>>84
水銀はいってるのは、USのNSFスタンダードの試験項目にはいってるからで、
工業排水処理を念頭においてるわけじゃないと思いますよ。
まぁ、水源の川の上流に工業排水垂れ流す施設がある事を想定してるのかもしれないけど、
あくまで、原水は、水道水想定。飲用水用の浄水器の測定レポートですから。

RO水を再度RO処理しても、大きくイオン濃度が減らないのは確かですけど
最初の処理の所で家庭用でも水圧が高ければ98%のイオン類の除去はできるわけで
>>56に書いたような除去効果は期待できるだろうと考えてます。
実際の実測データもそうなってますし。
ttp://reverseosmosis.wiki.fc2.com/wiki/%E6%94%BE%E5%B0%84%E6%80%A7%E7%89%A9%E8%B3%AA%E3%81%AB%E5%AF%BE%E3%81%99%E3%82%8B%E9%99%A4%E5%8E%BB%E8%A9%A6%E9%A8%93%E7%B5%90%E6%9E%9C?sid=0b3e5319a9c94c8f3e65f4c3e3d9eaa2

ところで>>84に書いてある水処理プロセスは一般的なRO浄水器の処理とは全然ちがう。
その「膜」って逆浸透膜なんですか?排水が出ないタイプの膜のフィルタのことではないんですか?

典型的なRO浄水器は
(1段目)セディメントフィルタでゴミとり
(2段目)カーボンフィルタで塩素などのガス状不純物とる
(3段目)上記2段目を繰り返してさらに採る
(4段目)ROエレメントを通して少なくとも3分の2は排水として捨てる。98%のイオンは排水へ。
(5段目) RO+DI式の場合は、ここで純水製造用イオン交換樹脂を通す。取りこぼしの2%を吸着
という処理プロセスです。

RO膜エレメントを、「有機物除去主目的」に使うというのは聞いた事がない。
そりゃ「有機物」もとれますけど、RO膜の前段にイオン交換処理するのは、
よっぽど、水道水のTDS値が高い場合だけであって、
日本水道では、そうそうあるケースではないはずです。

中空糸膜フィルタみたいな、出口が1つしかないフィルタとちがって
濾過で濾した不純物を排水とともに常に排出してますから、目詰まりがおきづらく
4段目のROエレメントは2,3年は持つ
5年もつケースも、割とあるみたいです。