>>169
日蓮遺文「聖人御難事」の「余は二十七年也」は日蓮自身が建長五年の立宗宣言以来、
27年の間にさまざまな法難に遭ったことを述べた文であり、「戒壇の大本尊」のことではないし、
日蓮出世の本懐を述べた文でもない。

「戒壇の大本尊」出世の本懐論は、
大石寺歴代法主の中では大石寺56世日応(明治時代)が初めて唱えたもの。
それまでの法主は誰も唱えていない。大石寺の伝承でもなければ相伝でもない。

「戒壇の大本尊」出世の本懐論は、
大石寺56世日応、大石寺66世日達は肯定するが、
大石寺59世日亨と67世日顕は否定する。
歴代法主によってバラバラである。