>>88
>身体から45cm離して、地表方向に検出部を向けると、その場の「空間線量」が測定できる。
>これが、取扱説明書の内容。だから、半径45cm、高さ1mの円錐中の線量を測定している。

まずこれが誤り。
エアカウンターは全方位からのγ線を感知している。
たしかにエアカウンターには指向性があるが
測定器背面(下方向)からのγ線のみを感知しているわけではない。
測定器背面から検知器に入射するγ線を最も感度良くとらえるが、
正面(上方向)からも、水平方向(左右前後)からもγ線をとらえている。
もちろん測定者の背後から身体を透過し検知器に入射するγ線もとらえる。
だからエアカウンターが半径45cm高さ1mの円錐中の線量を測定しているとするのは誤り。

ちなみに測定器背面(下方向)にテスト線源を置いた場合の値を10とすると
上方向では8
正面観0時の方向(水平前方)では8
正面観3時および9時の方向(水平横方向、右左)では6
正面観6時の方向(水平後方)では3
になる。

半径45cm高さ1mの円錐中の線量を測定しているとするのは誤りであるから
この誤りに基づく↓
>大気中の粉塵が0.03mg位付着すれば、BGの2倍ぐらいの線量になる。
も当然誤り。

そもそもBGの放射線が、ほとんど全部大気中の粉塵に由来するとすることが誤り。


(栃木県)が、エアカウンターの値のバラつきを真の放射線量の変化によるものと誤認したり
食品等の汚染さえも測れると誤認しているのは
そもそも前述の通り根本的な認識が誤っているためである。