栖雲老人は、野狐禅なのです。

大乗仏教では「真我」を否定しません。
例えば涅槃経で「常・楽・我・浄」の四徳が説かれますが
この「我」を区別して「真我」というわけです。

つまり凡夫の迷いから生じた我を「小我」
他教が説く我を区別して「神我」
実体はないけども、仮に名付けた我を「仮我」
如来の法身を意味する「真我」です。

で、初期仏教ではこの区別なく「我」はすべて「無我」「非我」と
否定されています。
ちゃんとお勉強されてください