私が現在この世界には、
善と悪とが混在していると、
主張する根拠は、
自分の事を考えれば、
すぐに理解できることです。

私自身あるときには、
善人のように考え、行動しますが、
あるときには、悪人のように、
罪に浸ることがあるからです。

刑務所に入っている罪人でも、
あるときには聖人のように、
考え行動するときもあるでしょう。

同じ一人の人に善と悪が
混在していることは、
自分を見れば明らかです。

何も複雑な理論を掲げている
わけじゃないんですよ。

そして、イエス様が
この世界に来た理由を
荒野のヨハネが
こう証言しています。

『このかたは、聖霊と火とによって
 おまえたちにバプテスマを
 お授けになるであろう。

 また、箕を手に持って、
 打ち場の麦をふるい分け、
 麦は倉に納め、
 からは消えない火で
 焼き捨てるであろう』

ここでヨハネはイエス様のことを、
彼は善と悪とを分離し、
善は神の国へ、悪は火の池に、
納めるであろうと証言しています。