ダライ・ラマいらっさ〜ぃ会見

【質問】法王の周った石巻では復興が進んでいるだろうが、
福島は放射能でそうは行かない。
確かに原発事故での死者はまだ出ていないとされているが、
人精神的にも豊かに過ごすべきである。
原子力エネルギー容認派のラマは、これをどう考えるか。と外国人の記者。

常に物事を見るときは全体的に見るべき。
例えば、原爆のような破壊的目的を持ったものはよくないが、
平和的な目的のためならば別な話し。
風力や太陽エネルギーは十分ではないかもしれない。
今後発展していく国にも豊かなエネルギーがなければ、貧富の差も広がる。
リスク管理の問題となる。
チェルノブイリ事故は対策が不十分だったし、
今回の津波の想定は甘かったかもしれない。
皆さんが原子力発電ないらない、というならそれはそれでいい、とラマ。

【質問】七尾さん。被災地で多くの方を励ましていただき、ありがとうございます、
と感謝の意を伝えた後
、「チベット、中東だけでなく、政府に怒りを感じた民衆デモが激化している。
今後の展望と、解決策をどう考えるか」、と質問。

パレスチナについて。あまりにも問題が大きすぎるので、ダライ・ラマ法王、ノーアンサー。