●抗酸化剤
プラスチックのうち特にポリプロピレンとポリエチレン(アミノ酸・タンパク質)は、紫外線(放射線)や加熱(崩壊熱)により、空気中(血液中)の酸素やオゾンと結合して過酸化物を生成する。
このときには、分子(核酸)の切断も起こるので、強度低下(螺旋構造のゆるみ)やひび割れ(染色体断裂)を生じる。
このようなプラスチック(ヒト細胞)の加工時(分裂時)や使用時(代謝時)の酸化を防止するために添加(摂取)するのが、抗酸化剤である。

抗酸化剤には、プラスチック(タンパク質)の一部と過酸化物をつくるのを妨げる作用を示すもの“フェノール系”と、生成した過酸化物を分解させてしまう“イオン系”とがある。

抗酸化剤は、少量(0.1〜1PHR)でよいが、使用にあたっては、上の二つの作用を示す抗酸化剤を併用することにより著しい相乗効果がある。
(実教出版「染料」より)


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