎なので夜11時過ぎるとバスもない。かといっ
てタクシーにも乗れず、1時間近くかけて歩いて帰るのが習慣です。
ちなみに隣接した政令都市に就職した大学の同期に聞けば、ぼくの
給与と2割近い開きがある。自治体によって、地方公務員の給与格差
はかなり大きいと思います」

 また、この男性によると、薄給のあまり婚活も満足にできないと
いう。「SNSで知り合って2か月ほど交際していた女性に、収入につい
て告げた途端、『え!? 大人の男の人なのにそれだけしかないの!』
って絶句され、音信不通になりました……。公務員と結婚して安定し
た家庭を築きたかったんでしょうけど、年収300万円台と聞いて『話が
違う』と思ったんでしょうね」