古い書き方と新しい書き方、学閥による表記の違い(文部省式、日本化学会式、なんたら化学会式等)がありますが
可逆反応の場合には、両側に矢印のとがっているほうが向いていて物質名が記載されている 場合で、
不可逆反応の場合には、矢印のとがっているほうが向いていて記載されている物質名だけが生成されます。
中高生向け、あるいは、tca回路が公知である読者層向けの記載では、可逆反応と不可逆反応の記載を飼料略するときがあります。
http://www.sc.fukuoka-u.ac.jp/~bc1/Biochem/tca_cycl.htm の一番下を見ると
6番から9番まで、2番と3番が並行反応になっていることに気が付くでしょう。
ここで、http://www.treatneuro.com/archives/5056 と比較します。
nadが不足すると、原料のオキザロ酢酸が不足します。クエン酸からオキザロ酢酸を生成する経路がありますので、オキザロ酢酸が生成します。
http://hobab.fc2web.com/sub4-Fatty_Acid_Synthesis.htm
ここでイソクエン酸まで進みます。(このあたりが記憶があいまい)ここから、別の代謝系(多分グルタミン酸合成)に移動して、
αケトグルタル酸になって戻ってきます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%CE%91-%E3%82%B1%E3%83%88%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%AB%E9%85%B8
スクシニルCoA 濃度が上がるので、Δアミノレぷりんさん・ポルフィリン濃度も上がり重度のアルコール中毒につながります。
リンゴ酸は、(ミトコンドリア外で)オキサロ酢酸・グルタミン酸を経由して、αグルタルさんに戻ります。
http://hobab.fc2web.com/sub4-AST.htm
tca回路の原料補給(最初の反応に必要な物質を供給する)回路によって、nadが不足しているときの対応がなされています。
回路や短絡路名を忘れていまして、忘れていた部分を記載しなかったためにご迷惑を掛けました。お詫びします。