>>56 の 。ことしか考慮していない。
の内容について。C-C やC-O, C-Hとほぼ同じ結合エネルギーのO-H 結合に関する総説。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/radioisotopes1952/29/8/29_8_401/_pdf
3.2節参照。
C-C 結合に対する紫外線照射の研究から、C-C結合切断された後の反応(式7から9)は、
切断された -H 部に一番近い位置にある化学種が最初に結合し、
これが基底状態になる程度のエネルギーならば基底状態の化学種になるけれども、
所持しているエネルギーが多ければ、電子を失って、別の化学種に変化する
ということが見当ついている。
このエネルギー分布は(分布関数名忘却)であるので、一意的(化学量論的)に特定の物質が生成するわけではない。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%96%E5%AD%A6%E9%87%8F%E8%AB%96
どうしても確率論になる。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/yukigoseikyokaishi1943/23/3/23_3_213/_pdf
の図14を見てほしい。「光」という言葉があることから、この重合反応はラジカル反応であることが理解できる。
時間経過とともに、突然主反応が発生しそして終了し、最後に終了反応が行われる。
「水素の生成」では、H-Hを作ることから終了反応のみを求めているが、現実には、ラジカル同士がぶつかって巨大分子化する重合反応となりやすい。
しかし、放射線の場合には、そのエネルギーが極端に多いことから、生成したラジカルが切断してしまうなんてことも起こる。
そして重要なこと、
線量の少ない穏やかな条件下での反応は「もう実験をやめて反応しないとする」位の時間がたった時に、どっぜん生成物が大量に表れてくる。
忘れたころに各種健康被害が現れる(例、癌:照射直後は発症せず50-70代になって発症)という現象につながる。