>>50
>光子と電子の生体影響は基本的に同じだよ。

光子によって発生した二次電子について以下の情報がわかれば
>>46 のベータ線との組み合わせで考えることも可能でしょう

・光子により発生する二次電子の数(ベクレル相当の単位系で)
 →これは外部環境(とくに環境放射線量)に左右される数値と思います
・二次電子のもつエネルギー

ECRRにおけるファントム放射能と、二次電子は同じものと思われますので
発生頻度は原子番号の大きな元素ほど高くなると想定されます

生体影響が違うというのは、影響を受ける範囲と密度の違いです
・ガンマ線は人体をほとんど素通りし、極一部が吸収され二次電子放出
 吸収される場所も人体全体に分散し、局所的ではない
・ベータ線は人体内で全てのエネルギーを吸収される
 ベータ線の飛距離は1センチメートル未満で、非常に局所的に多くの分子に電離作用を及ぼす

議論がかみ合わないのは、私は光子の影響をガンマ線が人体に及ぼす影響として考え
電子の影響をベータ線が人体に及ぼす影響として考えているのに対し
あなたは原子模型で二次電子が当たる場合と、ベータ線の電子が当たる場合で考えているからです

原子模型で二次電子が当たる場合と、ベータ線の電子が当たる場合で考えれば、違いは見えてきません

放射線物理を理解されているなら、放射線生物学についても調べてみてください